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「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2008-09-01(Mon) [長年日記] この日を編集

_ [misc] スイーツ(苦笑)

080901 スイーツ(苦笑) 日経9/1朝刊の広告。「IMO菓子」・・・。国際海事機関でもYMOのtypoでもなく、芋菓子である。芋は芋でいいだろ、せめてポテトくらいなら違和感もないのに、と思うのだが、「創作」だからかなんとしても新しさを出したかったらしくあえてIMO。
「スイーツ(笑)」ってのはこういう時に使う言葉か、とふと思った。

下段の駄洒落もどうしたものかと。

2008-09-02(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [Rail] 箱根登山鉄道:モハ2形108、金太郎塗装に

箱根登山鉄道「旧塗装」電車を運行![www.hakone-tozan.co.jp] ※PDF注意

108といえばいわゆる「青塗装」だった車両。赤系を基調とした箱根登山の車両の中にあって非常に目立つ存在だったので、今回の塗装変更でなくなってしまうのはちょっと寂しい。それにしてもこの108号、青塗装のほかにも昭和初期の塗装を模した緑塗装だった時代もあり、今回は金太郎塗装。ずいぶんとリバイバル塗装に縁がある車両といえる。青塗装と緑塗装はすでにMODEMOからNゲージ製品が発売されているが、金太郎塗装のモデル化もこれでぐっと可能性が高まったのではないだろうか。出たら買ってしまうだろうが、そうすると色違いとはいえ手元に108号が3両あるということになってしまう。

2008-09-06(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Home] ヒルトン小田原

朝からあまりに暑いので妻が音をあげ、プールに行きたいという。辻堂のプールも候補に挙がったが、子供も親も楽しめるので久しぶりに「小田原のプール」ことヒルトン小田原リゾート&スパに行くことになった。茅ヶ崎からだと距離的にも近すぎず遠すぎず、「ちょっと遊びに行く」のにちょうどいい。

今でこそヒルトン、となっているが元々は「勤労者福祉施設 スパウザ小田原」で、子連れで行っても気楽に家族で楽しめる雰囲気なのがいい。実際、この日もプールにいた客は大半が子供連れ。それも夏休みが終わってすぐの時期なので昼頃はまだガラガラで、夕方のチェックインタイムのあたりからやっと人出が増えたという感じ。プールの日帰り利用も時間制限がなくなったのでこの日も半日ゆっくりして、親子ともリフレッシュできた。館内で昼食を食べたり帰りにラウンジでケーキを食べたりしたので出費は市民プールなどの比ではないのだが、小食な長男もよく食べたし野菜嫌いの次男もトマト・レタスをもりもり食べた位気に入ったらしいので、まぁ良しとするか。

帰りは「いつも通り」高浜台の渋滞ににはあったものの、それほど時間を掛けずに帰宅。子供たちはプールでさんざんはしゃいだので車の中で熟睡であった。

こんな感じで家族連れ御用達のようなスパウザヒルトン小田原だが、聞いた話では「いわゆるセレブな方がヘリコプターで直接乗り付けてきた」りすることもあるらしい。


2008-09-07(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [Home] パパの日常はウェイトトレーニング

少し前まで「魔の3歳児」全開だった次男だが、最近は言葉によるコミュニケーションがうまく取れるようになってきたためか徐々にいい子になってきている。とにかく「いや!」「ヤダ!」連発だったのが、素直になってきた。
この夜もそろそろ寝るよ、と言ってテレビを消すと、嫌がることなくおとなしく寄ってきた。それはいいのだが、「パパ、おんぶして!」。なついてくれるのはありがたいのだが、すでにかなり重い。加えて一緒にテレビを見ていた長男が「僕も抱っこ!」とちょっと幼児返りしたかのような発言。
だが、二人とも男の子。こんなになついていてくれる時期はそう長くあるまい。長かったとしても急速に成長していく二人に対してパパはどんどん老いていく。二人の重さに耐えられるわずかな間でないと、これをやってあげることはできない。できるうちはやってあげたいのが親心だ。

と、覚悟を決めてしゃがみこむ。次男が背中によじ登っておんぶ。次いで長男を抱っこ。腰に気をつけながらゆっくりと立ち上がる。そして合計35Kg位の負荷を前後に抱えながら階段を上る。寝室にたどり着くと二人をベッドに転がしてやっと解放された。

こういう荒っぽいことはママにはできないので、休日のパパの仕事のひとつである。昨日小田原のスパで疲れを癒したとはいえ、肉体的には休日のほうがずっと疲れるパパであった。

2008-09-09(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [Home] こおろぎ

長男は学校に「虫かご」を持っていった。昔なら「持ってきてはいけません」と取り上げられそうなところだが、学校からの連絡帳にもちゃんと書いてある。生活科の実習で昆虫採集と観察をするのだそうだ。虫採りなんか学校でわざわざするものか?と思ったが、長男だって自分でトンボを捕まえたのは今年北海道に行ってのことだったし、セミをつかめるようになったのも今年の夏。我々が子供の頃の常識を当てはめようとしても無理があるのだと思い直した。

残業中に長男から電話がかかってきて、こおろぎを捕まえたと言う。先生に、虫かご(プラケース)の中に土を敷くなどしてこおろぎの暮らしている環境に近づけるように言われたそうなのだが、採ってきたこおろぎを移せないので帰ったらやってほしい、と言う。「だって、すばやいし、触ったらなんだかぬるっとして嫌だ」。なんだかなぁ。他にやることがないか聞かれたので、えさとしてきゅうりと煮干を入れておけと助言しておいた。しかし、日付が変わる頃帰宅すると、虫かごの中はちゃんと土や隠れ場所となる石が入れられ、結構大きなこおろぎが触覚を振っていた。どうやら自分で対処できたらしい。

翌朝尋ねたところでは、電話の後自分でやってみて何とか移すことができたらしい。昨晩入れたきゅうりがこおろぎの体の倍くらい食われていて、これにはママもびっくりしていた。ママはこれを野菜嫌いの次男に見せて「ほら、こおろぎもこんなにきゅうり食べてるよ」などとやっていたが効果があるのやら。

長男はこのこおろぎに「ジミーちゃん」と名づけたようだ。何でジミーなのか、何で外国人の名前なのかはよくわからない。「ジミーちゃん」は今週いっぱい長男に観察された後、元いた場所に解放されるとのこと。

2008-09-10(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [Home] 続・こおろぎ:名前の由来

長男はなぜこおろぎに「ジミーちゃん」と名づけたのだろうか?
実はちょっと思い当たる節があった。ディズニー映画「ピノキオ」に出てくるこおろぎが「ジミニー・クリケット」[ja.wikipedia.org]という名前だ。DisneyChannnelをよく見ている長男がどこかでこれを見て(そして「ジミー」だと解釈して)名付けた可能性は充分にある。で、訊いてみた。

パパ:「どうして『ジミーちゃん』なの?」
長男:「『リロ&スティッチ』で、スティッチが飼っている虫にそう名づけてたから。」

ふーん、由来はいつも見ているリロ&スティッチの方か。同じディズニーなので、前出のジミニーを意識したエピソードがあったのかもしれない。でもそんな(スティッチが虫を飼うような)エピソードなんかあったかなぁ。というわけで、本当は「ジミニー」なのか、それとも本当に「ジミー」なのかは今でもわからない。

2008-09-16(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [Home] 魔女の一撃・その1

会社のトイレで何気なく振り返った途端腰に激痛が走った。いててっ、と声をあげてしまった位。年齢的にもこれはまずい、と思ったのだが歩くことはできる。周囲のぎっくり腰の話を聞くと歩くどころの騒ぎではない痛さだというし、これは軽い捻挫だろう、と判断して席に戻った。多少は痛いが仕事(デスクワーク)ができない程ではない。やるべき仕事は多かったし出張も控えていたので、多少腰を気遣いながらも結局残業までして一日が終わった。

なんとか一区切りついたので帰るか、と床に置いた鞄に手を伸ばした途端、また腰に痛みが襲ってきた。あ、あれ?おかしいな?昼間より痛みが増している。椅子から立ち上がろうとして机に手をつくとそれだけで痛い。ひねったり特定の姿勢を取ると痛いようなのだが、それが具体的にどんな姿勢なのかのイメージがつかめない。そうっ、と立ち上がって腰に響かないように歩いて会社を出た。外から見れば妙に姿勢が良かったのではないかと思うが、内心はとにかく痛みが起こらないでほしいとヒヤヒヤしながらの精一杯のやせ我慢であった。

ここしばらく帰りはライナーに乗らずに普通電車を待って座っていたのだが、この日ばかりは早く座って帰りたい。しかしいつものようには歩けないので通常なら間に合うライナーにも間に合わない。携帯でグリーン券を取って久しぶりのグリーン車帰宅となった。シートに収まった時はほっとした、と言いたいところだが、このときには座るのにもちょっと注意がいる状態。リクライニングを倒すと楽になるかと思ったが、何かを取ろうと起き上がる姿勢になると逆につらかったり。茅ヶ崎で降りるのに、辻堂発車直後から起き上がる準備をしなくてはならない程腰に気を使わなくてはならなかった。

駅からはタクシー。ところがコレが思わぬ難関で、乗車するために腰を屈める姿勢が一番痛いことがわかった。腰痛経験のある運転手さんが言うには、軽い捻挫だと思ってほっておくとどんどん痛くなるから絶対に病院に行った方がいいとのこと。たしかに、昼間からどんどん状況は悪くなる一方だ。

帰宅して這々の体でベッドにたどり着く。が、ベッドに身体をのせて横になるのにまた一苦労。腰掛けたが右足がどうしてもベッドに引き上げられなかったり、ベッドに座ったはいいがそこから横になることができないとか、普段何気なくやっていることができない。何とか横になったときには、既に1時を回っていた。


2008-09-19(Fri) [長年日記] この日を編集

_ [Mac&PC][iPod] iTunes8が不調なので7.7.1に戻した

この日、ソフトウェアアップデートでLeopardをアップデートし10.5.5に。同時に表示されていたQuickTimeとiTunesその他のアップデートも行う。早速iTunes8を起動して見ると、「アートワークのサムネールを作成中」というダイアログが表示されるが途中でiTunesが異常終了してしまう。preferenseファイルを捨ててみたがダメ。サムネール作成を中断させてみたが他に何かしようとするとやはり落ちてしまう。AppleのDiscussion Boardsを見てアートワークのフォルダを移動してみたりライブラリを復旧したりしてみたが効果なし。アクセス権の修復もiTunes8の再ダウンロードとインストールもやってみたがこれもダメ。

仕方がないのでTimeCapsuleからアップデート前のiTunes7.7.1をコピーして置き換え、ライブラリも7.7.1の時のものに戻した。今のところ7.7.1の方は問題なく動作しているので、次のアップデートが出るまでこれで行くつもりだが、その「次のアップデート」で8.xにしても問題が解決されない時はどうしたものか。

今のところ新型iPodには縁がないので7.7.1でも問題はない訳だが・・・


2008-09-21(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [江ノ電][Rail] この日見た編成(2008/09/21 15:00頃〜16:30頃)

 この日確認できた編成は下記の通り。
--------------------------------------
2008年9月21日 15:00〜16:30頃
藤沢←→鎌倉

10F
 
1502F
(500形風塗装)

2002F
(標準色・コカ・コーラ広告付き)
1001F
(500形風塗装)

502F
 
1101F
(500形風塗装)

1501F
(S.K.I.P.号II EnodenArt#3ヘッドマーク付き)
2001F
(標準色・江ノ電高速バス金沢方面広告付き)



※極楽寺検車区:
1002F
(500形風塗装・庫内のため広告有無不明)


 昼頃からかなり強い雨が降っていたので出かける予定はなかったのだが、子供たちのガス抜きに昼食を兼ねて車で江ノ電沿線を一回り。上記は全て車の中から確認。
 江ノ島〜腰越の併用区間では10Fを車で追いかける形になったのだが、かなり強い大粒の雨の中、車掌さんが身を乗り出して前方の安全確認をしていた。10Fはレトロデザインで一般の観光客にも人気があるそうだが、乗務員扉部分が妻板に向かって絞るように折れているのでこのような前方確認が大変そうだ。ましてやこの大雨である。この区間だけで上半身ずぶぬれになってしまったのではないだろうか。仕事とはいえ見ていて気の毒であった。なお、10形のあとに作られた20形21F/22Fではこの教訓からか乗務員扉部分は側面と同一面にある。

2008-09-22(Mon) [長年日記] この日を編集

_ [misc][江ノ電][Rail][Home] 小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第4弾

小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第4弾 我が家では恒例になりつつある「小田急百貨店オリジナル ファミリア江ノ電・小田急&スヌーピーTシャツ」の第4弾、秋の長袖バージョン。発売初日に飛びついていそうなところ一週間も「待ち」になっていたのは、妻の「ファミリアのポイントが2倍になる来週になったら」という事情による。今回もオリジナルペーパーバッグがあったらしいのだが、さすがに一週間も経つと品切れだったのか今回はファミリアの通常の青い袋だった。

今回の長袖は袖部分がグレーになったので精悍な印象。白一色だった昨年よりも着せやすそうだ。妻は今回も「兄弟お揃いがかわいいので、江ノ電を二枚買ってくる」と言って出かけたのだが、途中で気が変わったらしい。曰く、「次男がすぐに大きくなってお兄ちゃんのを着ることになるので、その時のことを考えると二人で違うデザインの方がいいかも知れない」とのこと。そんな訳で、今回も長男用に小田急ロマンスカーバージョン、次男用が江ノ電バーション。

小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第4弾 江ノ電バージョンは境川を渡る江ノ電をスヌーピーがカメラを持って撮影しようとしている絵柄。渡っている車体の下半分が隠れてしまう今の境川橋梁ではなく、より「絵になる」1982年に架け替えられる前の橋が描かれている。これは過去4作の江ノ電Tシャツの中でも、第2弾(これも長袖だった)の鎌高1号踏切に並ぶいいデザインだと思う。どちらも江ノ電を代表する撮影地なので当然と言えば当然だが、車両と背景のバランスがいいので「何の絵柄のシャツだかわかりにくい」と言うことがないのもポイント。そして、これはぱっと見にはわかりづらいかもしれないが、川面にうっすらと映る江ノ電の姿までが表現されているのはうれしいところ。ただ、せっかくの表現も何回か洗濯したら見えなくなってしまうのではないかと少し心配している。

小田急百貨店オリジナル「ロマンスカー」&スヌーピーTシャツ第4弾 一方の長男用は、新宿パークタワーと都庁、NTTドコモ代々木ビルを背景に豪華ロマンスカー3本の並び。60000形MSE、50000形VSEの横に、3100形NSE。広告で見たときはリバイバル塗装の7000形LSE7004Fだと思い込んでいたので、NSEだとわかってちょっとびっくり。7004Fは実際にMSE、VSEと並んだことも多いだろうになぜ3100形?

参考:これまでの小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ
2008-05-11(Sun) 小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第3弾

2007-09-12(Wed) 小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第2弾

2007-05-09(Wed) 「VSE」「江ノ電」&スヌーピーの小田急百貨店オリジナルTシャツ

2008-09-24(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [Rail][江ノ電] 「電車接近」電光表示

「接近」表示で半年無事故 ライトレール八田橋―永楽町交差点[www.kitanippon.co.jp]

江ノ電ではすっかりおなじみの「電車接近」表示。富山ライトレールではこれを設置後、半年間無事故だと言う。新設した効果はあがっているようだが、逆に設置先輩格の江ノ電ではドライバーがすっかり慣れてしまったためか、たまに接触事故が起こっているのが残念なところ。

 はじめて江ノ島〜腰越の路面併用区間を車で走ったときは私も緊張した。狭い道に電柱と路上駐車。前方は詰まっている。そこで「電車接近」の電光表示板が光ったときはどうしようかと思ったものだ。
さすがにいまはその辺の要領がつかめているので、逆に親子で電車来ないかなー、などと「電車接近」が光るのを期待しながら走ったりしている。

2008-09-28(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [Home] インゲン

妻から買い物を頼まれた。買うのはサヤインゲンであってサヤエンドウではないと念を押された後に渡された買い物メモには「印元」と書かれていた。
おいおい、これは違うだろ、と言うと、店頭にはこう書いてると言う。いいや違う、そもそもインゲンの名前の由来は隠元禅師だ、とこちらも引かず、Wikipediaの裁定を仰ぐこととなった。
インゲンマメ - Wikipedia[ja.wikipedia.org]

Wikipedia様の裁定により、今回はパパの勝ち、ということになった。「(サヤインゲンとサヤエンドウを間違うくせに)名前の由来とかよくそんなことを知っているわね」との妻の問いに、待ってましたとばかりに必殺の一言を返す。

これがほんとの「マメ知識」だよ


八百屋でインゲンマメを探すと、値札には確かに
印元
と書かれていた。

_ [Home] 次男を叱る

次男が長男をたたいた。ブロックで叩いたらしく、長男は涙を流しながら、それでも反撃することなくこの次男の横暴をパパとママに訴えにきた。一方の次男は平気な顔で遊んでいる。

次男は少し怒られたくらいでは気にしない性格のうえ、自分が不利になると大げさに泣き崩れる。悪いことは悪いとわからせなければいけないので、捕まえて顔をこっちに向けさせ、目を見てしっかり叱りつけた。

「お兄ちゃんをブロックで叩いたな。お兄ちゃんはものすごく痛がっているぞ。悪い子だ。」

さすがに怖かったのか、そのまま泣き出した。しかし、

「お兄ちゃんに謝ってこい!」

というと、ちゃんとお兄ちゃんのところに行って

「おにいちゃんごめんね」

とあやまった。実は、まだ「非を認めて謝る」なんてことができるとは思っていなかったので、ちゃんと謝ることができた次男に少し驚いた。お兄ちゃんに許してもらった次男はそのまま泣きながらママのところに甘えに行った。パパは、おそらくは痛さと悔しさでまだ泣いている長男をだっこしてフォロー。


2008-09-29(Mon) [長年日記] この日を編集

_ [misc] 日経朝刊:連載小説「望郷の道」 完結

日経朝刊に連載されていた小説「望郷の道」(北方謙三)は本日分の409回を以て完結。
毎日楽しみにしていたのだが、爽快な読後感があるのであえて終わって残念とはいわない。一人の男が才覚と努力で周りの人間を巻き込みながら商売を広げ、一度は追放された故郷に戻ることを夢見るこの話は、久しぶりに日経の朝刊にふさわしい新聞小説だったと思う。というのも、ここしばらく
「話が重苦しくて朝から読む気にならない上、やっと話が大きく動き出す気配を見せたところで作者と日経がもめて連載終了になったアレ」やら
「悪役とされることの多い平清盛を改革者としてとらえる切り口が新鮮だったものの、当時の世相に乗っかろうとする姿勢が露骨すぎたところに盗作疑惑まで加わったアレ」とか、
「序盤は期待できそうだったが最後はばたばたと終わってしまって消化不良の感が強い、インパクな作者のアレ」など、
どうも読後感のすっきりしない連載が続いたからだ。当然、
話題にはなっただろうが全国紙の朝刊にはふさわしくないアレとアレ
は論外。

「望郷の道」の主人公*1は次々に降り掛かる難題を切り抜けながら見事に一歩先を読んで成功を重ねて行くが、「おいおい、そううまくはいかないだろう」と思わせないところは作者・北方謙三の筆の力による。日露戦争の時代の話だが競合との差別化、海外での起業、品質管理、新規事業の展開、新製品開発、次世代の育成、硬軟を使い分けた社員の掌握術など、まさに日経向きの内容が次々と繰り出され、そこに家族や社員などのエピソードも絡んで飽きることがなかった。

主人公が次の活躍の一歩を踏み出したところで連載は終わった。いい雰囲気で終了したので不満はないが、続きが読みたい気もする。登場人物の中には何かの伏線を張ったまま終わったと思われるものも少なくないので、もしかしたら、と少し期待している。

*1 作者の曽祖父で新高製菓の創業者、森平太郎氏がモデルとのこと。

_ [misc] ポール・ニューマン氏 死去

このニュースを聞くまでうかつにも知らなかったのだが、子供たちが大好きなディズニー映画「カーズ」で重要な役を務める旧式のレースカー「ドック・ハドソン」の声をあてていたのが誰あろうポール・ニューマン氏だったそうだ。ドックは声も本当に「老いた名レーサー」だったのか。日本語吹き替えで見ているのでカーズでの彼の声は聞いていないわけだが、長男にも「ドックは本当に名レーサーだったんだよ」と教えてあげることにしよう。