※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2007-05-01(Tue) [長年日記] この日を編集
_ [Rail] 東急不動前駅:目黒方面待合室供用開始
不動前駅のホームに待合室を設置する工事が3月から行われていたのだが、今日帰宅時に目黒方面ホームに出ると被いが外されたガラス張りの待合室が出来上がっていた。工事中は一両目先頭のドア部分のホームが狭くなってしまい、ただでさえ人が固まりやすい場所*1だけに早く終わらないかと思っていたが、出来上がってももちろんホームがまた広くなるわけでもなく混みかたは相変わらず。明るい室内には誰もいない。入ってみようかとも思ったのだがあいにくすぐに電車が来てしまったので「初使用」はおあづけとなった。今はちょうど気候も穏やかで、待ち時間が短い時間帯だとわざわざ中に入ろうと思う人も少ないようだった。しかしこれから暑くなって待合室に冷房が入れば利用率も上がることだろう。私と入れ替わりに下車した女性が一人中に入って携帯で話し始めたが、そんな「携帯通話用ブース」的な使い方もあるようだ。なお、武蔵小杉方面ホーム中ほどの待合室はまだ工事中だった。
*1 この乗車位置が目黒駅の階段に近いので人が集まってしまうのだが、不動前駅のホームとコンコースを結ぶ階段の前でもあるためここが特に混み合う。
2007-05-06(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:S.K.I.P.号II(あるいはS.K.I.P.号2007)を見た
連休最終日、息子たちの退屈しのぎに逗子までドライブ。途中、江ノ電S.K.I.P.号の第二編成を見た。踏切待ちの際に車の中から通過する姿を見た、と言うだけであるが、咄嗟になんとか撮影したのが右の画像。連休中に「1501FがS.K.I.P.号になった」との情報をネットで見かけ、もしかしたら、の期待半分でカメラだけは用意していたのだった。ゴールデンウィーク期間中は江ノ電も併走する国道134号線も激しく混雑するのでわざわざ見に行く気も起きなかったのだが、この日は悪天候のせいか道も空いており、こんな形であっさり見ることができた。
白がベースの1001F S.K.I.P.号とは異なり、途中に白を挟み車体上部が水色、下部が緑。おそらく「空色と山並みの緑」なのだろう。その上に写真で沿線の名所がプリントされている。西岸良平氏の「鎌倉物語」から柔らかい色使いの絵をあしらった1001Fと比べてどうも雑然とした感じが先行してしまう。加えて空色と緑色がどうもあか抜けない。第一印象は今一つといったところだが、やっぱりこれから乗ったり見たりしているうちにだんだん好きになっていくんだろうか。MODEMOがNゲージで発売したらやっぱり買ってしまうんだろうな(苦笑)
一方、この時期にS.K.I.P.号第二編成が出てきたことで心配なこともある。S.K.I.P.号第一編成1001Fのことだ。登場は昨年4月1日だったがもともと一年位の運行予定だったようで、江ノ電の公式サイトにも「今年の車両は」といった表現があるところからも、そろそろ交代を予定していると考えていいだろう。現行「明治製菓号」1502Fが登場したときは「前任車」1201Fと3日間だけ「明治製菓号が二編成」となり、そのわずかな間に新旧明治製菓号の重連も実現している。
1001FがいつまでS.K.I.P.号の姿でいるのか、「S.K.I.P.号重連」は実現するのか、そしてS.K.I.P.号でなくなった時、1001Fはどんな姿になるのか。こちらもまだ目が離せない。
2007-05-09(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [misc][江ノ電][Rail][Home] 「VSE」「江ノ電」&スヌーピーの小田急百貨店オリジナルTシャツ
8日ごろ江ノ電で事故があったと聞きGoogleNewsで検索をかけたところ、思わぬプレスリリースが引っかかってきた。
日経プレスリリース:小田急百貨店、スヌーピーと「ロマンスカー」や「江ノ電」とコラボのオリジナルTシャツを発売[release.nikkei.co.jp]
息子たちの(そしてパパも)大のお気に入りであるVSEと江ノ電がファミリアブランドで出るとは思わなかった。小田急百貨店ならではの企画。早速妻に買ってきてもらった。長男がVSEデザイン、次男が江ノ電デザインである。
デザイン的には江ノ電のほうが分かりやすくていい感じ。VSEはぱっと見ではちょっと分かりにくいような。Peanutsの作者、チャールズ・M・シュルツ氏は既に他界しているので電車などが「直筆」でないのは当然だが、スヌーピーとVSEや江ノ電が違和感なく組み合わさっている。ファミリアのキャラクターである「ファミちゃん」との組み合わせでも面白かったかもしれないが、スヌーピーのキャラとロゴがあるおかげか「鉄道ネタ」とはいえ
なお、この商品は小田急百貨店(新宿・町田・藤沢各店)限定で販売期間は5/9〜5/22。値段は幼児用が大体3,000円前後だが、この値段は妻によればファミリアのスヌーピーTシャツの中でも比較的高価な部類に入るそうだ。
確かに。このTシャツ1枚の値段で、パパ用の「ユニクロTシャツ」なら何枚も買えちゃうぞ(苦笑)
*1 成人男性用はない。あったとしても私自身はさすがにこれを着る気はないが。
_ [Liner][Rail] 東海道線大混雑、湘南ライナー1号は10分遅れ
この日の夕方、辻堂で人身事故があった。退社時刻までに復旧はしたものの、東海道線は遅延しており品川駅もかなり混んでいた。ライナー1号は遅れて入ってきた11番線の東海道線熱海行きと同時発車。見ると熱海行きは超満員。積み残しもあったようだ。しばらく並走したが、ドアの間に隙間が見え、わずかに細い光の筋が入っている。一応閉まってはいるが、あまりの混雑で内側からすごい圧力がかかっていたのだろう。
ライナーはすぐ東海道線と別れ、横須賀線を経由して東海道貨物線を快調に走行。ところが東戸塚の手前で突然停車してしまった。車内アナウンスによれば
「戸塚駅付近で東海道線の電車のドアが閉まっていることを示すランプが消えました。このため停車して点検しています。」
とのこと。品川で見た「ドアの隙間」はやはり危ない兆候だったのだ。
5分ほどしてからライナー1号は運転を再開し、茅ヶ崎駅到着は約10分遅れであった。
2007-05-11(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Rail] 「録り鉄」の人を見た
ホームライナー小田原23号が藤沢駅ライナーホームに到着すると、ちょうど目の前に「録り鉄」の人が2人待機していた。一目でそれと分かるのは、ホームの天井についているスピーカーの音を拾うための、先端にマイクをつけた竿を持っていたからだ。鉄道趣味のジャンルとしては鉄道写真を撮影する「撮り鉄」がメジャーだが、おなじ「とりてつ」でもこちら「録り鉄」は鉄道関係の「音」を録音する方だ。大昔の「SLブーム」のときは蒸気機関車の音をテープに録るのが流行ったが、国鉄営業線上からSLが消えブームが去ってからはめったに見かけなくなった。それでも旧型国電の釣掛モーターの音や、新しいところでは新型電車のVVVFインバータ音を狙うなど、好きな人は新たなターゲットを見つけ地道に活動していたようだ。最近は駅の発車メロディが多様化したこともあってこれを狙う人を見かける機会が多くなったが、「録り鉄」復活といったところだろうか。でかい「デンスケ」*1を担いでいた昔と違って、録音機材も当然デジタル化による小型化・高性能化の恩恵を受けているようだ。
件の二人はタイミングよく二つ並んだスピーカーにそれぞれマイクを近づけ、狙ったフレーズを収めると見事な手際で竿をたたみ、「普通の乗客」に紛れてしまった。表情を見ると、一人はちょっと成果に不満だったらしい。
私は「録り鉄」分は少ないが、彼らの手際のよさは見ていて感心した。広い意味で鉄分の濃い仲間としては応援したい。
もちろん「声援」はしない。まわりで「余計な音を出さない」のが彼らに対する礼儀だろうから。
*1 「可搬型」テープレコーダー。可搬、といっても昔の「ショルダーホン」並みである。
2007-05-13(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail][Home] 母の日は江ノ電に乗って
ここ数年、「母の日」は妻を子供から解放する日、ということになっている。いつも子供たちの面倒を見てくれている妻と義母という二人の「母」に一日フリータイムを作るわけだ。今年も、二人でお買い物&外食に出かけていった。さて残ったパパと息子たちはどうするか。
長男は電車でどこかに行きたいという。天気もいいし、もちろんパパがこれを拒否するわけもない。次男も2歳になって、長男をはじめて江ノ電に乗せた(初めて「鉄」に付き合せた)年になったことだし、「次男江ノ電デビュー」とするか。
最初の目的地は稲村ヶ崎の鎌倉海浜公園。長男をはじめて江ノ電で連れてきたのはここだった。ベビーカーからおろすと、次男はしばらくは長男を追いかけて芝生の上を走り回っていたが、海が近いと知るとどんどん海岸のほうへ。公園の下は岩場で危険なので連れ戻すがそのたびに「そっちに行きたいんだ!」とばかりに大騒ぎ。最初に来たときもおとなしく公園の芝生で遊んでいた長男とはやはり性格が異なるようだ。それでも、お弁当を食べたり、長男と石碑*1の台座でかくれんぼをしたり、それなりに楽しんでくれたようだ。
その後長男の強い要望(≒パパの希望)もあり、極楽寺に移動。道路から江ノ電の車庫を見る。最近は次男も電車好きになってきて、踏切が鳴ると喜ぶようになってしまった。近所の東海道線の踏切でもそうだが、帰ろうとすると「カンカンカンカン!ゴー!」と言って「もっと電車見たい!」と主張する。大体の場合、一本余計に見せると納得してくれるのだが困ったものだ。誰に似たんだか・・・は言うまでもないだろう(苦笑)
何本か通過するのを見送って、今日のお出かけは終了。
妻は十分に母の日を堪能できたようだが、鉄分の濃い父子もまた十分に楽しんだ一日だった。
*1 逗子開成高校ボート部の慰霊碑。
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:1501F S.K.I.P.号IIに乗った。
稲村ヶ崎〜極楽寺間は1501F 「S.K.I.P.号II」*1に乗車。選んだわけではないがたまたまやってきたのでこれが初乗車になった。
車内は広告がすべて鎌倉世界遺産登録関係の青いものになっており、路線図もS.K.I.P.号専用と思われるものになっていたのが目を引いた。
はじめてみた時は違和感のあったラッピングもこの日何度か見るうちにかなり見慣れたが、さて、これからどのくらい親しみをもてるか。前面左下のナンバープレートの位置がラッピングの柄に重なるためか、ナンバー表記が右下に変更されている。元のプレート部分が盛り上がっているのでちょっと気になる点だ。ある新聞によれば二代目S.K.I.P.号の運行は2年間らしい。
一方、この日はついに初代S.K.I.P.号 1001Fの姿を見ることがなかった。営業線上はもちろん極楽寺の車庫でも外から見える所にはいなかったので、どうやら連休明けと同時に工場入場と思われる。次に出場した時はどんなデザインになっているのだろうか。
1001Fが「S.K.I.P.号2006」として走ったのは昨年4月1日から一年と約1ヶ月。二代目・1501Fの営業運転開始は5/28〜29頃と言われているので約一週間は二編成のS.K.I.P.号が共に走っていた訳だ。この期間中、果たしてS.K.I.P.号同士の重連は実現したのだろうか?
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:本日の編成
この日確認できた編成は以下の通り。--------------------------------------
藤沢← | →鎌倉 |
1201F | 1502F (明治製菓号) |
305F | 2001F (標準色・広告なし) |
10F | 2003F (白・産経新聞広告) |
1002F (20形風塗装) | 1501F (S.K.I.P.号 II) |
22F | 501F |
2002F (標準色・コカ・コーラ広告) | 21F |
※極楽寺車庫内:1101F (500形風塗装)
この日は江ノ島〜腰越間で接触事故があり、藤沢で乗車した列車は約5分遅れで運行していた。極楽寺車庫にいた1101Fが事故に関係したのかどうかは不明。
_ [Home] 母を想う力
帰宅して妻の帰りを待っていると、二階から長男が駆け下りてきた。ママが帰ってきたから真っ先にカーネーションを渡したいのだという。「いま、ピンポン、って鳴ったよね」 鳴ってないよ。パパずっと一階にいたけど、ママはまだ帰ってきてないよ。「えー、帰ってきたよ!」と長男は強く主張する。ほら見てごらん、まだ帰ってきてないから、と道路に面した窓のカーテンをあけるのと同時に、隣家の陰からタクシーが姿を現した。タクシーは窓の前で止まり、妻が降りてくる。
なんと言うタイミングのよさ!
「超能力」なんてものは信じてはいないが、ママに会いたい気持ちが強かった長男には妻の帰宅が予知できたのかもしれないな、とこのときばかりは思った。
2007-05-15(Tue) [長年日記] この日を編集
_ [misc] あってはならないこと
赤ちゃんポストに3歳児、厚労省局長「心配していたこと」[www.yomiuri.co.jp]赤ちゃんポストに子ども 熊本市の慈恵病院 [www.asahi.com]
熊本市の慈恵病院に設置された「こうのとりのゆりかご」に3歳〜4歳とみられる子供が預けられたという報道を見た。「こうのとりのゆりかご」はもともと新生児を想定していたようだが、3歳〜4歳となれば自分が置かれた境遇は認識できているだろう。一生置き去りにされた瞬間を覚えているかもしれないと思うと悲しい。我が家の子供たちとほぼ同じ年齢なのでなおさらだ。
この件で、厚生労働大臣など数人の閣僚が「あってはならないこと」とコメントしている。たしかに「あってはならないこと」だ。が、「あってはならないこと」は「起こりえないこと」ではない。また、起こったことが「あってはならないこと」であっても「なかったこと」にできるわけもない。この病院は「あってはならない」ことの結果として子供が死んでしまうことを防ぐための、ある意味「必要悪」ともいえる対策をあえて実行に移した。そして、少なくとも今回置き去りにされた子供は死ぬことはなかった。その事実を前にして、ただ否定的に「あってはならないこと」とコメントする姿勢には非常に無責任なものを感じる。
報道によれば厚生労働省の局長はこの件で「安易に子供を置いていってしまう場にされるのではと、心配していたことが起きた」とコメントしている。「こうのとりのゆりかご」設置に当たっては熊本市が厚生労働省に見解を求め、「違法とは言い切れない」との見解が出されている。「心配していたことが起きた」がどういう文脈で出てきたのかは不明だが、ここだけ見れば「ではなぜ最初に止めなかった?」といいたくなる。問題が発生したときあとから「ほらみろ、俺はそうなると思っていたんだ」といってみたところで、なんの問題の解決にもならない。むしろ、懸念事項があるならそれを明示し、積極的にその対策を検討する、あるいはさせるのが「仕事」ではないのか?
育児放棄や「置き去り」はたしかに「あってはならないこと」だが、「こうのとりのゆりかご」で救える命があるのなら、この施設を運営する価値はある。賛否両論あるようだが、私はそう思っている。
もうひとつ。
この施設の名前は「こうのとりのゆりかご」だ。
なぜマスコミの多くは「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」と書くのだろう。病院のつけた正式名称が「こうのとりのゆりかご」であるからには「こうのとりのゆりかご(いわゆる赤ちゃんポスト)」とすべきではないのか。この件については病院の地元誌熊本日日新聞(くまにち.コム[kumanichi.com]が2007/03/03付けで見解を明確にし、「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」で統一している。(Googleキャッシュ)一方ある大手全国紙にいたっては今日に至っても「赤ちゃんポスト」としか書いていない。なにか「認めたくない理由」があるのだろうか。
いつも毒にも薬にもならないネタを連ねている当TIP! on tDiaryだが、ニュースを見て二児の父として書かずにはいられなかった。少ないソースを見て感情的になって書いた文章なので、もしかすると事実誤認や読んで不愉快になる表現があるかもしれない。その点ご容赦願います。
2007-05-16(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Home] ツバメ営巣2007
帰宅前、電話で妻から「ツバメが戻ってきている」と知らされた。ツバメはすでに4月には飛来していたのだが、このときは下見だけでよそに行ってしまったらしくその後来ることはなかった。近所のほかの家で営巣を開始したツバメをうらやましく見ていたのだが、5月になってついに我が家での営巣が始まったわけだ。
帰宅すると、例年のように玄関先に巣材が散らばっている。見上げると、昨年破壊された巣が修理されており、ツバメが一羽きょろきょろしていた。昨年の巣より小さめだが、子沢山になったら手狭じゃないのかな?とちょっと心配している。
ここ数年、我が家のツバメは無事に巣立っていない。今年こそは、と願っている。
_ [misc][Rail] お茶のおまけ2種
相変わらず飲み物のおまけに弱い。どうしても欲しい、と思う物はめったにないにも関わらず、鉄道モノだとつい手を伸ばしてしまう。特にお茶の場合、必ず日に一本は飲むので「どうせ飲むんだから」と自己正当化してしまいやすい。近所のコンビニでは500mlのお茶各種が100円。冷静に考えればおまけに釣られて50円ほど高い買い物をしているのだから困ったものだ。そうして入手したおまけも大半が机の肥やしになっているのだからたちが悪い。
ここに掲載したのは最近入手したおまけ。どちらもNewDaysで買ったお茶についていたもの。赤い方は「爽健美茶」の「クリスタル新幹線携帯ストラップ」。鉄道モノでクリスタルというのは珍しいが、小さい上に形がどれも似ているのでパッと見でなに系新幹線なのかわからない。いや、新幹線だとすら認識できない*1。鉄道車両にとっての塗色はやはり重要なアイデンティティの一つだと再認識させられた一品。全4種らしいが見つけたのが遅かったので入手したのはJR西の500系とJR東のE2系の2種。中身が見えるとはいえ前述の通りパッと見で分かりにくいので、キャンペーン期間が続いていたとしてもコンプしようという気はあまりしなかった。鉄道好きな息子たちやろうかとも思ったが、裏面に大きく「対象年齢10歳以上」と書いてあるではないか。これで「机の肥やし」化決定。「対象年齢小学生以上」位でいいような気もするが。
緑の方はSuicaの利用促進キャンペーンの一環ということで例のペンギンがプリントされた缶バッジ。こちらはまだ添付が始まったばかりのようだ。
*1 それでも店頭でこれを見つけてしまった私がいうのは自己矛盾のような気もするが(苦笑)
_ [misc] 「伊藤園 朝の茶事」の誤算
さて、そのおまけの付いていた「伊藤園 朝の茶事」。JR東日本の関連企業である「株式会社JR東日本ウォータービジネス」[www.jre-water.co.jp]*1との共同開発商品ということなのだが、気になる表記が。
「純水化」?
溶け込んでいるミネラルなどの各種成分を取り除いてしまうのなら、わざわざ「谷川連峰の水」を使う必要もない。どこの水でも一緒、ってことになってしまうんではないかい?
*1 JR 東日本グループによる飲料事業展開(新商品発売)について [www.jreast.co.jp](※pdf注意)
「ウォータービジネス」って・・直訳すると「水商売」[ja.wikipedia.org]なんだが、いいのか?(w>JR東
2007-05-17(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [Liner][Rail] 京浜東北線事故・ライナー12号8分遅れ
茅ヶ崎駅に着くと改札前に人があふれている。東海道線が止まっているらしい。珍しく同時出社となった妻には「せっかく配信されている列車運行情報メールを読まなかったの?」といわれたが、朝は「列車が遅れていることを期待してゆっくり出る」なんてことをしている余裕などない。その上(ここが大問題なのだが)ライナーの運行状況は「列車運行情報」には出ない。ライナー12号がどんな状態にあるかは駅についてみないと分からないのだ。
「列車運行情報メール」によれば事故は京浜東北線川崎駅。並走している東海道線は直接影響を受けるが、ライナー12号はこの区間を通らないので影響が少ない可能性が高いと踏んだ。そして実際、東海道線は止まっているが、電光掲示板を見るとライナーホームの次の発車はライナー12号。ライナーのダイヤも乱れているならば10号やおはようライナー新宿が表示されているはずなので、12号は来る、と確信。
そして8時15分、12号接近のアナウンス。妻には東海道線が8時25分復旧予定であることを告げる。こんなときは復旧予定が分かるとずいぶん気が楽になるものだ。「列車運行情報メール」があるとやっぱり便利でしょ? 3分遅れで茅ヶ崎に到着したライナー12号に乗って出勤。途中、駅間で止まっている満員の東海道線を何本も追い抜く。品川付近で止まっていた電車はほとんどが「回送」表示を出していた。ダイヤの乱れはかなりひどかったようだ。
結局、ライナー12号の品川到着は8分遅れであった。
2007-05-19(Sat) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] 不人気? S.K.I.P.号 II
長男と次男を連れてえのすいに行った。行きは長男の希望で小田急3000形に乗る。帰りはこれまた長男の希望で江ノ島から江ノ電。タイミング良くやってきたのは1501F S.K.I.P.号 II + レトロ電車10F。すると、到着を待っていたやや高齢の観光客の一団から不満の声が。
「あらぁ、なんか広告の入った派手な電車が来たわ。江ノ電らしくないわね。」
いや、あ、あの、 奴はただの広告電車じゃないんですが・・・派手に見えるけど車体に描かれているのは沿線の観光地の画像なんですが・・・・向かいのホームに入っていたのがたまたま「江ノ電のイメージそのもの」の305Fだったので比較されてしまったこともあるだろうが、これでは「情報発信電車」S.K.I.P.号の面目丸つぶれである。
ところで長男、どっちに乗る?
「10がいい!」
初代S.K.I.P.号は大好きだったのに・・・S.K.I.P.号II、なんか不評みたいだぞ?
2007-05-25(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Home][Rail] 子連れで電車に乗るということ
山手線、ベビーカー引きずる 赤ちゃんら3人けが[www.asahi.com]周囲の人がすぐに非常ボタンを押したり迅速に対応してくれなければ悲惨な結果になっていたと思われるだけに、まずは軽傷ですんでよかった。
これは昨日起こった事故だが、以前にも同様に「電車のドアにはさまれて引きずられる」事故が起こったのを覚えている。ベビーカーの細いフレームや車輪が挟まっただけでは電車側では異物が挟まったと認識されず、発車してしまったのだという。このとき、ドアのゴムを硬くすることで異物の認識率を上げる対策をしたのだったが結果的に同じような事故が起こってしまったのは残念だ。「閉まりかけたドアにベビーカーで突進」なんてことは論外だが、普段なんでもない電車の乗り降りも子連れだとベビーカーの有無に関わらず意外と大変だったりもするので、十分に注意しなくては、と改めて思った。
ところで、「電車にベビーカー」というのはまだ意見が分かれているようで、ベビーカーごと乗せることをNGとする見解もかなり多い。ただ、実際にやってみると「片手で15kgぐらいの(おとなしくしているとは限らない)子供を抱き、片手に折りたたんだベビーカー」で電車に乗るのはある程度腕力のある私でも危険だ。少なくとも、揺れる車内でこの状態でつり革にもつかまらず安定して立っていろ、というのは無理な注文なのだ。ベビーカーにベルトで「縛りつけ」てブレーキをロックしておいたほうが自分も子供も安全だと思う。
もちろん、それも「空いていれば」の話なのはいうまでもない。子供と出かけるときは、できるだけ混む日・時間は避ける。場合によっては割高でも他の交通手段をとる。ホームで待つときも空いていそうな乗車位置を選び、たまたま来た電車が混んでいたら一本見送るくらいの余裕を持って行動する。いずれにしても、子連れのときはかなり時間と気持ちに余裕をもって出かけることとなる。私は自分の立てたスケジュールどおりに行かないといらいらする性格なのだが、妻に「子供と一緒ならスケジュールどおり行かなくて当たり前。目的がひとつでも達成できたらよしとしなきゃ。」とたしなめられた。その通りだと思う。
子連れで移動する側としては一応このくらいは意識して小さくなって電車に乗っていますので、子連れで乗車した家族がいたら温かい目、とまでは行かなくてもどうか冷たい目では見ないでいただきたい、と思う。 私が一人で電車に乗っているときに子連れ家族が乗ってくることもあるが、他人事とは思えないのでできる範囲の配慮をしている。自分の家族がこれまで配慮してもらった恩返しのようなものだ。
たまたま検索したら、こんな記事も見つかった。
ベビーカー受難の街[www.yomiuri.co.jp]
偶然にも、今回の事故のちょうど一年前の記事だ。
2007-05-27(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [Rail] 183/189系集約臨
また修学旅行シーズンがやってきた。ここ数日、ライナー12号が発車するのとほぼ同時に茅ヶ崎駅の東海道線下りホームを「国鉄カラー」の183/189系が通過していく。日光方面に向かう子供たちを乗せに行くのだろう。個別の学校ごとではなく、複数校をまとめて輸送を行う修学旅行用臨時電車を「集約臨」というのはつい最近知った。
この日、近所の踏切に差し掛かると数人の「撮り鉄」の方々が茅ヶ崎駅方面を狙っている。何か変わったものがくるのかな、と思って見ていると、やってきたのはこの183/189系回送。日光からの帰りらしい。夕日に輝く車体は昔の国鉄特急電車を偲ぶのに十分な美しさだったが、「特急エンブレム」が付いていない点はいかんともしがたい。アレがないと前面がのっぺりしすぎて、どうも間が抜けた感じがしてしまう。
前述の撮り鉄諸氏はこの列車が今日の本命だったのだろうか?
2007-05-30(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Home] 長男に励まされるパパ
雨が強いので、車で保育園に子供たちを迎えに行った。保育園の付近は道が細い。しかも、後続車があった関係で、せまい十字路を曲がらなくてはいけなくなった。もともと車両感覚が良い方ではないことは自覚しているので「参ったなぁ。ちょっと自信ないなぁ。」と独り言。すると長男が「大丈夫」の根拠はともかく、息子に励まされては先に進まないわけにはいかない。案ずるよりなんとやら、と言う奴か、さほど苦労せず十字路を曲がりきると、再び長男が
これではどっちが親なんだか(苦笑) それにしてもこんな言い回し、どこで覚えたのだろう。前向きな長男にパパが励まされる、の一幕であった。