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「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2008-04-02(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [misc] ねんきん特別便

3月の初め頃だったか、話題の「ねんきん特別便」が届いていたのだが年度末の多忙にかまけて放置していた。
仕事も一段落してふと思い出したので内容を確認してみたが、問題と思われる点がない。これまでの会社の履歴が新卒入社からきれいにつながっている。しかし最初のねんきん特別便は何か問題がある「可能性がある」場合に発送されているはずなので逆にちょっと気持ちが悪い。何かなかったかなぁ、と思い出そうとするが、少なくとも特別便に記載されている会社以外に勤めた覚えはない。いくら考えてもわからないので、「ねんきんダイヤル」に電話してみた。

指定された番号にかけると、今でもまだ混んでいるらしくトーキーが流れた。それによれば週の後半(木・金)、時間では17時以降が比較的空いているらしい。しかしかけ直す気が起きる間もなく電話はつながった。

特別便に記載された年金の履歴が中断なくつながっている旨告げると、「同姓同名の人かもしれないが、浮いている記録がある可能性があるので調べてみます」とのこと。基礎年金番号と本人確認のための住所・氏名・生年月日・連絡先電話番号を告げるとすぐに結果が出た。
「○○年に××と言う会社にお勤めではありませんでしたか?」
その頃はまだ社会人どころか未成年で、大学生にもなっていない。よりによってその年は浪人中だったぞ(苦笑)
ということで、あっさり「同姓同名の別人」と言うことで決着したのだった。あとは「特別便」に同封されていた確認はがきの「訂正がない」に○を付けて出せば一件落着だ。

_ [Liner][Rail] ライナー12号:セット券、残あり

先の改正で編成が短縮され座席数が減った湘南ライナー12号。茅ヶ崎・藤沢からのセット券の乗客は5号車一両に集約されることになたため、最近はほぼ満席に近い状態になっている。セット券を買った人の人数と座席の数がほぼ一致したということだ。需要と供給のバランスが取れていると見ることができるが、セット券を買う側からすると「セット券が売り切れるかもしれない」という心配も出てきた。
 セット券は4月1日に売り出されるが、よりによってその日は次男を保育園に連れて行くのにてこずってしまい、セット券の申込書を書く暇もなく12号に飛び乗った。更に帰宅も遅くなったので結局セット券を買えずじまい。
で、売り切れの心配をしつつ2日の夕方になってみどりの窓口にならんだのだが、ライナー12号のセット券はいつも通りあっさりと購入できた。まずはほっとしたが、残り座席数は聞きそびれてしまった。着席状況から見ておそらくそうたくさんは残っていないだろう。今後季節変動でセット券乗客が増えると売り切れがないとも限らないのでまだ気は抜けないな。
ちなみに、改正前には200席以上残っていた当日券はまだ余裕があり、前日夜の時点で150席程度は残っている。こんなに余裕があるのならその座席をセット券に回して欲しかったりするのだが。

そういえば今回の改正でグリーン車も2両から1両になった。湘南ライナーのグリーン車はグリーン券を持っていれば乗れるが座席数の保証がない。もしかしたらこの減車の影響で座れなくなった人もいるのだろうか。

2008-04-05(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Mac&PC] Adobe Photoshop Elements 6でひと騒動

Adobe Photoshop Elements 6 これまでiBook(Dual USB/PPC G3 500MHz)で使っていたAdobe Photoshop Elements 2はLeopardでは使えない。楽しみに待っていたElements 6 for Macが4/4に発売になったので早速購入することにしたのだが、これが思いのほかてこずってしまった。
  • Adobe IDを忘れていた。
    いきなりしょっぱなからこれ。過去のAdobeからのメールを漁ったり思いつくメールアドレスを入力するもことごとく蹴られる。 Spotlightで過去の備忘録をさらうと、以前メールアドレスを変えたときにちゃんと手続きをして、固有のIDを自分で振っていた。きちんと手続きをしていた過去の自分は偉いが、それを忘れている今の自分が情けない。

  • ダウンロードはJavaアプレットが行う。
    IDがわかったので早速購入手続きを開始。記録媒体と言う「物体」にこだわりはないし化粧箱も紙のマニュアルも要らないのでダウンロード販売を選択。ところがダウンロードボタンを押しても白紙のページが出るばかり。しかもSafariのウィンドウが妙な大きさにリサイズされている。
    あっ、そういえばSafariの設定でJavaをOFFにしていた。
    ダウンロードはJavaアプレットが行うようになっていたのだった。設定を一時的に変更すると、久しぶりに見るコーヒーカップの絵の後にアプレットが起動し、ダウンロード画面に移行した。

  • ダウンロードが始まらない!
    やっとダウンロードアプレットが起動したと安心したのもつかの間、今度は一向にダウンロードが始まらない。遅い、のではなく全くダウンロードが始まらないのだ。まだ何か設定上の問題があるのかと中止ボタンを押すと、今度はステータスが「中断中」となって再開できなくなってしまう。ブラウザを閉じたりファイアウォールの設定を変更したりいろいろと試してみたが、長時間放置してもアプレットから「断続的にネットワークが切断される」などというエラーが表示されるばかりで、結局この日のうちには1byteたりともダウンロードが進むことはなかった。Adobeストアだと思っていたが実はフィッシングサイトだったのではないか、だまされたのではないかとすら心配になってきたが、発売開始直後の週末の夜でもあり混雑している可能性もあったのでとりあえずこの晩はあきらめて様子を見ることにした。

     日が改まって翌日の昼近くに再度チャレンジする。今度はアプレット起動からまもなくダウンロードが始まった。結局リクエストが多かったためらしいのだが、「天下のAdobe様」にしちゃお粗末じゃないのか、だいたいたかがダウンロードでなんで得体の知れないJavaアプレットなんか使わせるんだよ、と愚痴をこぼしたくなった。

  • 「無償体験版」は製品版シリアルを受け付けない
    ダウンロードアプレットがあまりに無反応なので、Adobeのサイトにある「無償体験版」をダウンロードしてみたところこちらはアプレットによらない「普通のダウンロード」で、あっさりと.dmgファイルのダウンロードに成功した。この体験版は30日無償利用が可能で、シリアルを取得すると製品版として使えるとある。ならば、とこの体験版をインストールして、取得したシリアルを入力してみたが「×」が表示される。不正なシリアルだと言うのである。 サイトを良く確認すると、体験版用のシリアルは別に専用画面で申し込むようだ。結局前述の通り翌日に製品版がダウンロードできたので、体験版をアンインストールしてからまたやり直し。製品版はシリアル入力画面で「30日無料体験」が選択できなくなっていた。結果的に同じ金額を支払って同じ結果を得る訳だから、無理に分けなくたっていいのに、と思った。


やっと起動することができたAdobe Photoshop Elements 6 for Macは、Elements2とは全く異なるアピアランスになっていた。MacでもWindowsでもない、Adobe独自の世界という感じでちょっと面食らう。Exposeeでのウィンドウの挙動もちょっと違う。とはいえこの一ヵ月で、やはり「無いと不便」なアプリケーションなのは身にしみている。徐々に慣れて使いこなしていきたいと思う。

2008-04-07(Mon) [長年日記] この日を編集

_ [Rail] E233系3000番台に乗った

E233系3000番台(E51F) 20080407 23:19 東京駅7番 短い区間ではあったが、たまたま東海道線の新車E233系3000番台に乗ることができた。現在一本しかない編成(E01F+E51F)なのでこれはうれしい。
E233系3000番台(E51F)車内 20080407 品川駅からの上り列車で空いていたので好きなところに座ることができた。独特のカーブを描く手すりや黒いつり革がE233系であることを強く主張していて、東海道線ではない電車に乗っているような気分になるが、一方で座っているのがクロスシートだったりドア上の情報表示が2色LEDの2行表示だったりとこちらは「東海道仕様」なので混乱してしまう。
シートはやはりE231系よりやわらかくこちらのほうがすわり心地は格段によいと感じたが、長距離ではどうだろう。ドア上の情報表示は液晶2面も当たり前の今では古ささえも感じられるが、地上側の設備や提供コンテンツの関係もあり一編成だけスペックが高くてもどうしようもないので、大勢を占めるE231系とそろえるのが妥当ということか。

2008-04-09(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [Mac&PC] 備忘録:OutlookExpressで、改行が意図せず削除される件

前の会社ではThunderbirdを愛用していたのだが、今の会社はサポート対象メーラーとしてOutlookExpressが指定されている。そこは仕事なのであえて異を唱えることもなく割り切って使っているが、不便を感じることもしばしば。不便で済めばいいが「???」となることも多い。
これは、そんな「???」のひとつ。一応解決したので、記録しておく。

事象:OutlookExpress6で、編集時にはあった改行が保存・送信時に削除される。
  • テキスト形式で編集中のメール。
  • 編集時には改行されていた部分が、送信・保存すると改行なしになってしまう。
  • すべての改行がなくなってしまうわけではなく、特定の行以降の改行が削除される。
  • 「特定の行」は他の受信メールからコピー&ペーストした部分だったが、確認したところ制御コード等は含まれていなかった。

これに該当する事象と対応方法。
Outlook Expressでメールを作成すると、後半が改行されない -OKWave[okwave.jp]
このQ&Aを見て、該当行の行頭の半角スペースを全角スペースに置き換えたところ問題は解消した。
他のメールからペーストした行が長く、設定されていた自動改行を行う文字数より長かったのがそもそもの発生原因だった模様。OutlookExpressの自動改行に関する機能の影響と思われる。行頭の半角スペースを見て英文と思い込み、一旦改行を削除した後で単語を見ながら自動改行しようとして失敗している(日本語なので、英文のように単語が分かち書きされていないため)と推測されるがどうだろう。

2008-04-12(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Home] ツバメ飛来2008

20080412 ツバメ飛来2008 今年も我が家の軒先にツバメがやってきた。この日近所に出かけるとあちこちでツバメが飛んでいる姿を見たり鳴き声を聞いたりしたが、妻によると昨日あたりから家の前の電線にとまって様子をうかがったりしていたという。夜になって二羽が巣に入ったのでそっと撮影したのがこの画像。昼間はドアを開けると逃げてしまうが、夜は早寝なのか多少のことでは逃げない。
昨年は生まれたヒナがすべて無事に巣立っていった。今年も子育てが無事にであることを祈っている。

2008-04-13(Sun) [長年日記] この日を編集

_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:502Fと初顔合わせ

080413 江ノ電502F(552) 腰越駅付近
稽古ごとの関係で長男と妻を藤沢に車で送り届けた帰り、次男を乗せたままちょっと足を伸ばして江ノ電を見に行った。この日の収穫は305Fが走っていることを確認できたことと、3月末に入った新車・502Fの姿を見られたこと。しかもその両者が連結して走っていたのだから大収穫。江ノ電の現役最古参と最新車の重連である。ただ残念なことに予定外の江ノ電詣でだったため携帯のカメラしかなく、またたまたま信号待ちで止まったところでの車中からのとっさの撮影ということで「305F+502F」がわかる画像は押さえられなかった。
502Fはいかにも新車らしくパンタグラフが銀色に輝いていたのが印象深かった。パンタはすぐ汚れるので、模型雑誌などで「パンタグラフに銀色を塗る」という記事を見るたびに違和感を感じていたのだが、今日の502Fのパンタはまさに「模型用のスプレーで銀色に塗った」感じがぴったりだった。また、501Fと502Fに何らかの差異があるかどうかも気になるところではあったが、今日の初対面は短時間ということもあってそこまではわからなかった。

_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:この日見た編成(2008/04/13 10:30頃〜11:00頃)

この日確認できた編成は下記の通り。
--------------------------------------
2008/04/13 10:30頃〜11:00頃
藤沢←→鎌倉

501F
 
22F
(広告なし)

10F
 
1001F
(500形風塗装)

2002F
(標準色・コカ・コーラ広告付き)
1002F
(500形風塗装)

1501F
(S.K.I.P.号II)
21F
(湘南ベルマーレフットサルコート広告付き)

305F
 
502F
 

1201F
(500形風塗装 江ノ電丸マークなし)
2003F
(明治製菓号2007)


※極楽寺車庫:
2001F(標準色・江ノ電高速バス金沢方面広告付き)
1101F (庫内)


2008-04-16(Wed) [長年日記] この日を編集

_ [misc][Rail] 駅そば風味

080416 駅そば風味 「おでん缶」「ラーメン缶」のそばバージョン「駅そば風味(関東版)」(\300)。東京駅ホームのNewdaysにも並んでいたので、話の種に買って食べてみた。

感想:糸こんにゃく。
こんにゃくなので腹持ちだけはいい。いろんな意味でもうおなかいっぱいです。さらにこんにゃくなので低カロリー、というかほとんど消化されない。味はともかく低カロリーで満腹感だけ欲しい人にはいいのかもしれないが、私はダイエットの必要がないので今後は遠慮したい。

風味、ではない「本物」の駅そばは昔から結構うまい店が多かったりする。変わったところでは、長万部駅には車内に持ち込める「盛りそば」の駅弁があった。掛けそばは至るところにあるが駅そばで折に入った盛りそば全国的にも珍しかったという。知る人ぞ知る、と言う感じのうまいそばだったのだが、今ではコンビニで普通にざるそばを売っているのでその後どうなったかはわからない。

_ [Rail] EF65 1118牽引の寝台団臨

湘南ライナー15号が大船に停車中、「団体」の幕を出した24系寝台列車が下り方向に通過していった。しかも牽引機は真っ赤な車体に大きく「EF65」と白抜きされたレインボー塗装のEF65 1118。写真を撮る余裕などなかったがちょっといい物を見た気分。


2008-04-19(Sat) [長年日記] この日を編集

_ [Home] 小田原遠足

保育園恒例の小田原遠足。長男も当然一緒だが、3月に卒園したばかりなので違和感がない。
次男は鳩に興味津々で、餌のつもりか落ちている葉っぱをやってみたりして楽しんでいる。長男はかつてこの小田原城址公園で鳩が一斉に飛び立ったのに驚いて、それ以来4歳くらいまで鳩を恐れていた。その辺、見ていてやっぱり次男のほうが図太いというか長男の線が細いというか。一方、長男は卒園前に一緒だった同級の子を見つけて一緒に遊んでいる。次男は4月生まれで同級の子がまだ2歳ということもあり、一人遊びかパパ・ママを相手にしているのとは対照的。城址公園横の遊園地では女の子とカップルでコーヒーカップに乗っていたりする。おっとぉ、ラブラブじゃん、やるな長男。と思ったら、次は女の子をほったらかして男の子の友達と一人ずつカップに乗って目が回るほどぐるぐる回して競っていたりするあたりはやっぱり子供。それでも、「○○ちゃんと遊べて楽しかった」と言っていたので、「また一緒に行こうね、ってお手紙書いてみたら?」と入れ知恵しておいたが通じたかどうか。
まだ「貴重なチャンスは大事にしないと!」とは思ってないよな、さすがに。

それにしても、小田原城址公園は保育園の遠足としては最適地だなぁ、と思う。遊園地も一見しただけではショボそうだが、子供たちが喜ぶものがそろっていて結構長時間楽しめる。親としても安心して遊ばせられる貴重な場所でもある。長男も何回も来ているが飽きないようだ。そしてとにかく料金が安い。妻によれば「小田原は競輪があるから財政が豊かなのではないか」とのことだった。

_ [Rail][Home] 小田急ロマンスカー7000形LSE:旧塗装と長男

080419 小田急ロマンスカー7000形LSE:旧塗装7004F「はこね」 小田原駅 遠足終了後、小田原駅でおじいちゃんおばあちゃんと合流してそのまま箱根へ。待ち合わせ中にふと見ると旧塗装のLSE7004Fが停車中だったので急いで長男とホームに降りて撮ったのがこの一枚。旧塗装の7004Fは昨年のファミリー鉄道展でも見ているが、もうHiSE風の塗装に戻されたものと思っていたので嬉しかった。やはりLSEはこの塗装の方がずっとかっこいいと思う。
ところで、2005年の保育園遠足の帰りにこれと全く同じ構図でVSEと長男を撮っている。比べると写っている車両の新旧は逆だが、長男が成長したのがよくわかる。あのとき、次男はまだ生後一週間であった。

2008-04-29(Tue) [長年日記] この日を編集

_ [Home] 小田原こどもの森公園 わんぱくらんど

天気がよかったので、家族で小田原に遊びにいった。行き先は妻が小田原在住の知人から評判を聞いていた「小田原こどもの森公園 わんぱくらんど」。

山の中にあるので車でないと行きづらいところだが、連休中にしてはそれほど混雑もしておらず、併設の駐車場にもほぼすんなり入れた。滑り台やアスレチック系の遊具がかなり充実しており、長男も次男も大満足。また、ヤギや羊のいる一角もあり、ポニーに乗ることもできる。

飲み物の自販機や地元小田原の農協関係と思われるジュース、アイスの出張販売もあるが、食事をするところは無いのでお弁当は持参。但し「ゴミは持ち帰り」が原則でゴミ箱が無いので、あまり駐車場から離れたところでお弁当にすると持ち帰りが大変かもしれない。

安心して子供を遊ばせられる公園で、子供たちも「また来たい」を連発していた。我が家のピクニック先として定番化する可能性大。

_ [Rail] わんぱくらんどの「へっつい」

小田原こどもの森公園 わんぱくらんど なかよし号 「小田原こどもの森公園 わんぱくらんど」の園内にはこども列車「なかよし号」が走っている。SL形でスチームを吐く音がするがもちろん本物の蒸気機関車ではなく電動。が、この独特のスタイルには実車が存在する「由緒正しき」機関車なんである。その実車とは熱海駅前に保存されている、熱海鉄道の機関車。志賀直哉の小説中、あまりにボイラーが小さいので「へっつい(かまどのこと)」のようだといわれたその機関車がモデルなのだから、遊園地の乗り物とはいえ馬鹿にできない。小田原城址公園のD52といいこの「へっつい」といい、なかなかやるな小田原市。
乗車賃は片道大人300円、小学生100円。乗るとわかるがかなりの急勾配を上り下りする。この急勾配を最初に体験してしまうと「これは・・・帰りも乗った方が良さそうだ」と思ってしまうのだが、実は園内の道の方はそれほど急なところは無く、3歳児でもいやがらずにのぼって戻れる程度。それでも園内のアスレチック系遊具でさんざん子供につきあったあとだとやはり帰りも乗った方が楽。線路配置は両端の駅部分がリバースループになった単線。丘の上から見るとこのループ部分がまるで模型のように見えて楽しい。運行している機関車・列車は一両・一編成のみの模様*1小田原こどもの森公園 わんぱくらんど

*1 これは一種の遊具であって「鉄道」ではないので当然と言えば当然だが、ジェットコースターなどでも予備車があることも多いので、一編成しかないのはちょっと意外だった。