最新 追記

TIP! on tDiary

2004|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|
2010|01|02|03|04|05|06|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|02|03|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|03|04|05|06|07|08|
2014|03|05|06|07|08|09|11|12|
2015|01|03|
2016|03|
2017|02|
2018|03|
2019|03|11|
2020|03|12|
2021|03|11|
2022|03|
2023|03|07|

特急湘南 時刻表 はこちら(最新:令和5年3月18日改正・20日運転開始)
湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2012-09-06(Thu) [長年日記] この日を編集

_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい:タイ・アユタヤの踏切警戒標識

タイ・バンコク在住の「泰緬隧道」様より、アユタヤ駅付近にある踏切警戒標識の画像を送っていただきました。
「きしゃにちゅうい」始まって以来初の海外標識です。
海外の踏切警戒標識といえば踏切を遮断する柵を模したものが多いようですが、タイにはかなりインパクトのある標識があったのでした。

Highslide JS タイ・アユタヤ駅付近 2009/12/5 タイの首都バンコクから北に約50Km程にある、古都アユタヤの駅南端の踏切付近で撮影された標識です。
「泰緬隧道」様も
これを見て、即座に「鉄道」を連想できるものでしょうか。
とコメントされていますが、確かに一目でこれが踏切警戒標識と思えるかどうか、私も自信がない(笑) もしかしたら農業用トラクターではないか?煙が出ているのでスチームトラクター?見方によってはジョージ・スチーブンソンの「ロケット号」のような黎明期の蒸気機関車に見えなくもない。右向きに走っています。
標識も珍しいですが、路上に数台見えている三輪車「トゥクトゥク」もまたタイらしさを感じさせてくれます。

Highslide JS タイ・アユタヤ駅付近 2009/12/5 「泰緬隧道」様によれば
 この「蒸気機関」デザインの標識はタイでも一般的なものではないと思います。右奥に踏切の現物がありますが、そちらには「柵」デザイン、「タンク機関車」デザインの標識がついています。
とのことで、最初の1枚はタイでも珍しいようです。右奥には確かに柵デザインの標識が見えます。しかしそのまた右、警報器の柱には日本でもありそうなタンク機関車が描かれた三角の標識が。こちらの機関車の向きは日本と同じく左向き。

Highslide JS タイ・アユタヤ駅付近 2009/12/5 (「泰緬隧道」様)
ちなみにタイ国鉄においてもタンクSLはとうに絶滅済です。テンダSLは「ほぼ動態可」のものが5両ほど残っていまが…。以前は一年に4回記念走行がありましたが、「故障」と称してもう一年以上走ってないし、次の予定も不確定なので、こちらも事実上絶滅なのかも知れません。同じ踏切で09年12月に撮った写真003を添付します。日本製のパシですね。


タイには戦中・戦後に日本のSLを持ち込んだり輸出したりしていたため、今でも日本型SLが残っているようです。最近はJRの中古車両の譲渡が結構あって、日本の鉄道ファンがタイに撮影に行くこともあるようです。

「泰緬隧道」様、ご報告ありがとうございました。

※GoogleMap/Earthで撮影地を特定できました。
より大きな地図で タイ アユタヤの踏切標識 を表示