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2011-08-10(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Mac&PC] MacBook(Early2008 MB404J/A)のバッテリが膨張、クリックできなくなる
2008年に購入して以来特筆すべきトラブルもなく活躍してきたMacBook(Early2008 MB404J/A)だが、今月に入ったあたりから少しトラックパッドのボタンの挙動がおかしくなってきた。クリックしたつもりが反応しなかったり、逆にクリックしていないのに反応したり。必ず再現するわけではなく、手を置く位置やクリックする場所を変えると問題がなくなったりもする。なんとなくボタンのクリックが浅くなったような感じや、本体が少しがたつく感じもあったが、それ以上気にすることもなく使い続けていた。しかし、この日明らかな異変が。前夜、親類に頼まれ撮影したビデオを編集していた。エンコードに時間がかかり翌朝になっても終わっていなかったので、処理を続けさせたまま出社。帰宅してもまだ終了していない。ここで様子を見ようと操作しようとしたが、マウスポインタは動くがクリックを受け付けない。ボタンを押した感触がおかしい。本体のがたつきもひどくなっている。ふと見ると、本体底面とバッテリの間に2〜3ミリはありそうな隙間が開いているではないか!! 裏返すと、バッテリ中央部分が目で見てわかる程膨らんでいる。クリックの不調も本体のがたつきも原因はこれだったのだ。バッテリの不調といえば爆発・発火も頭をよぎる。エンコードが終了するのを待って電源ケーブルを外し、それからシャットダウン。今週に入って関東は猛烈な暑さに見舞われていたが、その中でクーラーもかけていない部屋で高い負荷がかかっていたのが引き金になったのだろうか。
このMacBooknの前はiBook(DualUSB)を使用していた。購入からちょうど3年経った頃に急激にバッテリの減りが激しくなり、フル充電しても1時間もたないようになったのを潮時に交換用のバッテリを購入したのだった。今のMacBookも購入後ちょうど3年を経過したところでバッテリの交換時期ではある。が、バッテリの性能が低下していたかといえばそんなことはなく、フル充電から3時間弱は使える。交換するにしても、バッテリ本来の性能は発揮できているにもかかわらず変形して使えないというのはいまひとつ納得できない気持ちがある。
とは言えこのままでは危険だし、そもそもまともにクリックもできないので何らかの対策を講じなくてはいけない。交換用のバッテリはAppleStoreで¥15,800-。結構痛い出費だ。Amazonで非純正のバッテリを探すと半額くらいの物が見つかるが、ついたコメントを読むと一見称賛しているようで実は問題があることを示唆しているような、何となく不安を感じる内容のものが混じっている。ここでAppleStoreでの購入を決めかかったのだが、そういえばiBook(DualUSB)を使っていたとき、Genius Barの人に「バッテリ関係は無償交換になることも多いので、何かあったらまず持って来たほうがいいですよ」と言われたことがあったな、と思い出し予定変更。会社帰りに寄ることにして、早速Genuius Barの予約を入れた。
(続く)
2011-08-12(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Mac&PC] バッテリが膨張してトラックパッドのボタンがクリックができなくなったMacBookをGenius Barに持っていった
バッテリが膨張してトラックパッドのボタンがクリックができなくなったMacBook をAppleStore銀座のGenius Barに持っていった。最近は新製品も買っていないのでAppleStoreに行くのも 久しぶり。で、Genuiusの人、一目見るなりああ、これは、という顔をしてすぐバッテリをはずす。聞かれたのは「購入後何年か」「バッテリはそれまで使えていたか」「充電はできていたか」の3点。すでに購入後3年を過ぎ、今年の春にAppleCareの延長保障も切れたところ。バッテリの性能は問題なく、充電もできればバッテリだけでの利用時間も十分長いことを説明する。保障期間外だし有償でも即日交換が完了するので仕方ないよな、と思っていたところ、
「このまま使い続けると危険ですし、本体のボタンが壊れてしまいかねません。本来は有償ですが、今回に限りバッテリを無償で交換します。よろしいですか?」
これはありがたいお言葉! 暑い中、重いカバンを背負って来た甲斐があった! もちろんOK。早速黒い交換用バッテリが箱から出され、装着。ボタンのクリックが元に戻ったか確認のため起動を促される。ああ、本来はクリックにこんなにストロークがあったのか。相当ゆがんでいたんだな。バッテリ交換で問題は一掃された。交換されたバッテリは本体と同じ黒だが、梨地のつや消し感が本体より強い。本体がそれだけ磨り減ってつるつるになっていたわけだ。これで、修復は無事完了。
帰宅してから、手渡されたサービス見積書を見る。請求金額は0円だが、バッテリの単価が8,600円になっていた。あれ、15,000円じゃなかったのか? たしか同じ55Wのリチウムイオンバッテリのはずだが。 まぁいいか。これでまた、MacBookを2年くらいは継続して使えそうだが、2年後にまたバッテリがいかれたときは、多分本体の買い替え時だろう。
そのときそれだけの予算が組めるかどうか、今から怪しいのだが(苦笑)
以上が、MacBook(Early2008 MB404J/A)のバッテリが膨張し、無償で交換してもらった経緯である。
このようなこともあるので、類似の事例がある場合は一応最寄のAppleStoreのGenius Barに相談してみるのがよさそうだ。但し、この取り扱いに至るまでは症状や使用状況、機種、バッテリの状態、AppleCareの有無など、Geniusによるさまざまな状況の判断があったのかもしれない。類似事象であっても必ずしも今回同様に無償になるとはいえないようなので、ひとつの例として提示しておく。