※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2005-12-01(Thu) [長年日記] この日を編集
_ Bトレインショーティー同様中身のわからないブラインドパッケージ販売だが、こちらは主に昭和に活躍した地方私鉄の電車などを題材としている。こちらはプロトタイプがもともと小型の電車なのでサイズはほぼスケール通り。改造していろいろバリエーションを楽しめそうな車種である反面、ブラインド販売では狙った車種が出ない可能性も大いにあるし、そもそも改造を思い立ったときには販売が終了している恐れがある。いまのところこれらをタネ車とした改造の予定は特にないので大量に確保しておく必要性も資金もない。それでもどんな出来なのかは知りたかったので、たまたま仕事で秋葉原方面に行ったついでに様子見で2個買ってみた。
帰宅して開けてみると、ラインナップにない車両が出てきた。銚子電鉄のデハ501だがパンフなどに描かれたものと塗装が異る。どうやらこれがシークレットだったらしい。12m車だけあって短縮なしでもかなり小さい。Bトレは元が20m級の車両を短縮してあるためさすがにどこか無理を感じることが多いが、こちらは小さくても自然でとてもいい感じだ。
もう一箱は名鉄デキ101。凸形機関車としてはかなり大柄な上個性的すぎて、架空の鉄道に入線させるには不向きかと思っていたが、実際に見てみるとこちらもなかなかどうしていい感じ。
_ どちらもディスプレイモデルと言いながらも、Nゲージ用車輪に取換えなくてもレールに乗せるとほんの少し傾斜があるだけで走り出してしまうくらい転がり抵抗が小さい。このままでもトレーラーとして結構使えそうなあたりさすがTOMIXブランドで長年Nゲージを発売してきたトミーテックだ。塗装やガラス、その他仕上に関してはTOMIXのNゲージには及ばない(ガラスに傷があったり、塗装のかすれなど品質が一段低く感じられる)が、定価420円で塗装組立済車両が手に入ることを考えれば十分な出来とも言える。多分、走らせたらそんなことは気にならないだろう。
_ 様子見、といいながら、どちらも動力化してみたくなってしまい困っている。
2005-12-03(Sat) [長年日記] この日を編集
_ 数日前、帰宅すると長男が「あさぎり作って!」という。おじいちゃんが小田急のサイトからダウンロードしてくれたのだそうだ。見ると部品点数こそ少ないものの前面に曲面が多く難しそうだ。せめて曲線部分の少ないEXEにしてくれればいいものを・・・確実に一時間以上かかりそうなので休みの日に、と言っては見たが長男がそれで引き下るはずもなく、一応その日のうちに着手はしたが、結局出来たのは土曜日。
_ まずはプリントアウトされた用紙を画用紙にスプレー糊で貼付け、乾燥待ちと言うことで初日終了。二日目に車体を組み立て、難しそうな前面窓ガラスとスカート部分の取付け方法を検討。三日目にしてようやく完成したと言うわけだ。「おじいちゃんもずるいよな。プリントアウトして喜ばせておいて、いちばん難しい工作部分はパパ担当か。」などと言いつつも、妻によれば長男そっちのけでいちばん楽しんでいたのはパパ、と言うことになっている。
_ 出来上がりは何となくゆがんではいるものの、遠目にはなんとかアラが目立たない程度に組み上った、と言ったところ。やはり最大の難所は前面ガラスの取りつけ、次いでスカート部分だった。屋上につく列車無線アンテナらしきものは円筒形になるのが本当だが、印刷された線で切抜くと後できれいな円筒にするのが困難だ。「円筒」を見越して自分でのりしろを追加する必要があると見た。
しかし苦労した甲斐もあって、立体になったRSEはなかなかいい感じだ。普段Nゲージのサイズを見慣れているのでこのくらいの大きさでもなかなか迫力を感じるし飾っておいても見栄えがする。
長男は「あさぎり」だと思っているのだが、ペーパークラフト提供元が小田急なためか、先頭部分の列車名表示が「はこね」になっているのはご愛嬌、と言ったところか。(RSEの主用途は御殿場線直通の「あさぎり」だが、「はこね」運用もあるのでどちらもまちがいではない。)
_ 一年ほど前にやはり長男が興味を示したので、JR西日本のサイトにある新幹線のペーパークラフトを作ったことがあったが、まだ早すぎたのかすぐ壊してしまった。今回はもう少し大事に扱うだろう。実はしばらく前に「ペーパートレインBOOK JR東日本版」[amazon.co.jp]も購入済で、RSEの次はこちらの成田エクスプレスを作ると長男と約束済だ。これからしばらく、寒くて外に出たくない休日はこれで長男を家に引止めておこうと思っているのだが、さて思った通りに釣られてくれるかどうか。
- おだきゅうキッズ ペーパークラフト ロマンスカー20000形[odakyu-kids.com]
- JR西日本 人気列車ペーパークラフトコーナー[westjr.co.jp]
- ペーパートレインBOOK JR東日本版[amazon.co.jp]
2005-12-07(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [Liner][Rail] ライナー乗車Tips:湘南ライナーの「座る技術」
「通勤電車で座る技術!」[jcom.home.ne.jp]という、着席通勤のためのノウハウを集めた有名サイトがある。(書籍も出ている)
ライナーは500円のエクストラチャージを払うことで通勤時の座席を確保できる座席定員制列車だ。東海道線の場合、通勤時間帯はグリーン券を買っても着席できるとは限らないが、ライナーならばライナー券を購入すれば確実に座れる。
_ しかし人間とはぜいたくなもので、確実に座れるとなると次は「目的地までいかに快適に過ごすか」を考え始めるものだ。そこで、「ライナー乗車Tips」と題して、湘南ライナーを使う上で気がついたポイントを記録していこうと思う。
_ [Liner][Rail] ライナー乗車Tips:「最前列通路側」は避けたい185系使用ライナー
「ドアの前の通路側」は人通りが気になったりドアの開閉ごとに隙間風や騒音が入ってきたりと落着かないのでなるべく座りたくない席ではあるが、185系特急形電車[jreast.co.jp]が使われているライナー(例:12号・14号・16号など)の場合は特に要注意だ。
_ 進行方向最前列の通路側の2席(B,C席)に座ると、「新聞をめくる」「足を組みかえる」などほんの少し動いただけでも目の前のドアが開閉してしまう。うっとうしいことこの上ない。この二席はデッキとの間の自動ドアのセンサの検知範囲に入ってしまっているのだ。そのため、不幸にしてこの席に座ってしまった場合は極力じっとしているしかない。
_ 185系登場当時はドアの開閉にマットスイッチ(足で踏むとスイッチが入る)が使われていたのでこのようなことはなかったのだが、今はドアの上についたセンサで開閉を制御しており、これが問題の原因となっている。185系は車内設備更新で座席が転換クロスシートからリクライニングシートになるなど一層快適になったが、このセンサの件だけは「改悪」だったようだ。
_ たまにドア上についている自動ドアのスイッチを切ってしまう剛の者もいるが、車掌巡回時に戻されたり事情を知らずに後から来た人がドアが開かずに困ったりしてもめる原因にもなるので、これはあまりお勧めできない。私も他に席が空いているならはこの席は極力避けるようにしている。
2005-12-12(Mon) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:「義経」ラッピングは12/16まで
NHK大河ドラマ「義経」は12/11が最終回であった。ドラマが終ったら江ノ電の1101+1151「義経」ラッピングがどうなるのか、いつまで続くのかはしばらく前から気になっていた。
11日頃からいくつかの掲示板に「義経のラッピングが16日で終了する」「駅に掲示が出ている」という書込みが出始めたのだがいずれも証拠がない。だいたい11日に掲示が出て16日で終了とは早すぎるではないか。ドラマの終了に合わせたガセネタ(あるいは「釣り」)の可能性も十分考えられる。また、鎌倉まで見に行って[2005-08-27(Sat)]以来長男の大のお気に入りの編成になったこともあって、もうちょっと続いてほしいと言う気持が強く、あまり信じたくはなかったのも事実だ。
_ それでもやはり気にはなる。月曜になっても江ノ電公式サイトには何も掲載されない。やはりネタか、と思いながらも残業が終った帰り、ホームライナー小田原を藤沢で降り、寒風吹く中を江ノ電藤沢駅まで確認に行った。
_ 噂は本当だった。駅に写真の通り、掲示が出ていた。1101Fと腰越駅のラッピングは16日で終了とのこと。せめてあと2日、土日を加えてくれたらもう一度長男を連れて見に行けたのだが。絵柄自体は特に大河ドラマとは関係がないので、もうしばらくそのまま走ってもおかしくはなかったのに。(バスの方のラッピングはまだしばらく続くようだ。)
目下の悩みは、プラレール「義経号」[2005-10-05(Wed)#p05]を宝物にしている長男にどう説明するか、だ。
_ [江ノ電][Rail][Model] 江ノ電:1101F、「義経」後はどうなる?
「義経」ラッピングが終った後の1101Fはどうなるのだろうか。何通りか、勝手に推測してみた。- 白い車体に広告
義経ラッピングをするに当って、1101Fは車体を白く塗ったらしい。ラッピングシートをはがすと白い車体が残る。当面はその白い姿のままで走るのではないか? 白い車体に部分的に広告を貼った姿は2000形でも実例があるので、これは可能性が高そうだ。 - 「新塗装」化
1002F、1501F同様の20形風「新塗装」化。「新塗装」が「標準塗装」となる日も近い、のか? - チョコ電!
これは単に私の希望、と言うか妄想でしかないのだが、304の後を継いで三代目「チョコ電」を1101Fで。塗り分けは1002F、1501Fの「新塗装」のチョコレート色版と言ったところだが、304Fにならってドアはクリーム色一色と言うことで。実はひそかにBトレの1000形をこの塗色に塗替えようとしばらく前から画策しているのだが、着手はしたものの作業は遅々として進んでいない。まさかと思うがもし本当に実物が先に現れてしまったらどうしよう(笑)
_ [Home] 妻はアントワネット
残業中に妻からテレビ電話。いつものように帰宅時間の確認と、帰りに買ってきてほしいものの注文。「食パンが無くなったから、帰りにお願い」
「うーん、遅くなるから買えないかもしれないよ。食パンが売切れているかもしれないし。・・ずいぶん、無くなるのがはやいね」
「(長男)が最近、ジャム塗って食べるのがお気に入りなの。全部食べられちゃったから明日食べるパンもないのよ。で、
『パンがないならお菓子を食べればいいわ!』
・・・ってことで、かわりにケーキを焼いたから、食パンがなかったら菓子パン系じゃないパンにしてね。」
_ パンの代わりに、というより、本当は『パンがないなら・・』を言いたいが為にケーキを焼いたんじゃないのか、と思えてならないのだが。われ鍋にとじ蓋。笑いのセンスが自分に近い妻をもって幸せです(苦笑)
2005-12-14(Wed) [長年日記] この日を編集
_ 4月16日に実車に乗って以来すっかり惚れ込んでしまい、Nゲージで製品化されたら絶対に手元に置いておきたかった50000形VSE。先行予約開始当日の8月23日には新宿の小田急グッズショップTRAINSで早々に予約を入れて楽しみに待っていた。一部部品の塗装に不具合があったとかで当初発売予定の11月30日からは延期となったものの、12月14日ついに発売となった。
_ いよいよ発売当日の朝、子供が毎週楽しみにしている乗物の番組「のりスタ!」[shopro.co.jp]の乗り物クイズにVSEが登場。VSEを予約・購入したことは家族には話していないが偶然とは言え出社前にちょっとどきっとする。
TRAINSには先客が一人。新宿のTRAINSは小さな店だが、それほど待つこともなく念願かなってついにVSEを手にした。振返ると順番待ちをしている人が2人。おそらく彼らもVSE予約組だったのだろう。
_ これは絶対子供の目には触れさせるわけにはいかないので走行の機会はなかなかないかも知れないが、子供が大きくなるまではこっそり「深夜のVSE走行会」を楽しんでいくことにしたい。B4サイズレイアウトと言うわけにもいかないのでお座敷運転ではあるが、もちろん、いずれはシーナリィのあるレイアウトを存分に走らせたい。小田急の2005年夏のCMにあった「小川を渡るVSEが木陰からちらっと見える」シーンなど、せめて小セクションで一部でも再現できたら、と思った。
2005-12-15(Thu) [長年日記] この日を編集
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:義経号を見送る
江ノ電のラッピング電車「義経号」が12/16でラッピング運行を終了することが決まった。タンコロ祭りで接したのが最後となる。16日は金曜日なので、親子でもう一度見に行くことも出来なかった。
_ それでもやはり未練があったので、ホームライナーを藤沢で降りて江ノ電藤沢駅に向った。それは全くの衝動的なもので、事前に義経の運行状況に関する情報を持っていたわけではない。ただ、何となく足が向いた、という表現がいちばんぴったり来る。
本当に義経が来た!!
慌てて携帯を出し、一枚。改札の外からでは小さくしか写らない。 藤沢での折返しはほんの数分なのですぐ券売機に走り、ともかく最低料金を一枚買ってホームで2枚撮影。携帯のカメラは一枚撮るごとに「お待ちください」になるのがもどかしい。最後は動画モードにして、走り去る1101F「義経号」を見送った。
_ 思えば江ノ電のサイトで「義経号」が登場するのを初めて知ったときはあまり興味がなかった。むしろ大河ドラマ便乗がみえみえであまり好感を持っていなかった。それが一転好きになったのはやはり夏のイベントで直に接した長男が義経号ファンになったためだ。但しなぜか義経号そのものとは行違いが多く、運行している義経号に乗車したことは一度もなかった。「ちびっこうんてんし」で車内に入ったのとタンコロ祭りで休憩所になっていた際に乗ったことくらい。チョコ電を撮影しに行った時はあとちょっとのところで間に合わず目の前を出て行く姿を親子で見送った。だから最後にこうしてもう一度見ることが出来たのは余計にうれしかった。私にとって義経号は、長男と江ノ電を追いかけた夏の思い出そのものだったのかもしれない。
しかしそれも「その場は」。時間の問題だと思っている(苦笑)
2005-12-21(Wed) [長年日記] この日を編集
_ [iPod] iTMS:歓迎!ビクター参加
ビクターエンタテインメントは、 12月21日よりアップルが運営するiTunes Music Storeへの楽曲提供を開始[jvcmusic.co.jp]_ これはその名の通り「赤い電車」京浜急行のCMに使われている曲なのだが放映されているところは残念ながら見たことはない。京急のサイトで存在は知っていたのでずっと気になっていた。CMターゲットは「地方から羽田空港に着いた人」らしく、私のように横浜方面から羽田に向かうのに京急を利用する人間は残念ながら歌詞に出てこない。だからむしろ北海道など羽田空港利用者の多い地域ではCMが多くかかっているのかも知れない。
歌っているくるりの岸田繁氏は京急ファンだそうで、曲の中にもおなじみジーメンス製VVVFインバータの歌声がうまく取り入れられていて楽しい。男性ボーカルのこういった曲は普段あまり聞かないのだが、この曲は(電車抜きでも)気に入った。
2005-12-25(Sun) [長年日記] この日を編集
_ [Home][Model] クリスマスプレゼント:プラレール「江ノ電 鎌倉駅」
長男が今年もらったのはプラレールの「江ノ電 鎌倉駅」。
ずいぶん前から目をつけていたようで、本当に楽しみにしていた。そしてクリスマスの朝、枕元にあった包みを開けたときの本当に嬉しそうな顔! また一つ宝物が増えたようで、それからずっと305や1101義経号と並べて遊んでいる。
_ 昨年は「箱根登山鉄道の旅セット」だったし、最近モモ電を含む江ノ電500形に興味があったようなので「今年は『江ノ電 海の見える旅セット』かな」と思っていた。しかし妻の「これ以上線路が増えては困る」という強硬な反対がありどうしたものかと思ったら、意外や本人は「鎌倉駅」が希望。結局、サンタクロースは本人の希望を第一にプレゼントを置いていってくれたわけだが、もらったときの喜びようを見ると、子供にとってはもらえるもののボリュームとか値段は関係なかったようだ。「『江ノ電 海の見える旅セット』[enoden.co.jp]には、新しいセットには含まれていない『500形』『大仏』『旧江ノ島灯台のついた江の島』が含まれている」などというマニアックな発想のパパにはサンタクロースは来ないらしい。
(2005年新製品の『江ノ電 電車とバスの旅セット 』[enoden.co.jp]には「20形」と「新しい現在の江ノ島灯台つき江の島」が付属している。)
・・・ちょっとアキバ系の「おにいさん」、今日は江ノ電の撮影ですか?