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特急湘南 時刻表 はこちら(最新:令和5年3月18日改正・20日運転開始)
湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2006-07-01(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Telecom] P2102V:修理完了

30日にドコモショップからFOMA P2102Vの修理が終わったとの連絡が入った。修理期間は予定通り、ちょうど一週間。「常に圏外」「勝手にリセットを繰返す」症状はメーカーでも確認・故障と認定され、事前の確認の通りドコモプレミアクラブの無償修理のため修理費はかからなかった。故障した基盤の他コネクタやシャッターボタン等が交換されちょっと新しくなって帰ってきたP2102Vは、まだ当分現役でいけそうな感じ。

一方、代機の務めを果したN700iも故障水ぬれもなく無事返却。性能・機能から見れば戻ってきた2102Vより上なのでちょっと複雑な気分ではある。このとき気がついたのだが、「N700」といえば、新幹線なら最新型だよな。品川でN700を見た時に、どうせならN700iで撮影しておけばよかったかな?と、駄洒落のようなことを考えてみたり。


2006-07-02(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [Home] ツバメが部屋に飛込んできた

060702 部屋に入り込んでしまったツバメ
玄関に巣を作ったツバメだが、数日は夜も巣に入らなかった。それが2日夕方、巣からしっぽがはみ出しているのを確認。やっと落着いてくれたか、と思ってドアを閉めようとした途端、頭上で羽音が。あ、と思ったときはすでに遅く、ツバメが部屋に入ってしまった。
しばらくはカーテンレールなどに止まって周りを見回していたが、窓やドアをすべて開けてもなかなか出て行かない。飛立っては見るもののどこから出ればいいのかよくわかっていないようで、室内でホバリングしてはまた別な場所にとまる。仕方がないので新聞紙を広げ玄関まで誘導し、なんとかお引取り願った。
その晩はツバメは巣に帰らなかった。怖い思いをしたのでもう戻らないのだろうかと心配したが、3日夕方にはまた巣に戻っていた。よかったよかった。

_ [Home] 次男、徐々に自立

つかまり立ちの遅かった次男も、最近ずいぶんしっかりしてきた。ここ数日はつかまり立ちから手を放し、自立するようになった。自立してぱちぱち手を叩いたりもする。本人もとても嬉しそうだ。最近はパパママに両手を伸ばして「抱っこ!」をねだることも覚えた。抱っこすると甘えて胸にもたれ掛かる。これが実にかわいい。

一方長男は、次男の手の届かない高いところに置いておいたおもちゃにも手が届くようになったとあってここ数日機嫌が悪い。兄弟はなかなか難しいものだ。


2006-07-03(Mon) [長年日記] この日を編集

_ [Rail][踏切] 目黒線線路切替:不動前の先は本当に「小山」だった

目黒線 不動前〜洗足間の線路切替えが予定通り実施されたようなので、出社時に目黒線武蔵小杉行電車の先頭に乗って目黒から不動前に向う。地下の目黒駅から勾配を駆け上り、高架に入って不動前駅に進入し・・・
060703 不動前から見た地下入口
なんだこれは! 週末のうちに不動前の先に山が出現しているではないか!

それまで「上り坂」程度に認識していた不動前〜武蔵小山間がこんなに小高い山だったとは。地下化して線路が下っていくようになったので、私にはその風景が「これまでなかった山とトンネルが出現した」ように見えたのだった。夕日の向うから電車が駆け降りてきたかつての地上区間の面影は完全に消え、トンネル開口部がものすごい存在感を見せている。本当にびっくりした。 060703 不動前駅ホームから地下開口部を望む
午後に乗車した目黒・赤羽岩淵方面行きの電車は、ホーム停車位置が少し手前だったとかで、客扱前に位置調整をして少し前に出た。これまでは不動前駅手前は長い下りだったのが、今度は地下から駆け上る上り勾配になったので、まだ感触がつかめなかったのかもしれない。これが新規開業路線なら事前に習熟運転もするのだろうが、なんといっても今回はSTRUM工法で一晩のうちに線路が切り替ったのだ。習熟している暇も無い。あとは日々の常務で慣れてもらうしかないのだろう。

ともあれ、この困難な線路切替えを無事成し遂げた工事関係者には拍手を送りたい。切替えは一晩だが、完成に向けてまだ仮設部分の本設施工は続く。今後も無事工事が進むことを願っている。

2006-07-04(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [踏切][Rail] 東急目黒線:不動前踏切の「きしゃにちゅうい」その後

7/2の線路切替えで、不動前〜武蔵小山間の不動前2号〜7号踏切は廃止解消された。これまで5年間その動向を見てきた不動前踏切の「踏切あり」標識は踏切廃止直後にどうなったか。

不動前4号・7号(電照式207-A、207−B)
060704 不動前7号踏切北側 060704 不動前4号踏切南側 蒸気機関車が描かれたもの(207-A 不動前4号と7号)、電車の描かれたもの(207-B 不動前7号)とも、電照式標識はいまのところ変化なし。2001年当時の写真と比べると、7号の標識そばの看板が変わっていたりして5年の歳月を感じさせる。4号も電照式だが、立っていたのは狭い路地。なぜわざわざ電照式にしたのか、踏切廃止となった今でもよくわからない。

不動前6号(207−B)
060704 不動前6号踏切南東側 060704 不動前6号踏切北西側 不動前6号には両側とも電車が描かれた標識(207-B)がいい雰囲気で立っていたのだが、すっぽりと黄色いカバーで覆われていた。また、「踏切あり」と描かれた補助標識にもテープが貼られて読めないようにしてあった。なんだか見ているほうが窒息してしまいそうな息苦しさを感じる。南東側の標識は2003年に調査したときはなぜか標識・補助標識ともそっぽを向いていたのだが、今年4月28日に確認したときには正しい向きに直っていた。

参考:Toru Ishida's homePage -TIP! (当diaryの母屋)
「きしゃにちゅうい -- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --」
第11回 風前の灯 [不動前7号踏切 2001/05/05 撮影]
-- SPECIAL:不動前踏切コレクション -- 撮影年月日:2003/08/29
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ T.Ishida [泰緬隋道様、ご覧頂きありがとうございます。 タイの標識、ぜひ拝見させていただきたく思います。(別途連絡差し上げます)]

_ 泰緬隧道 [写真送りましたが、届いてますか?]

_ T.Ishida [泰緬隧道様、連絡が遅くなりまして申し訳ありません。 画像3枚、受領いたしました。近日中にコメントをつけてアップロード..]


2006-07-05(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [Rail] ViewSuicaでオートチャージが可能に

〜「ビュー・スイカ」カードがパワーアップします。〜
2006 年10 月1 日よりオートチャージサービス開始!!

※PDF注意 [www.jreast.co.jp]

Suicaにチャージし忘れて改札で引っかかる人が結構いるのだそうだ。今回の新機能は、Suica残額が一定額を下回ると改札通過時に自動的にクレジットカードからチャージしてくれるというもの。これはたしかに便利だと思う。読み取り部分が青い新型改札機はこれが設置目的のひとつだったのか。この話題とは直接関係ないが、新型改札機では定期券利用でもSuica残額が表示されるので、それだけをとっても利便性が向上したと思っている。
なお、オートチャージはVIEW Suicaなどビューカード+Suicaでないと出来ない。モバイルSuicaも対象外とのことだが、これは「いつでもどこでもチャージできるんだから自分でちゃんとやって置け」ということなのだろうか。

_ [Rail][Telecom] 「遅延証明書」がWebでも

遅延証明書をWebサイトで発行、JR東日本が2007年1月めどに導入[internet.watch.impress.co.jp]

具体的にどのような手続きになるかはまだわからないが、特に大きなトラブルが起こったときには、必要なくても「記念ダウンロード」する奴が絶対いるはずだ!*1 また、遅延で気の立った人間が短時間に殺到するわけだから、レスポンスにも気を遣わなければなるまい。これをさばくサーバはかなりの性能を要求されるだろう。ただし、トラブルがなければそのリソースは遊んでしまうが。平時はSETI@homeでもやるか?
「遅延証明書」にどのくらいの信頼性を要求しているかは個人・会社によっても異なるだろうが、現状でも日付だけ入った遅延証明書(遅延時刻は自分で記載)などもよく見かける。そのくらいのレベルでよいのであれば、いっそ「使用路線と時間帯を登録しておくと、遅れたときには自分の携帯や指定アドレスに遅延証明メールが届く」サービスはどうだろうか。

*1 鏡を見ながら書いてます:)

_ [Rail] 武蔵野線バードストライク

ハトがぶつかり?朝のJR武蔵野線乱れる[www.yomiuri.co.jp]

航空機はもちろん、新幹線でも鳥がぶつかる事故(バードストライク)は結構ある。ホームに入ってきた新幹線の先頭部分に衝突痕を見かけることもあるし、新幹線開業期に初めてご乗車になられた昭和天皇が、運転席の窓ガラスに残ったスズメの衝突痕を見て一首詠んだという話*1も伝わっている。
しかし在来線、それも特急などではなく武蔵野線のような通勤電車で、というのは珍しいのではないだろうか。ハトくらいの大きさだと衝撃もそれなりに大きいと思うが、記事を読む限り窓が割れたり車体に大きな影響はなかったようだ。

この記事を見て思い出したのだが、今から10年ほど前、乗っていた特急の運転席の窓ガラスが割れて運転打ち切りになったことがあった。確か早春に下田に行こうと185系の踊り子に乗っていたところ、大船の手前で急ブレーキが掛かった。しばらく停車してから発車したが、車両に何かぶつかったため大船で運転打ち切りだという。大船で降りて先頭車までいってみると、運転席の窓ガラスが割れて大きな穴が開いていた。架線柱から大きな氷の塊が落ちてきてぶつかったそうで、運転席には雪が固まったらしい大小の氷の塊が散らばっていた。幸い運転士さんに怪我はなかったが、運転席の窓ガラスを割るほどの破壊力を目の当たりにして強く印象に残っている。

*1 以前鉄道雑学に関する書籍で読んだのだが、ざっとググったところではWeb上に関連情報を見つけられなかった。


2006-07-06(Thu) [長年日記] この日を編集

_ [踏切][Rail] 東急目黒線:不動前踏切の「きしゃにちゅうい」その後(不動前2号踏切編)

060706 不動前2号踏切北側 060706 不動前2号踏切 南側
7月4日の日記に続き、東急目黒線の廃止された踏切と「踏切あり」標識の調査報告。
不動前2号踏切は北側が一般的な道路標識、南側が電照式標識で、どちらも絵柄は電車(207-B)。ここも先日紹介の6号と同じ扱いで、北側の標識にはカバーがかけられていた。なお、カバーにテープのようなものが貼ってあるのが見えるが、その下に「規制解除」の文字が透けて見えた。この写真撮影時、踏切そばの交差点では別な標識の撤去工事が行われているのを目撃しており、この標識がその後どうなったか気になるところ。この2号を含め不動前踏切の電照式でない標識は、比較的新しいもののようでゆがんだり錆びたりしておらず、ほとんどが最後までいい状態だった。
南側は電照式で、4号・7号と同じくそのまま。夜は今でも点灯しているのかどうか、確認の必要がありそうだ。

2006-07-09(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [Rail][Home] S.K.I.P.号に乗ってきた

060709 S.K.I.P.号
特に出かける用事はなかったのだが、長男が「久しぶりに江ノ電に乗りたい」というので、家族で買い物がてら出かけることにした。パパと長男で江ノ電に乗っている間に、ママは(次男付きながら)お買い物の時間が取れる、という寸法である。
やってきたのは白い産経広告車の2003F(藤沢方)+S.K.I.P.号1001F(鎌倉方)。S.K.I.P.号1001Fにはまだ乗ったことはなかったので長男と顔を見合わせにんまり。車体広告が控えめで白い2003Fとのコンビもなかなかいい組み合わせだ。

特に沿線に用事があるわけではないので鵠沼あたりで引き返そうかと思ったのだが、長男が「車庫が見たい」というので行き先は極楽寺に変更。途中、江ノ島〜腰越間で今日が有名な小動神社のお祭りの時期であることに気づく。これに気がつかないあたり、さすが年季の浅い江ノ電ファン(苦笑)
極楽寺で下車すると、ちょうどおみこしがやってきたところ。これでなんだか「極楽寺でおみこしを見てきた」と、それらしい「旅の理由」がついた感じ。鉄道好きの場合「鉄道に乗ること」自体が目的なのだが、世間の人にはそれがなかなか受け入れてもらえないことも多い。

060709 極楽寺の1101
父子の「真の目的地」であった極楽寺の車庫には1101Fが止まっていた。昨年「義経号」だった編成だ。長男は義経号が大好きで、彼にとっては今でも1101Fは「元義経号だった電車」として特別な存在のようだ。

最近303Fが姿を見せない、とネット上で静かに話題になっている。
私も気になって道路上から目を凝らしてみたが、303Fらしき姿を見つけることは出来なかった。

極楽寺に戻ると、ちょうど行きに乗った電車が鎌倉で折り返してきた。帰りもS.K.I.P.号にのって、ちょっと得した気分で今日の父子乗り鉄は終了。小雨が降っていた上にあじさいの季節も終わり、観光客は平塚の七夕に流れたこともあってか、行きも帰りもとても空いていたので子連れ旅も楽だった。

2006-07-11(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [踏切][Rail] 東急目黒線:不動前踏切の「きしゃにちゅうい」その後(不動前2・7号踏切)

060711 不動前2号踏切 060711 不動前7号踏切
踏切廃止直後は動きのなかった電照式標識だが、ついにマスクされてしまった。
左は不動前2号踏切、右は7号踏切のものだが、どちらも黒い粘着テープと思われるもので全面が覆われてしまっている。7号は汽車のもの(207-A)、電車のもの(207−B)とも見られなくなってしまった。元の標識が黄色のアクリル板の上に汽車や電車を描いた黒いアクリル板を貼った構造なので、よく見るとテープを張った面がそれら汽車や電車の形に出っ張っている。

_ [踏切][Rail] 東急目黒線:不動前4号踏切に残った「きしゃにちゅうい」

060711 不動前4号踏切
電照式標識もマスクされ、もう標識は見られなくなった・・と思ったら、どっこい不動前4号踏切の標識だけはマスクされずに残っていた。いつまで残るかはわからないが、標識として最後まで残ったのが「汽車」標識だったのはちょっとうれしい。
まさか忘れられているわけではないだろうが、これだけが残ったのは狭い路地なので作業がしにくいなどの理由によるのだろうか。

_ [Rail] 東京総合車両センター:207系900番台がいた

ホームライナー小田原21号の車窓から東京総合車両センターウォッチング。

おや、こんなところにいまだに205系が。埼京線のようだが・・900番台? よく見ると207系900番台であった。

これは量産されることのなかった*1一本しかない試作編成である。えてしてこういった試作車は厄介者扱いされやすいものなので、こんなところにいるとちょっと心配になる。

*1 同名ではあるが、JR西日本の207系とは別物で、JR西207系はこれの量産車という位置付けではない


2006-07-14(Fri) [長年日記] この日を編集

_ [Liner][Rail] おはようライナー新宿28号車両故障、12号49分遅延

060714 鶴見駅で点検中のライナー28号
いつも乗っている湘南ライナー12号が戸塚駅付近で停車した。
東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインのダイヤ乱れの影響を受けて新川崎付近で停車することはそう珍しくもないが、こんなところで止まるのはまれだ。しかし、車内アナウンスは声が小さい上クーラーの轟音にかき消されてよく聞こえない。何回目かのアナウンスで、やっと「直前を走っているおはようライナー新宿28号が車両故障で点検中」だとわかった。以下、車内で取ったメモによる時系列で。
  • 08:40頃 戸塚〜東戸塚間で停車。先行する新宿28号が車両点検とのこと。
  • 08:48 後発のライナー14号に抜かれる。(14号は東海道線経由。12号はこのとき東海道貨物線上。)
  • 08:50 28号運転再開とのアナウンス。
  • 08:55 12号も運転再開。
  • 09:15頃〜09:26 横浜羽沢貨物駅の先のトンネル内で再び長時間停車。
    28号が不具合のため徐行中とのこと。28号はこの先鶴見駅で退避し、再点検を行うこととなった模様。
    トンネル内のため圏外で携帯が通じず、会社に連絡できず困っている人もちらほら。
  • 09:35頃 鶴見駅通過。進行方向右横の貨物線に28号が停車している(掲載写真)。2号車サロ251-2の東京側台車に係員が集まっていた。
  • 09:52 12号、品川駅8番ホームに到着。49分遅れ。


列車運行情報サービスによれば、この故障の影響で、新宿ライナー28号の同じ車両を使う予定だったスーパービュー踊り子53号・6号が運休となったようだ。

それにしても約1時間の遅れである。東海道線は平常運行しており、ライナー12号だけがワリを食った感じ。まぁ、今日は特に予定が詰まっていたわけでもなく、暑い中エアコンの効いた特急車両のシートに座って待っていただけなので、むしろいつもの朝よりのんびりとしていて腹も立たない。

_ [misc] 不動前駅前で火事

遅れに遅れて不動前に着くと、消防車が2台止まっていた。近所で火事があったらしい。この暑い中、消防士さんたちは重い装備を背負った上に防火服着用。頭が下がります。

時節柄ネットで火事を取り上げて「こわ〜い」なんて書くと疑われそうなので、この話はここまで:P


2006-07-15(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Rail] 新聞広告のリアル小湊鉄道?

060715 小湊鉄道なのか? しばらく前から日経によく出ている広告。人工物のない野原に一直線に伸びた線路。いやぁ、見事に合成画像ですね。背景、線路、人物の3つの素材から結構お手軽に作ったんだろう。路盤と草むらの境目の処理は難しかったかもしれないな・・・と思っていた。
ところが、最近掲載されたこの広告にこんな文字が追加されているのを見つけた。
「小湊鉄道株式会社の了解、立会いのもと製作しております。一般の方々は決して線路に立入らないでください。」
・・・実写だったの?
単に線路部分と人物の撮影を小湊鉄道で実施したというだけで、背景は合成なのかも知れない。が、もし小湊鉄道にこんな「人手の入っていない」風景が本当にあるのなら、それはちょっと貴重かもしれない。この線路の先からディーゼルカーがやってくるのを見てみたいものだ。

それは別として、こういった「過保護的注意書き」そのものは嫌いだ。 しかし、こういう大学生がいる以上、高校生相手の広告としては警戒せざるを得なかったのかも。

_ [Home] 今年初めての海水浴

数日前から保育園でプール遊びが始まったらしい。今日も暑いので、ビニールプールに水を張って自宅でも水遊びをすることにした。まだ保育園に行っていない次男も大喜び。初めてのプールだったが、スズメが水遊びをするように水をはね散らかして大はしゃぎした。

一通り遊んで疲れた次男はお昼寝。長男は遊び足りなそうだったので、そのままTシャツを着て海へ。これが今年初めての海水浴となった。

思ったより波があって、ボディボードを持っていけば結構楽しかったかもしれない。長男は相変わらず海は怖いようで、波打ち際でキャーキャー騒いでいた。が、本気で怖がっているわけではないようで、プールよりも楽しんでいたようだ。

帰宅して庭先のホースでシャワー。冷たいがこれが気持ちいい。長男は実は海より、海から帰ってきたときのシャワーがお気に入りだったようだ。


2006-07-16(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [Model] エアロソアラ、飛ぶ!

060716 AERO SOARER
長男と近所の量販店に買い物に行ったところ、TOMITEC AEROSOARER[www.takaratomy.co.jp]が販売されていた。早速購入! AバンドのNo.1 ミリタリーグリーン。
当初4/1発売予定だったものが延期され、7月15日に発売になったことは知っていたが、普段鉄道模型などで「限定」「即日完売」「初回のみ」に慣れてしまっているためか、「どうせ店頭は即日完売だろうなぁ」「どこかの通販で残っているのを探すかぁ・・」と勝手に思い込んでいた。
それでも店頭でしばらく見ていると、興味を惹かれて手にとって見る人が結構いた。その大半が私同様、子供の手を引いてやってきたパパだったところが面白い。

帰宅後、早速あけてみる。立派な箱だが、開けてみると大半がダンボールの梱包材。そして本体はというと・・華奢。「脆弱」という言葉がぴったりな、発泡スチロール製の機体に小さなプロペラがついている。たしかに梱包が厳重になるわけだ。取り出すのにも気を使う。子供が乱暴に掴んで取り出したりしたら、それだけで2,600円の機体は空を飛ぶことなくお釈迦だろう。
ビットチャーG等と同じく、単3電池3本が入るコントローラーが充電器を兼ねている。説明書では充電器にさすときは機体を持つように書いてあったが、それでは力が入らないし、何より金属製の端子を落ち込む力で機体が損傷しそうだ。かといって力を入れないと端子が十分挿さらず充電できない。端子上端は赤外線受光部となっているので、この上端を爪で押し込むことでうまく挿すことができた。充電が終わるとメロディがなるのだが、どうもこのメロディ、尾翼の向きを制御するコイルのあたりから聞こえる。電磁石を制御して鳴らしているのか?

充電完了し、早速飛行!・・・即墜落(苦笑)
子供の頃から紙飛行機が好きでよく飛ばしていたので、調整方法はだいたいわかる。本飛行の前に紙飛行機のように滑空させて調整してみる。普通の紙飛行機よりもやや浮き上がり気味の設定のほうがうまく飛ぶようだ。
充電40秒で30秒飛行可能、とのことだが、はっきりいって飛んでいる時間より調整したり充電したりしている時間のほうがはるかに長い。しかも、うまく調整出来た!と喜んで飛ばしても、着陸に失敗したり何かにぶつかれば再度調整しなおし。だいたい最初はコントロールどころか「飛ばす」ことすらうまくいかない。動いて当たり前の普通のおもちゃと同じ感覚で買っていく人が多数いたとしたら、今頃タカラトミーのお客様相談室は苦情の嵐かもしれない。

それでも、30分もたった頃には何とかコツらしきものがつかめてきた。
飛ばす前の調整と滑空試験は必須。で、充電はケチらないこと。失敗・墜落して「まだちょっとしか飛ばしていないからもう一度・・」というのはさらなる失敗の元だ。充電直後は実に力強くプロペラが回る。この勢いでうまく上昇させ、上手に旋回させてやればパワーダウンまで飛行が楽しめる。高度が下がると室内にはいろいろと障害物があるので、なるべく高高度で飛ばすのが長時間飛行成功の秘訣だと思う。まだ数回に一度位の成功率とはいえ、12畳のリビング内を何度かうまく旋回させて充電が切れそうな頃に手元に戻って来させることもできるようになった。体育館ぐらい広いときっともっと長く飛ばせて楽しいのかもしれないが、広ければ広いで今度はバッテリの持ち時間が不満になるだろう。また、機体との位置関係によっては赤外線が届かないのか、うまくコントロールできないこともある。

前述のとおり、エアロソアラは「飛ばして遊んでいる時間より調整している時間のほうがはるかに長い」忍耐を要するおもちゃだ。調整にも(紙)飛行機の最低限の知識が必要。しかし、うまく飛んだときの30秒が実に楽しい。これを一番楽しめるのは、技術的にも精神的にも、かつて「子供の科学」の付録の紙飛行機で遊んだパパ世代かもしれない。そう考えると、売り場で手にとって興味深げに見ていた人たちの年齢層にも納得がいくのであった。もちろん自分も含めて、だが。

2006-07-17(Mon) 海の日 [長年日記] この日を編集

_ [misc][Home] 現実歪曲鏡

寝室の姿見が壊れてしまったので、近所のホームセンターで新しいものを購入した。特にこだわりはないのでイチキュッパ、である。
ところが、帰宅して壁にかけ、しばらく自分の姿を見ていた妻が、とんでもないことを言い出した。
「この鏡、なんかやせて見える!」
そんな馬鹿な、といいつつ、鏡の前に立って前後に移動してみる。近くで見ていたときは全く気がつかなかったのだが、鏡から徐々に離れると、たしかに「やせて見える」ではないか。妻は離れるほど小顔・面長になり、私はなぜか首が伸びた。私が小顔にならず首だけ伸びたのは、もとから細身・面長なせいかもしれない。
いやーよかったね、細く見える鏡で。逆だったら大変だったね、ハハハ、で終わるかと思ったら、妻はこれでは困るので返品交換するという。「太いところは太くみえてくれないと困る」のだそうだ。
女心は難しい・・・

_ [Home] 「乳幼児歓迎」な店

茅ヶ崎には「犬歓迎」な飲食店が多いような気がする。だいたいがテラス席があって、そこが「ワンちゃん可」になっているようだ。「犬の散歩の途中に気軽に寄ってお茶でもしていってください」ということだと思う。たしかに、近所の住民を取り込む有効な方法のひとつだと思う。

ところで。
どうせなら「乳幼児歓迎」も表示してもらえまいか。
「え? 普通かまわないでしょ?」という人もいるかもしれないが、子連れには外からは見えない「心理的障壁」があるのだ。店としては歓迎しているのかもしれないが、問題は「他の客」なのだ。近所の人の利用の多いカジュアルレストランなのに、子連れ客が入店するごとに明らかにいやそうな敵意むき出しの眼差しを向けたり、露骨に「うるさいわねっ!」と聞こえよがしにいう客(男女問わず中年以上の層に多い気がする)が結構いる。いまだに「主婦は外食などせず自宅で子供の相手をしていろ」とでもいうのだろうか。もちろん、店内を走り回ったりしないように自分の子供をしっかり監督しておくのは親の責任だが、それ以前の段階から子連れ敵視というのはいただけない。店側が「未成年お断り」ならともかく「子供歓迎」なら、その旨明示していただけると親として安心して入店できるので、ぜひご一考を。犬同伴もいいが、子供に受けがいいと「将来のお客さん」も囲い込めますよ。

ちなみに、茅ヶ崎駅南口にある某パスタ屋*1は店長から店員一同乳幼児への対応も親切で、実際子供の扱いも上手だった。こんな店が増えてくれるといいな。

*1 ラ・パットーラ。「マネーの虎」で資金を獲得したことでも有名。ってこれでは某でもなんでもないな。

_ [Home] 次男、立つ。

次男が自分で立ち上がるようになった。
お座りの状態から、一旦前に手を付いてよいしょっ、と立ち上がる。しばらくゆらゆらして、一歩踏み出そうとすることもあるのだがそのままペタン、としりもちをつく。それでも立つとうれしいのか、ニコニコしながら何度も繰り返す。なぜかしりもちだけで前のめりに転ばないのはが人体の神秘だ。赤ちゃんのお尻はこのときのためのクッションとして、あんなにぷくぷくしているのかもしれないと思った。
妻は長男が立ったとき、「転んでも転んでもあんなに一生懸命に立って歩こうとするところに、人類の直立歩行への執念を見た!」と言っていた。同感である。執念、とはいっても本人がうれしそうなので、悲壮感は全くない。また、立って「ぱちぱち」でもしようものなら家族そろって大喜びでほめるので、ますます喜んで立とうとする。もう典型的親ばか状態。で、立つと次には「ほら、一歩踏み出してごらん!」
「這えば立て、立てば歩めの親心」とは誰が詠んだか知らないが、まさにそのとおりだ。

もっとも本人は、ママを追うときなどはせっかく立ち上がっていてもすぐ効率のよい「高速4足歩行モード*1」に移行するほうが楽だと思っている様子。人類二足歩行への道のりはまだ遠い。

*1 この時期の子供はハイハイがびっくりするほど早い

_ [Home] 浜降祭

「海の日」は茅ヶ崎では「浜降祭」の日でもある。茅ヶ崎中の神社から深夜、お神輿が海を目指して「ドッコイドッコイ!」の掛け声とともに移動する。

・・・今年は寝坊しました。というか、家族一同目が覚めませんでした。結局、海から戻ってきたお神輿を近所で見ておしまい。


2006-07-20(Thu) [長年日記] この日を編集

_ [Home] ツバメが孵化した

朝、長男と家を出ようとドアを開けると、いつものように玄関の上にかけられた巣からツバメが逃げていった。その直後、頭上から小さく「チィチィチィ」と鳴き声が。どうやら、ツバメの雛が孵ったらしい。まだ何羽いるのかもわからない。

巣から落ちたり猫に襲われたり、孵化しても巣立っていくまでこれからいろいろ試練があるわけだが、まずはよかった。今年は無事に巣立ってくれればと願っている。鳴き声はまだ本当に小さいが、きっとすぐにピイピイとにぎやかな声になって、巣から顔を出してえさをねだる姿も見られるようになるだろう。

その頃から、「大家」である私は大量のフンの始末に悩まされることになるのだが。

_ [Rail] 東急5080系増備?

江ノ電が多数登場する「つりかけ式」特集に惹かれて、珍しく「鉄道ダイヤ情報」誌を買った。甲種回送情報を見ていると、「東急5080系 6両1編成」の回送が記載されている。これは9月からの急行運転に備えて5083Fを増備すると言うことだろうか? 現行の5081Fと5082Fではクーラーの形が異なるなど外見上微妙な違いがあるが、5083Fが出来るとすれば、前2編成とどんな違いがあるのか、今から楽しみだ。


2006-07-22(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Home] ツバメ:一羽脱落

玄関で妻と長男が騒いでいる。何かと思えばツバメのヒナが一羽巣から落ちていたとのこと。拾い上げてみるとまだ生きてはいる。が、すでに動きも弱々しい。2m程の高さから固い地面に落ちたためなのか、それとも弱いがゆえに放り出されたか。

妻は巣に戻せというので脚立を出して巣に返したが、一度弱ったヒナが再び巣に戻って兄弟たちとの生存競争を再開できるとは思えなかった。また、人間の匂いのついたヒナを戻すことで親鳥が警戒し巣ごと放棄してしまわないかも心配だった。

幸い、その後親鳥は巣を放棄することなくヒナたちに忙しくえさをやり続けた。妻もそれを見て安心したようだ。

夕方、玄関を開けると朝と同じ所にヒナが落ちていた。すでに息絶え冷たくなっている。やはりだめだったか。これも自然の営みの一部。そもそも本当の自然環境ならば、一度巣から落ちたヒナを巣に戻してくれるおせっかいな生物などいない。落ちたところでそのヒナの命運は尽きているのだ。

妻に見つからないようヒナを拾い上げ、一瞬ごみ箱に入れようかと思ったが朝まだ生きて動いていた姿を思い出してやめた。そして庭の草の陰に葬った。妻には話さないつもりだ。


2006-07-23(Sun) 夏休み初日 [長年日記] この日を編集

_ この日から北海道に帰省。次男は初めての長距離旅行。

_ [misc][Home] スポーツワゴンでZoom- Zoom!

乳幼児2人を連れての移動は大変だ。羽田空港までは自家用車。新千歳からはレンタカーを借りた。
レンタカーは航空券などの手配の際に一緒に申込んだのだが、チャイルドシートとジュニアシートつき、また今回は札幌のおばぁちゃんも一緒に道央旅行をするので大人計三人も乗るとあって、大きめのクラス指定となった。レンタカー会社は"Zoom-Zoom!"のあの会社の系列。避けてきたわけではないのだが、なぜかこれまでこの会社の車にはほとんど乗ったことがない。

新千歳に到着してレンタカー会社(空港から離れたところにあり、専用バスで移動する。これは他社も同様らしい。)で実車とご対面。
060723 MAZDA ATENZA Sport Wagon 2300 4WD
スポーツワゴン!!?

チャイルドシート・ジュニアシートを指定していたので、てっきりミニバンかファミリーセダンだと思っていたのだが、アテンザスポーツワゴン[www.atenza.mazda.co.jp]。しかも2300cc 4WD。第一印象は「でかっ!」。普段1500ccのコンパクトハッチバックに乗っているのでこのサイズはかなり大きく見える。しかしその大きさのおかげで、旅行用スーツケースを含む家族4人の荷物も楽々積載。
この車、走行距離が1万km程度とレンタカーとしてはほとんど新車といってよい状態で室内も汚れておらず、その上2300cc5速AT。普段とは違うスポーツワゴンで北海道の広くてまっすぐな道を思いっきり楽しんだ。以前北海道に住んでいた頃はマニュアル車だったこともあり、慣れてきてからはアクティブマチックで久しぶりの「シフトチェンジ」の感触も味わえた。Zoom-Zoomの会社に対する私の中の評価もこれでずいぶん上がったのであった。

現住所である茅ヶ崎は幹線から一本入ると狭くて曲った道が結構多い。その上夫婦そろって車両感覚がよくない。最近は長距離ドライブの機会も余りない。「大きなスポーツワゴンでスポーティな走り」はこの夏休み限定のお楽しみ。

_ [misc] レンタカー会社の缶コーヒー

060723 マツダレンタカー印の缶コーヒー その"Zoom-Zoom"なレンタカー会社でくれた缶コーヒー。一本もらっていい?と担当氏に聞いたらどうぞどうぞとたくさんくれた。普段余りコーヒーを飲まないのだが、車に乗っているときに限ってなぜか無性に飲みたくなるのでこれはありがたかった。
私は缶コーヒーはかなり甘口が好きで、ジョージアのレギュラーはもちろんMyコーヒーもMAXコーヒーもOKなのだが、これはそれほど甘くはなかった。眠気覚しにはこのくらいがちょうどいいかもしれない。

どこのメーカーの缶コーヒーだろうと製造元を見ると、私の知らない広島の会社だった。広島の、と言うあたり、やはりマツダレンタカーだからだろうか。珍しいので、結局一本だけ手を付けずに持ち帰ってきてしまった。

2006-07-24(Mon) 夏休み2日目 [長年日記] この日を編集

_ [Home] 旭山動物園に行ってきた

妻は北海道の各都市間の距離感がつかめていない。
札幌と旭川は非常に近いと思っていたようだが、それが間違いであることは道央自動車道を走って実感したようだ。もっとも、その高速が広くて空いている上、見える風景が広大なのでかえって混乱に拍車をかけたとも言えるが。

旭川に向ったのは、すっかり有名になった旭山動物園に行くため。
確かに動物園としては新しい試みが多く大人も子供も楽しめるし、へぇ、と思うところも多いのだが、これまであちこちで取り上げられているせいかそれほど新鮮な感動はない。どうしてかなぁ、確かにこれまでの動物園とはずいぶん違うのだが・・と思ってふと気がついたこと。

「これって、水族館では結構普通なことのでは?」
その生物の生態や生息環境に合わせた展示、と言う点では、水族館は結構前から普通に取入れている。それを動物でやって見せたところが旭山動物園のすごいところなのだが、えのすい、葛西、品川なんかを見慣れているので水中トンネル位では驚かなくなっていたわけだ。

もちろん、旭山動物園が面白くなかったかと言えばそんなことは決してなく、長男はアザラシ館の例のパイプからしばらく離れようとしなかった。また、ほっきょくぐま館ではものすごい長蛇の列だったにもかかわらず並んでカプセルから顔を出してご満悦だった。到着が昼過ぎだったのであまりゆっくりできず、全部を見ることは出来なかったのが残念。また、車にデジカメを忘れて入園してしまったのは最大の失敗であった。

ところで、旭山動物園の周りには一回¥500の駐車場が多数ある。東京での駐車料金から見れば安いのだが、なんのことはない、その道をどんどん上っていくと動物園のゲート前に無料駐車場があるのだ。危うく間違ってはいるところだった・・・

2006-07-25(Tue) 夏休み3日目 [長年日記] この日を編集

_ [Home] ラベンダー満開!

060725 ファーム富田 富良野・美瑛には結婚してから一度来たことがある。その時はラベンダーの季節は過ぎており、妻は大変に残念がっていた。それでもこの一帯の風景の美しさは夫婦とも強く印象に残っていて、次男にはこの付近に由来する名前を付けた程だ。

まずは定番「ファーム富田」へ。
今度はベストシーズン! 一面のラベンダー。丘に広がるポピーなどのその他の花も実にきれいに咲いている。文字通り絵はがきのようだ。道産子でありながらここがこんなに美しいところだとは知らなかった。20年以上北海道に住んでいながらベストシーズンの富良野・美瑛を見たことがなかったのだ。「観光客で混んでいるところにわざわざ行かなくても」と斜に構えていたからなのだが、今は道外からの観光客そのものなので素直に感動。
ここのバスオイルは長男を筆頭に家族のお気に入りなのだが、今回は加えてさまざまなものを買った。ちょっとしたエピソードがあったのは「石鹸」。ラベンダーアイスクリームを食べて手がべたべたになった長男の手を洗おうと水道を探すと、折しもアイスクリーム売店からごみを捨てに出てきた店員さんが、建物脇の水道で手を洗っていた。ほほう、ちゃんと石鹸で手を洗っている。食べ物を扱う者としていい心掛だ。長男の手もあそこで洗わせてもらうとするか、と備付けの石鹸で手を洗うと何やらいい香り。
こんなところでもラベンダー石鹸を使っているのか!
これがあまりにいい香りだったので、すでに液体ハンドソープを買っていたにもかかわらず妻は固形石鹸を買いに、再び売店に向ったのであった。

その後、美瑛に向う。
美瑛の風景が美しい、と思うようになったのも北海道を出てからの話で、北海道に住んでいるときはありふれた風景としか思っていなかった。もったいない話である。
観光客らしく、「親子の木」や「セブンスターの丘」等を回る。これらは有名な観光スポットとしてカーナビにも入っているし、案内板も整備されているので、簡単に回ることも出来る。途中、大型トラクターが20Km/h位で走っているのに追いついてしまったが美瑛の地形に合せた道は常にアップダウンとカーブの連続で見通しが悪く、対向車もあるので追抜くことが出来ない。急ぐわけでもないし周りの景色も良いのでそのままのんびりと次のスポットまでついていったりもした。
長男に「親子の木」を見せて「パパとママと(長男)の木だね」と言ったら、あれは(次男)の木だ、ボクはお兄ちゃんだからもっと大きな木がいい!と珍しく自己主張。結局長男の木は「ケンとメリーの木」と言うことになったのだった。次男はと言えば、自分の名前の由来の地であることを知ってか知らずか、気持よさそうにお昼寝。