※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2007-09-03(Mon) [長年日記] この日を編集
_ [Home] 演技派次男
日曜の夕食時、自分は食べ終わって食卓の周りをうろうろしていた次男がパパのビールの缶に手を伸ばした。すでに空ではあったが少しでも残っているとまずいと思ったので「これは駄目だよ、苦いんだよ」と言って取り上げたところ、次男はくるりと背を向け、がっくりと肩を落とし、うなだれて部屋続きのリビングに歩いていった。電気の消えた暗いリビングに向かう姿は、本当に「とぼとぼと」と表現するのがぴったりだ。
最近、次男は演技がうまい。少し前までは泣き真似程度でもこちらがびっくりして、叱りすぎたかとおろおろしてしまったのだが、最近は「演技過剰」なこともあって手の内が分かっているのでちょっと楽しいくらいだ。
この日の寝る前も、すでにミルクを一杯飲み干してもっと飲みたいと主張する次男に「これでおしまい」というと、今度は両手で顔を覆って去っていった。オーバーな奴だ(苦笑)
_ [Home] 次男のボディランゲージ
その「次男にミルク」も、そこに至るまで結構大変だった。次男はすでに結構お話ができるのだが、どうも「通じればよい」と思っている節がある。まだ会話でコミュニケーションを完遂しようと言う気はないようだ。
まず、パパがアップルジュースを飲んでいるのをみて、パパを指指しながら「ジュシュ! ジュシュ!」。ああ、これが飲みたいのかと思って冷蔵庫からパックを取り出し次男のコップに注ごうとすると、前にもまして大きな声で「ジュシュ! ジュシュ!」という。ん? ジュースを注ごうとしてるのに? これじゃないのか?
次男のところに行って、「アップルジュースだよ」とパックを見せる。ところが、次男はさっと腕組みをして「ン!」と険しい顔をする。これは彼の「No」のサインである。もっと小さかったときはちゃんと首を横に振って「いやいや」をしていたのだが、いったいどこでこんなポーズを覚えたのだろう? プレゼンテーションスキルの研修などでは「腕を組むのは拒絶のポーズなのでプレゼン中は避けること」と言われるが、次男のこのポーズも一応意味としては通っているわけだ。
アップルジュースでなければ次男は何が飲みたいのだろう。冷蔵庫を開けるときは彼は嬉しそうだった。いつも庫内にあるものが飲みたいのは間違いない。お茶か牛乳の線が濃厚だが、最近の彼は牛乳が大の好物なので牛乳を出して見せてみる。「これか?」。こんどは笑顔で「ジュシュ!」。彼はなぜかYesの意味で「うなづく」ということをしない。意思表示が否定ベースというのも困ったもんだ。早く「ぎゅうにゅう」と言えるようになってくれないだろうか。
欲しいのが牛乳であることが明確になったので、今度こそコップに注いで・・・と思ったら、また「ン!」と言って怒っている。なんでなんで? ご要望の牛乳だよ? もう一度注ごうとすると、コップを押しのける。
この行動にピンとくるものがあった。台所から先ほどパパが使っていたガラスのコップの、一回り小振りな奴を取ってくる。牛乳パックとガラスのコップを両手に持って「これでいいのか?」。次男大喜び。・・・・やっとご要望が分かったよ。
最近の次男は「赤ちゃん扱い」を脱したいようで、何でも大人やお兄ちゃんと同じにしたいらしい。次男のコップは長男と同じもので、決して赤ちゃん扱いではないのだが、パパがガラスのコップで飲んでいるのをみて自分も、と思ったらしい。
こうしてやっと注いだ牛乳を飲み干し、満足したかと思った次男が次にとった行動が、前のエントリ、と言うわけだ。魔の2歳児、とはよく言ったものである。
2007-09-04(Tue) [長年日記] この日を編集
_ [misc] 不健康診断
健康診断ということで朝から絶食。しかも診断は午後。二食抜きだ。普段は朝昼きちんと食べるのでつらいことこの上ない。脳に栄養が回っていない感じがして午前中の仕事もはかどらない。
昼過ぎ、指定された時刻に指定の病院に行って、初めて「胃部レントゲン」が項目にあることに気がつく。そのための絶食だったか。バリウムを飲まなくてはならないが、こちらは空腹でふらふら、少し胃のあたりが痛い。これに加えてバリウムを飲めというのは酷ですがな。とはいえ仕方がないので発泡剤を飲み、間髪を入れず「のむヨーグルト粘土風味」を一気飲み。宇宙飛行士の訓練よろしくシェイクされレントゲン撮影終了。
せっかく飲んだバリウムも「できるだけ早く出してください」と下剤を渡される。胃腸の動きを活発にするため早めに何か食べてくださいとも言われる。二食抜きの後の待望の食事なわけだが、バリウムという先客がいるのでおいしいと感じない。そうでなくても「出すために食べる」という義務感と、さっきの下剤が急に効いてきたらどうしようという不安にせき立てられていてはうまいはずがない。
結果的には特に問題もなく健康だったわけだが、なんだか健康診断のために不健康になった気がした一日であった。
_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい:品川駅物件を車内から撮ってみた
2006-12-15(Fri)に取り上げた品川の「きしゃにちゅうい」こと汽車の「踏切あり」標識。で、撮った動画から切り出したのがこの画像。ピントは合っていないはブレているはでがっかりな出来ではあるが、まちがいなく「汽車の標識」なのは分かっていただけるだろうか。
2007-09-10(Mon) [長年日記] この日を編集
_ [Mac&PC] NEC LaVieの無線LAN
残業中に妻から電話があった。家の無線LANがつながらなくなってしまい困っているという。家のベースステーションはAirMacベースステーションの初期形。いまやかなり旧型の「グラファイトUFO」である。ごくたまに接続できなくなることがあるので、またこいつが原因なのかと思って一度電源を落とし再起動するよう勧めたが、妻はすでにそれも試したという。妻もパソコンは使いこなしている方なのでこのくらいは言われなくてもやる。教えたわけでもないのにベースステーションのランプで稼働状況も読みとっていた。故障ではないらしい。
近所にいくつかセキュリティの甘い「野良ホットスポット」化している家もあるのでその辺と干渉したのだろうか? パソコンから「見える」アクセスポイントがいくつあるか尋ねると、一つも見えないと言う。全く接続できない状態と言うことは、パソコン側に原因があるということだ。ははぁ、と思い当たった。
「本体左側面奥に、四角いボタンがあるんだけど、ランプついてる? ついてなかったらスイッチだから押してみて。」
見つけるのに少し手間取ったようだが、妻はボタンを探し出して押し、無事無線LAN接続が復活した。このボタンは妻の使っているNEC LaVieの無線LANスイッチ兼アクセスランプなのだ。妻がパソコンを使っていると必ずと言っていいほど子供たちがまとわりつくので、何かの拍子に彼らが押してしまったのだろう。「こんなボタンよく知ってるわね」と妻は驚いていたが、実は最初にセットアップしたとき、このボタンに気がつかなかった私はいくら設定しても無線LANが全くつながらず、すっかりはまってしまった経験があるので知っていたまでだ。このスイッチは工場出荷状態ではOFF。こんなスイッチの存在、マニュアルをよまなきゃ分かりませんて。箱から出してソフト設定一発でOKのMacとは正反対なわけだが、気がつかないうちに勝手に知らないところにつながってしまうことを防ぐセキュリティ上の配慮の末の設定なのだろうか。
2007-09-12(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [misc][Rail][Home][江ノ電] 小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第2弾
5月に発売された小田急百貨店オリジナルの「江ノ電」「VSE」&スヌーピーTシャツが非常に好評だったため、第2弾として長袖Tシャツが発売された。藤沢店のファミリアで妻が事前に情報をつかんでいたので、早速初日に兄弟分ゲット。今回は「江ノ電」バージョンだけ2着。
今回も鎌倉高校前付近の踏切がモチーフだが、今回は踏切の山側から海を望む江ノ電の定番とも言える構図で、右奥に江ノ島灯台、左に江ノ電。踏切には赤い車が止まっており、スヌーピーとウッドストックが道を渡っている。車両はおそらく305Fを意識したのだと思うが、ちょっと600形に見えなくもない。今回も「江ノ電」が分かりやすいデザインだ。
今回は秋物ということで長袖Tシャツだが、着られる期間が短いように思える。同じデザインでトレーナーなら使い道が広がってなお良かったのに、と言った妻と同意見。サイズは100cm〜130cmの子供用と、女性用M。くどいようだが成人男性向けはない。
前回は最初、長男がVSEで次男に江ノ電と一着ずつ買ったのだが、兄弟でおそろいの方がかわいらしいので長男にも江ノ電柄を買い増した。地元のせいか藤沢店では江ノ電柄が大人気、かなり早い時期に売切れてしまいファミリアに次回入荷待ちの予約を入れてやっと二着目を入手したのだった。一方VSE柄は藤沢ではかなり残っていたが今回はどうだろうか。今回のVSE柄は新宿をイメージしたデザインで、高層ビルを背景にVSEが走っているシーンだ。
「VSEも一着くらい買わない?」
「鉄道ネタだと見境がないわねぇ。一着4,000円だけど?」
このTシャツのデザインは、江ノ電/VSEとも小田急百貨店藤沢店のサイトにある折込みチラシの最終ページで見ることが出来る。
2007-09-16(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:さよなら303F
ずいぶん長い間営業運転をせず「復活」「廃車」の噂が飛び交っていた303F。江ノ電から引退記念フォトセッションの告知が出たことでついに廃車が確定した。撮影会は9/22だが、ちょうどその日は子供の運動会。この日、極楽寺検車区を訪れたときは303Fは庫外に出ていた。かなり奥まったところに停っていたため電柱の間に姿が見える、程度ではあったが、これが私にとっての303Fの見納め、ラストショット。
_ [江ノ電][Rail] 小田急デパート「江ノ電&スヌーピーTシャツ」の「現地」
9/12に紹介した小田急百貨店オリジナル「江ノ電」&スヌーピーTシャツ第2弾の現地写真。鎌倉高校前の「鎌高1号踏切」を、「腰越ラッコ公園」入口付近から撮影したもの。有名なポイントだけあって、これを撮っている間も何人もの人がカメラを構えていた。
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:1002F、「500形風塗装」化
この日見た1002Fは500形と同様の、金帯を一本巻いた塗装になっていた。1002Fは最初に「20形風塗装」になった編成だが、登場時のネット上の反応は賛否両論、やや不評といった感じだったと思う。結局「20形風塗装」は3編成で打止めとなり、最後まで残った1002Fが「500形風塗装」に変更されたことで、1000形/1500形の「20形風塗装」は3年弱で消滅した。
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:1501F S・K・I・P IIの「Ensend10」ヘッドマーク
1501F S・K・I・P IIはアートイベント「ENsend10(沿線展)」の「走るギャラリー」として運行中。ヘッドマークも掲示されている。マークの下に二本の足が見えるが、どうやら夏休みに走った1201F「麦わら号」と同じ取付け方法らしい。
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:本日の編成(2007/09/16)
この日確認できた編成は以下の通り。--------------------------------------
藤沢← | →鎌倉 |
1101F (500形風塗装) |
22F |
10F |
1001F (500形風塗装) |
305F |
2002F (標準色・コカ・コーラ広告付き) |
1501F (S.K.I.P.号 II・ENsend10 HM付き) |
1002F (500形風塗装・江ノ電高速バス広告付き) |
501F |
2001F |
2003F (全面白色・オリンパス広告付き) |
21F (湘南ベルマーレフットサルコート広告付き) |
極楽寺車庫:1502F(明治製菓号)、303F |
2007-09-17(Mon) [長年日記] この日を編集
_ [Home] 「おしりかじり虫」は実在した!
長男と次男はしばらく仲良く遊んでいたのだが、些細なことで押し合いになったようだった。よくあることなので特にかまわないでいたら、急に長男が
「(次男)がお尻咬んだ!」
と訴えた。
次男の小さな口でお尻にかじりつくことはできまい、と思った。「ほんとかぁ?」と言うと、長男は急に顔をゆがめ涙をこぼして抗議した。「ほんとだよ、信じてくれないの?」
これは長男に悪いことをしてしまった。最近、次男にママを取られることが多いためか少し被害を大げさに言うように思えたので疑ってしまったのだが、それが悔しかったらしい。次男のところへ行って、今度はこちらに言い聞かせなくては。
いてっ!
次男に腕を咬まれた。小さな口でかぷっと咬まれたのだが思いの外痛い。まだ手加減というものが分かっていないのだ。犯人はやっぱりこいつだったのか。長男、疑ってすまなかった。
その後、洗面所で歯を磨いていると尻に激痛が走った。振り返ると少し離れたところに次男がいる。
我が家には、「おしりかじり虫」が実在する。*1
*1 このくらいの幼児が人を咬むことは実は珍しいことではなく、長男も保育園で咬まれたり突き飛ばし返したりした過去がある。まだ言葉でうまくコミュニケーションがとれないストレスからくるものだとか。
2007-09-20(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [Model] THEバスコレクション:第10弾日野セレガGD 道南バス
会社帰りに模型屋を覗く。特に買うものはなくウィンドウショッピングで終るつもりだったのだが、バスコレクションの開封売りが目に留った。エアポートリムジンや京急バスは「地元」なのでプレミア価格だが、ふと見ると道南バスがある。札幌出身なので懐かしいバスだが、さすがに当地では馴染がないのか定価*1のまま。買ったところでこれが似合うレイアウトもなければ横に並べられる北海道形の鉄道車両も今は手元にないが、ついつい買ってしまった。500円弱という値段は衝動買いを誘いやすい。バスコレ第8弾には北海道中央バスがあったが、開封売りされていたらやっぱり買っていただろう。
前述の通り道南バスは北海道では北海道中央バスと並んでよく見かけるバスで、札幌では観光バス・高速バスとして普通に町中を走っていたし高速で追い抜いたり追い抜かれたりした事も度々だった。
*1 安売店ではないので不人気車種も特価になっていないところが財布に優しくない。
2007-09-27(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [misc][Telecom] 日経 春秋(9/27):それは本当に実機だったのか?
9/27の日経朝刊「春秋」に、使用済みの携帯を寿命の尽きたセミの死骸に見立てた記述があった。NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋−日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋[www.nikkei.co.jp]
▼そっくりの光景を、日本の安売り電器店で目にする。使用済みの携帯電話である。小さな体に高度な機能が詰まっているのは蝉と同じ。「お子様の玩具にどうぞ」などと書かれ、無造作に山積みになった携帯もまた、命の火が消えた哀れな「物体」であろう。日本が世界に誇る技術の結晶は、寿命が蝉ほどに短い。
執筆者(春秋子)が見たのは、本当に「使用済みの携帯電話」だったのだろうか?
最近は携帯電話各社とも、環境保護・希少金属回収などを目的として使用済み携帯電話の回収を進めている。
携帯電話の回収・リサイクル | 企業情報 | NTTドコモ[www.nttdocomo.co.jp]
報道発表資料 : am/pmの店舗内に使用済み携帯電話のリサイクル回収BOXを設置 | お知らせ | NTTドコモ[www.nttdocomo.co.jp]
【特別企画】使い古しのケータイ、引き出しに眠らせていませんか?――各社の携帯電話リサイクルを探る[k-tai.ascii24.com]
回収した携帯をキャリアに戻さず販売していたとすればその販売店にはかなり問題がある。そもそも、ユーザー情報保護のため、回収した使用済み携帯は必ず専用工具で破壊することになっているはずだ。回収実機をそのまま販売などもってのほかなのである。
おそらく、春秋子が見たのは「使用済み携帯電話」実機ではなく、展示用の「モックアップ」だったのではなかろうか。古いモックを100円くらいで売っていたり、「ご自由にお持ちください」とそれこそ山積みにしているのは私も見たことがある。最近は通話・通信機能以外はほぼ実機と同じ動作をする「ホットモック」*1もあるが、いずれにしても春秋子の言う「命の火」が宿ったことのないただの模型である。
高度な技術の結晶が短期間で使い捨てられてしまうことへの警鐘としてはうなづける内容ではあるが、ちょっと話の振り方を間違えたかな、という感じがする文であった。
*1 ホットモックの中身はほとんど実機と同じともいわれるので、その点では「技術の結晶」の寿命が短い、という指摘も全くの間違いではないし見間違えるのも仕方がないが、少なくとも「使用済み携帯電話」ではない。
2007-09-28(Fri) [長年日記] この日を編集
_ [Rail][Model] 東京メトロ駅名ストラップ「新橋」
既に勤務先が「不動前」ではないので、新しい駅名ストラップを調達。東京メトロ銀座線「新橋」である。東京メトロのストラップは全駅がそろっているわけではなく、これも職場最寄り駅ではないのだがそこはまぁよしとする。どうせなら「銀座」の方がかっこいいではないか、とも思うのだが、東急駅名ストラップ同様「その駅でしか売っていない」ものらしい。わざわざそのために銀座に行く時間はとれなかったので「新橋」。実際に乗り降りしている駅なのでこちらの方が正しい選択といえる。
ものは東急や小田急のものより一回り大きく、金属板の表と裏にクッション材がついている。表が駅名、裏は東京メトロのマークになっている。大きいのでじゃまになったり携帯に傷を付けたりしないかと少し心配していたのだが、クッションが厚めなのでそのようなこともなく、思いの外使い勝手がいい。
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