※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2005-08-02(Tue) [長年日記] この日を編集
_ [iPod][Telecom] プロテクトケース「iGuy」でショートストーリー
期待した8/1はAppleStore Shibuya[apple.com]のオープン発表があっただけで、Appleの新サービスや新商品の発表は8/4のスペシャルイベントで行われることになった模様。 しかし収穫もあった。8/1のMacお宝鑑定団[tcp-net.ad.jp]でこんなものが紹介されていた。_ iGuy[focal.co.jp]はソフトシリコンでできたiPod用ケースである。iPod用のカバー、ケースの類はたくさんあるが、iGuyはかぶせると「手足が生えたiPod」になるのが楽しい。ただ、私自身は「持ち歩く物につく多少の傷は勲章だ」という考えなこともあって面白い製品だとは思ったがそのまま忘れ去っていた。
_ 『あの「iGuy」で、心癒される(?)物語をつくってみたよ』では、iGuyとiPod mini用のiGuy miniを使って、ipod親子のちょっとしたストーリーが展開されている。iGuyの「顔」はiPodのディスプレイなので表情はないが、手足によるポーズと画像撮影のテクニックの威力でipod親子は実に「楽しそう」だ。miniくんはぜひがんばって立派なカラー画面に成長してもらいたい。
_ これを見て改めて思い出したのは携帯電話某社の「着ぐるみ携帯」である。今頃、あの携帯でストーリーをつくろうと考えた人がいるかもしれない。
・・・角の生えた真っ赤なウシ型では「心癒される」にはならないかもしれないが。
2005-08-03(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Mac&PC] Appleの新型マウス「Mighty Mouse」
Appleが新しいマウス「Mighty Mouse」[apple.com]を発表した。税込価格5,670円。
_ MightyMouseは外見こそ既存のAppleMouseとさほど変わらないものの、「右クリック」可能なマルチボタン機能、スクロールボール、左右にセンサーボタンとこれまでのワンボタンマウスに比べ大幅に「多機能化」している。かれこれ10年以上Macを使っている私としては、ワンボタンのマウスはAppleが長年標榜してきた「シンプルで初心者につかいやすいMac」の象徴だと思っていたので、「ついにこの時が来たか」という感が強い。MacがIntel CPUを採用したことはショックでもなんでもなかったが今回は少し考え込んでしまった。
_ とはいえワンボタンマウスが今でもベストだとも思えない。
端的な実例はコンテクストメニューで、これを開くための動作としてはWindowsの「右クリック」に比べるとMacの「CTRL+クリック」や「長押し」は「右ボタンがないので苦し紛れ」に思えてならない。また、昔に比べディスプレイサイズが格段に大きくなったりWeb閲覧がパソコンの主な用途になったという変化に対応する手段として、スクロールホイールは間違いなく有効な手段だと思う。かつてMicrosoftがホイールマウスを出したときは「なんで物事を複雑にするんだろう」と思ったのだが、いざ自分が使ってみると確かに便利。AppleMouseでもついホイールを探す始末だ。ワンボタンマウスで十分に足るOSを作ると言う方向もあったのかもしれないが、現実はそうなっていない。MightyMouseがこういった変化に対応できる便利で使いやすいものならば大歓迎だ。
_ あとは実物をさわってみて、ということになるが、実はもう長いことマウスを使っていない。湘南ライナーの車中でiBookを使う機会が多いためだが、トラックパッドでほとんどの用が済んでしまうような私にはいくらいいマウスでも「猫に小判」かもしれないな。
2005-08-04(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [Rail] 朝から「彩野」で目も覚める
茅ヶ崎駅のライナーホームに下りていくと、突然いつもとは違うまぶしさに襲われ一瞬頭がくらっとした。ライナーホームと相模線ホームの間に、189系ジョイフルトレイン「彩野」[jreast.co.jp]が停車していたためだ。
見ての通り赤と黄色の派手なコントラスト。走行しているところは何度か見たが、夏の炎天下、間近で停車している姿は寝ぼけた目には明るすぎた。それでも負けじと携帯を取り出し、ライナー12号入線までの短時間で撮影したスナップのうちの一枚がこれ。もみじをあしらってあるあたり、このデザインは「秋冬物」だな。夏はちょっと目に痛いが(苦笑)
2005-08-07(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [Home] 新江ノ島水族館へ
普段は遊びに行きたい所を尋ねると「里山公園」か「近所の公園で砂遊び」と答える長男が珍しく「新江ノ島水族館に行きたい」と自らリクエスト。ちょうど一年前に一度連れて行ったきりなのだが覚えていたらしい。
大人だと一つ一つの水槽をじっくり見て回るのだが、子供なので興味のある水槽もそんなにじっくりとは眺めず「次!、次!」とどんどん進んでしまう。これで入場料大人2000円3歳以上の幼児600円だと元が取れないような・・と思ったが、いるかのショーまで一通り見終わると思ったより時間が過ぎている。猫鮫を素手でさわれるコーナーでは、来る前に「前に来たときは魚にさわれるプールがあって面白かった」と言っていたにもかかわらずついに怖がって手を出さなかった。相変わらずこわがりさんだ。
_ 炎天下を連れて行って疲れさせてしまったか、翌日から長男は熱を出してしまった。でも楽しかったそうである。年間パスポートなので、一年以内に最低もう一回はいこうか。
2005-08-10(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [iPod] iTMSと「ナタラディ〜ン」
昨日見たFlashが気になって、今日は一日妙な気分のまま仕事をしていた。N@Blogで紹介[siesta.co.jp]されていた「ナタラディーン」[pya.cc]である。使われている同名の曲自体が気に入ったことに加え、上手いんだかムリヤリなんだか微妙な「空耳歌詞」とともに展開されるFlashムービーが頭を離れない。「チベットのククレはうま〜いうま〜い」と口ずさんでしまわないよう気をつけながらも曲のテンポに合わせて妙なハイテンションで今日の仕事を乗り切った。
_ が、iTMSにこの曲はなかった。所属レーベルが参加していないのだ。あれば確実に150円なり200円で購入したのだから、これは売る側にとってまさに機会損失である。「CDを買って聞け」といわれるかも知れないが、今時点では全くその気がない。はじめて聴くアーティストのCDなので、約2,500円出して買っても狙った曲以外に自分の趣味にあった収録曲が全くないというリスクがあるからだ。さらに最近はディスクの空き容量を埋めたくてつくったとしか思えない様なつまらない「カラオケ」「リミックス」「別バージョン」「ボーナストラック」(いずれも、狙いの曲と大差ないかそれ以下の出来)満載のCDも多く辟易している。本当に聴きたい曲だけほしいが「CD」は買いたくないのだ。いや、もし「ナタラディーン」収録CDがiTMSにあって、他の曲も試聴してみて気に入ったら、アルバム単位で購入していたかもしれない。そうすると今回の機会損失は1曲分どころかアルバム1枚分である。
_ 私はここであきらめてしまったが、iTMSで入手出来なければ音楽業界の忌み嫌うファイル共有ネットワークでの入手を試みる人も中には出て来るだろう。iTMSに参加していないレーベルは機会損失どころか自分の首を絞める事態を招きかねないのである。一部では不参加の大手レーベルも対応が遅れているだけで今後参加するらしいとの観測もあるので、ナタラディーンのフルコーラスをiPodで聴いて「い〜い感じ、い〜い感じ〜ぃ〜」と口ずさんでしまう日が来るのを楽しみに待つ事にしよう。
2005-08-11(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [Liner][Rail] ライナーセット券を発売開始日以降に買う
8月1日の夕方、茅ヶ崎駅のライナーセット券の引換場所には「全員分お取りできました」の貼紙が掲示されていた。9月分のライナーセット券も、ここしばらくの傾向に違わず引換券を入手した人全員が購入出来たという事だ。
私はと言うと、8月1日 はたまたま寝坊してしまい朝はセット券の申込書を記入している時間がなかった。しかし9月分のセット券は入手済。8月3日にみどりの窓口で購入したのだ。
_ ライナーセット券は発売開始の翌日から月末2日前までの間、空席があれば他の切符と同様にみどりの窓口で購入する事が出来る。JR東日本:きっぷに関するご案内[jreast.co.jp]のライナーセット券の項では発売当日の14時から購入出来る様に書かれているが、実態としては当日入手出来るのはその日の朝8時以降に「引換券」を入手出来た人の分だけのようである。引換券なしでの購入は翌朝のみどりの窓口営業開始と同時に可能となるが、これはその間に「引換券は発行されたが20時を過ぎても引取られなかった分」の後始末をしているからではないかと思われる。(*2006/02/01 当日発行可能なことを確認のため削除)
_ この方法を知っていると、8月1日の私の様にセット券発売日の朝に申込ができなくても心配せずに済む。もちろん「本当に予約分だけで満席」ならば後日の購入は出来ないが、季節によってはセット券を購入したあとで転勤が決定したり出勤時間が変更になったりして払戻した人の分が出回るため、月末近くに再挑戦すると入手出来たりもするようだ。乗車していて空席が目立つ様なライナーの場合はまず確実に「セット券の後日購入」が可能と思ってもさしつかえないだろう。
また、みどりの窓口での購入は他の切符と同じ扱いなので、クレジットカードでの購入も可能だ。
ここにあげた画像の「C制」は、セット券をカードで買った事を示している。
_ [Liner][Rail] ライナーセット券:申込書と引換券
ライナーセット券を購入する際には、申込書に氏名・連絡先電話番号を記入し、希望するライナーの名前の横に印を付ける。かつての「プラチナチケット時代」には第二希望・第三希望まで書くようになっていたが、いまはその必要もない。記入が終ると申込書部分と共通の整理番号が入った半券が渡され、これが引換券となる。一通り申し込みが完了したところで駅では整理番号順に希望のライナーのセット券発行の手続きに入るようだ。
_ 発行されたセット券の引き換えは、当日16時30分から20時までの間に申し込んだ駅で行われる。かつてはみどりの窓口で引き換えていたのだが、対象者が多く他のきっぷを求めるお客さんに影響が出たためか、現在茅ヶ崎駅では当日のみみどりの窓口前に机を置いて臨時の引換場所としている。原則として引換券・代金(現金)との交換である。なお、20時を過ぎて引き取られなかった分は取り消し扱いとなる。セット券発売当日に購入しようとすると朝は「申込開始の8時」帰宅時は「引き換え期限の20時」を意識しなくてはならず結構窮屈な思いをする。8時過ぎでは通常の勤務時間に間に合わない人や急な用事で20時までに発売駅に着けない人も少なくないと思うが、今後たとえば「携帯で予約や取り置き確認」ができるような改善はなされないのだろうか。
_ 万一引換券を無くしたり、都合で20時までに帰宅できないので家族等に代理で引取ってもらおうとした場合は、引換券記載の整理番号を言えば対応してくれる。但しこれは茅ヶ崎駅の「現場の裁量」によるものかもしれないので出来るだけ引換券を持って行くのが良いだろう。ちなみに私は一度、受取ったばかりの引換券を乗り込もうとしていたライナー8号の車体とライナーホームのすき間に落してしまった事がある。整理番号も見ていなかったのだが、茅ヶ崎駅の引換場所でその旨伝えると名前と電話番号から捜し出してくれた。(お手数をおかけしました)
2005-08-13(Sat) [長年日記] この日を編集
_ [Home][Model][Rail] トミカ・プラレールフェアに行く
藤沢の小田急デパートで開催されている「江ノ電・小田急 トミカ・プラレールフェア」に行く。数日前に祖母にチラシを貰った長男は、それから片時もそれを離さず毎日飽きずに眺めていた。そのくらい楽しみにしていたのだ。トミカ・プラレールフェアではあるが、例年どおりプラレールが主役。
_ 会場に入って長男が最初に注目したのは写真の「乗れるプラレール」。「パパ、ドクターイエローだよ!」。たしか昨年までは普通の新幹線だったと思ったのだが、ことしはドクターイエロー、しかもT4である。
_ プラレール釣りでは意外に器用な所を見せた長男、やすやすと5両釣り上げてしまった。でも、貰えるのは一両なんだね。なんか理不尽な気もするが長男は気にせず。
_ 長男がいちばん目を輝かせていたのはやはりレイアウト。
江ノ電がたくさん走っていたり、車庫に待機している列車があったりと細かい所まで見ては「パパ、あれみて!みて!」とうれしそうだった。ただ、江ノ電1000形が走る路線の一部に線路状態の悪い個所があったらしく、脱線→お客さんが係員を呼ぶ→線路に乗せ直す→脱線を繰返していたのは何とかならなかったのかと思う。
_ 会場には昨年同様、江ノ電500形の運転台モックアップが設置され、無料で貸してくれる制帽制服を身に付けて写真を撮る事が出来る。去年は長男がこのモックを怖がり、ここであっさり帰宅となってしまったのだが、今年はちゃんと写真を撮れた。しかし、まだちょっと怖かったそうで、運転台はともかくモックの前にはついに立ってくれなかった。
_ 最後に販売コーナー。今年の新作、江ノ電20形(単品)と、プラロード江ノ電バス+江ノ電20形のセットが出ていた。20形は単品とセットでちゃんと「21+61」「22+62」と番号を違えてあった。これに関してはKATOのNゲージにも負けてないな(笑)。セットには「江の島」が付いているが、江の島灯台が現在の新しいものに変更されている。こうなると古い江の島灯台がついた「江ノ電 海の見える旅セット」と両方そろえてなどとよからぬ思いが頭をかすめるのであわててその場を離れる。
_ 小田急コーナーにはあのBトレ・VSEも大量に置いてあった。すでに2箱確保済だしこれ以上買う気もないが、「気が向いたらいつでも買えそう」な状態だ。
_ 結局息子はアトラクションで入手した車掌車2輛に、物販コーナーで購入した「トミカ積載貨車」、それからレストラン街で昼食を食べた時にもらったミニカー(トミカではなく、全長10センチくらいのダイキャスト・プルバックカー)で満足して会場を後にした。この前鎌倉のグッズショップでは義経の1100形を欲しがっていたんだけどなぁ、などと後ろ髪を引かれていたのはパパの方で、本当は義経号を欲しがっていたのも長男だったのかパパだったのか、いまとなってはかなり怪しい(苦笑)
長男は帰宅後、さっそくトミカ積載貨車にお気に入りのトミカをのせて遊び始めた。アトラクション戦利品の車掌車2輛に挟んでみるとシキ(大物車)の編成のようで、プラレールとはいえなかなかどうして見応えがある・・などと、横で見ているパパも満足。
_ [江ノ電][Rail] さよならチョコ電
小田急デパートの帰り、江ノ電を見て帰ろうか・・・と江ノ電藤沢駅に寄って「304+354号 引退」のポスターを見つけた。8/28を最後に一般塗装に戻り、9月いっぱいで営業運転から引退するとのこと。電車も機械である以上、いつか寿命が来る。好きな車輛がいつまでも走り続けるというのは幻想でしかないとわかっていても、やはり寂しい。
_ 今年のあじさいの季節に長男と江ノ電で長谷寺・成就院に見物に行った帰り、1000形と連結したチョコ電が来た。乗車位置には1000形が止ったのにチョコ電を選んで乗ったパパの行動が不思議だった長男に、その時「チョコ電はいまの江ノ電の中では古い電車だから、いま乗っておかないとなくなっちゃうかも知れないからだよ」と私は言った。長男はいま一つピンと来なかった様だが、私もその時はこんなに早くその日が来るとは思っていなかった。
_ チョコ電チョコ電と言っているが、304+354がチョコ電塗装になったのは2002年江ノ電100周年を記念しての事で、沿線住民の方や日常利用している人、あるいは古くからの江ノ電ファンにとっては「チョコ電」色の方がイレギュラーな塗装なのかも知れない。ただ私にとってチョコ電は、長男が2歳になってやっとパパと2人で外出出来るようになり、親子で江ノ電を見に行くとどこかでかならず出会った電車なので、やはり独得な思い入れがある。長男にも独得な塗装は印象深かったらしく、一時はチョコ電が「本物の江ノ電」だと思っていたようだ。300形の中ではバス窓でスタイルもいちばんまとまっている305+355が「江ノ電の顔」の様な気がするが、チョコ電塗装であったがゆえに、304+354は私たち親子にとっての「江ノ電の代表車」だった。
2005-08-19(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Home] 寝返ったな!
「そろそろできそうだ」と妻が数日前に予告していた通り、二男が寝返りをうつことに成功した。
まだ確実に成功するわけではないので、たまに中途半端な姿勢でウンウンうなっていたりするのだが、こういう時に手伝うと一人前に不満な顔をして怒る。自力でなんとかしたいらしい。しかしうまくいっても自分の腹の下になった腕を抜くことができなかったり床に敷いたマットから(3cm程)転げ落ちては泣いていたりする。それでもうまく寝返りを打てると、いままでとは違った視点が新鮮らしくきょろきょろして楽しそうだ。そんな姿もじつにかわいい。
_ 子供は生まれてすぐよりも、3ヵ月位からの方が断然かわいいと思う。順調に育っていれば首が据わり身体もしっかりして来るころだし、表情が豊かになってコミュニケーションがとれるようになるからだ。すっかり少年らしくなって来た長男もかわいいが、寝返りを打とうとじたばたしている二男もかわいい。こういう「親ばか」は、親になってみないとわからないものだとつくづく思う。
_ そういえば「誰々に似ている」というのがわかるのも3ヵ月くらいからだった。二男はママそっくり。妻は、いくら泣こうが夜中におむつ換えで起されようが、自分を見ている様な気になるので苦にならないそうだ。しかし「パパのクローン」とまで言われた長男の時も、「客観的にとってもかわいくてそんなことはやはり苦にならなかった」と言う。「やっぱりそれはパパ似だからかわいかった?」と訊いてみたが、何故かその点だけは強硬に否定されてしまった。
2005-08-20(Sat) [長年日記] この日を編集
_ [Home][Model][Rail] パパの模型
長男はしばらく「パパの模型」(Bトレインショーティ)のことを忘れていたようだった。ひそかにしめしめ、と思っていたのだが、妻が外出する際「僕も行きたい!」とせがむ長男に、よせばいいのに「パパと模型で遊んで御留守番しててね」と言ってしまったからたまらない。「パパの模型」の威力は抜群で、プラレールでも釣られなかった長男はパパ、模型!模型! 江ノ電走らせよう!とお出かけは完全に忘れてしまった。
_ ややしぶしぶレイアウト板(300*400のコルクボードにBトレイン用100Rの組線路を小釘で固定したもの)と、EF81カシオペア色、江ノ電600形を出してやると大喜び。ニコニコしながら走らせている。
以前よりも上手に運転出来るようになったようで、一人前にスローを効かせては「パパ、本物みたいでしょ」と宣う。前に「ゆっくり走らせた方が本物っぽいよ」と話したのを覚えていたらしい。まだ線路に上手に車輛を載せることは出来ないが、Nゲージ用に交換した600形のパンタグラフの上げ下ろし等模型の取り扱いも丁寧になっている。走る江ノ電をうつぶせになって眺めている姿があまりにもかわいらしくまた楽しそうなので、パパの600型のかわりに長男専用の江ノ電を1編成あげる約束をしてしまった。
2005-08-21(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] チョコ電にお別れを
長男とチョコ電を見に行く。車輛にしろ路線にしろ、廃止・運転終了がきまってから急に押しかけると言うのは余り好きではないのだが、近場でもあり、チョコ電についてはやはり想い出があるのでもう一度見ておきたかった。
撮影ポイントは極楽寺〜長谷間と決め、藤沢から「レトロ電車」10形に乗り込む。途中3回目にすれ違った列車にチョコ電が入っているのを確認し、長谷で下車して撮影の準備。途中で長男をトイレに連れて行くため長谷駅まで引返すと言うハプニングもあったが、時間に余裕があったので問題なくチョコ電を撮影。
こんどは長谷までもどると、鎌倉から折返して来たチョコ電に乗車。親子で運転席の後に立って前方を見ていると、やはりチョコ電目当の人達が沢山カメラを構えていた。中には撮影した写真を鉄道雑誌に投稿する人もいることだろう。もしかすると来月発売の鉄道雑誌に掲載された写真の中に、われわれ親子が小さく写っているなんてこともあるかもしれない。
チョコ電塗装終了までまだあと1週間あるが、我々親子にはたぶんこれが最後の乗車になるだろう。
さよなら、チョコ電。
_ [Model][Rail][江ノ電] Bトレイン:チョコ電タイプ
前日の約束どおり、藤沢の江ノ電サービスセンターで長男用にBトレインショーティ 江ノ電 チョコ電タイプを買って来た。夕食後、長男が注視の下で制作開始。
_ 子供用なので、EF81同様素組み。パンタグラフもキット附属のものを利用する。とはいえ組立はそれなりに本気。Bトレインショーティは接着剤不用のスナップキットだが、ダボと孔がうまく合わずきつかったり隙間が空いたりすることが往々にしてあるので、ガラスパーツの組立用孔と屋根のパンタ取付孔は一通り、時計用マイナスドライバーをつかって軽く広げてやる。部品も丁寧にニッパーで切放し、切断面はヤスリやナイフできれいにしておく。その手間を掛けた甲斐もあって組立は無事完了。下回りには「小形車両用動力ユニット」と台車・通勤電車2。3歳児は連接構造かどうか、とか、この台車は違う、とかうるさいことは言わない。ちゃんと走ってくれればいいので、手持ちのものの中で多数でまわっていて一番補充が利きやすいものをつかう。
_ できあがったチョコ電タイプはなかなか好調で、長男もすっかり気に入って走らせている。「僕、ここに乗ったんだね」とか、パパが撮影の時に少しシャッターのタイミングが遅れたのを覚えていて「早く撮らないと遅れるよ」等、寝る直前まで大はしゃぎだった。この製品はもともと305Fの車体をチョコ電色に塗った「チョコ電タイプ」なので側面は勿論前から見てもやはり305Fだとわかってしまうし、塗装も実車と比べて窓まわりのクリームがやや黄色っぽい気がするなど違いはあるが、走り出せばそんなことは気にならない位いい感じ。これはこれでなかなか楽しいモデルだ。
2005-08-24(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Liner][Rail] おはようライナー逗子と並走
湘南ライナー12号は途中東海道貨物線を通るが、横浜羽沢貨物駅から先はかなり長い距離を地下に潜り、鶴見駅の手前でやっと地上に出る。ちょうどこのとき、平行する横須賀線を少し先行する特急電車が見えることがある。その電車は普段ならライナー12号のかなり先を走っているのでよほど気をつけていないと見ることはできないが、ダイヤが乱れたときなどは鶴見駅付近でしばらく並走することもある。
_ この電車は実は特急電車ではなく、「おはようライナー逗子」。逗子〜東京間に一往復設定された鎌倉・逗子方面のライナーだ。幕張電車区所属の183系特急電車が使われている。グリーン車こそついていないが、今では貴重な赤とクリームの国鉄特急色で前面にはこれも珍しくなった「特急エンブレム」がついた「純正・国鉄特急電車」の美しい姿をみられるので、このようにたまに並走することがあるとととても嬉しい。
_ [Rail][Mac&PC] 鉄道拡張子
最近はどの会社もネットワークセキュリティへの関心が高いため、メールにファイルを添付して資料を送る際にはいろいろと苦労することが多い。本当はファイル添付などしないに越したことはないのだが、相手のある話なので「添付で」と言われると断るわけにもいかない。
とうわけで「.vse」にして送ってみた。EXEといえば 小田急ロマンスカー30000形。それでだめなら最新型の小田急50000形ロマンスカーVSEでどうだ・・というシャレだ。相手は「.vseって何?」と首をかしげていたが、.exeが添付できないので・・とだけ言っておいた。最近この手を好んで使っているが、これに気づいてくれる鉄道好きの送信先が現れることはあるだろうか。
2005-08-26(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Rail] 品川のトワイライトエクスプレス
湘南ライナー12号は前日の台風の影響を受け定時に少し遅れて終点・品川の臨時ホーム9番線に到着。電車を降りてふと見ると、ホームの先、田町車輛センターに緑の車体に黄色の細い帯を巻いた客車が止まっているのが見えた。ああ、寝台特急トワイライトエクスプレスね・・・とホームの階段を上りかけ・・えぇっ!!?トワイライト!? あわててホームに戻って携帯のカメラで撮影したのがこの画像。
_ トワイライトエクスプレスは大阪と札幌を結ぶ寝台特急列車である。普段は日本海側を走っているので関東地区で姿を見ることは余りない。今回田町にトワイライトがいるのは、旅行会社の企画した8/26〜8/28の日程で品川〜下関間を往復するトワイライト貸切ツアーがあるためだ。かつて札幌に長年住んでいた私にとっては、北斗星やトワイライトは珍しい存在ではなかった。だが、茅ヶ崎在住の今は北斗星・カシオペアを見るには上野まで行かなくてはならないし、前述の通りトワイライトは関東では滅多に見られない。最初にトワイライトを見た時「ああ、トワイライトね」と軽く流しそうになったり、あわてて引き返してまで写真をとったのはそんな理由だ。いつでも近くにいると思っていたものが、気がつくと遠く離れてなかなか会えなくなっていた・・と書くと、なんだか「幼なじみの女の子」について語っているかのようだが。
2005-08-27(Sat) [長年日記] この日を編集
_ もともとこのイベントに行こうと決めていたわけではないので、出かけたのは午後になってから。江ノ電のサイトには「先着500名に記念運転免許証発行」と出ていたが夏休み最後の週末、先着500名などあっと言う間だろうと思っていた。しかし鎌倉に着いてみると思ったより空いている。子供向けイベントだし、先着500名に釣られて飛んで来る様な「鉄分の濃い親子」なんてそうはいなかったわけだ。自分を規準にしてはいけないな(苦笑)
結局2回も運転席に座った上に記念運転証、おやつ(カール小袋)と江ノ電オリジナルのステッカーまで手に入れ、制服を着て写真を撮ることもできた長男は大満足。一日乗車券「のりおりくん」利用者には硬券の記念券の配布もあったのだが、イベント終了時間が近く残枚数整理の意味もあったのか親子にそれぞれ1枚づつくれるサービスぶり。こっちは江ノ電が好きで来ているのだがこんなにサービスしてもらっていいのかな、と思った。
_ 運転席をたんのうした長男は次に車内展示のプラレール江ノ電レイアウトに釘付けになる。義経(本物)の中を義経(プラレール)が走っているわけだ。レイアウトは製品の鎌倉駅や江ノ島のほか、紙でつくったストラクチャで江ノ島〜腰越間の併用軌道周辺の風景もちゃんと作ってあり、長男もかなり興味を持って見ていた。藤沢駅は駅ビルを再現してあってこれは結構な迫力。いずれもダンボールに窓を開けたり紙で書割風に作られたものだがそれでもやっぱり「線路だけでないレイアウト」は楽しい。鉄道模型の原点を見た気分だった。