※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2007-08-17(Fri) この日を編集
_ [Rail][Liner] 落雷による信号故障発生・ライナー5号車中の2時間半
お盆もすぎて、東海道線もだんだんいつもの混み具合に戻り始めた。少し急いで帰りたい事情もあり、久しぶりに(と言っても四日ぶりだが)ライナーで帰宅することにした。19:30東京発の湘南ライナー5号である。携帯をみると「19:19頃、線路内人立ち入りで横須賀線遅延」の列車運行情報が入っていたが、ライナーは定刻出発だったので気にしなかった。ところが。
品川に停車するとともに、車内アナウンスが入った。
「横浜〜戸塚間で落雷があり、現在信号機点検のため電車が止まっています。この先、各駅に電車が止まっていますので、信号が代わり次第発車いたします。」
あれれ、人立入りの次は信号機トラブルかい。11番線には後発の東海道線普通電車が満員状態で入ってきた。復旧したらどちらが先に発車するのかなぁ、等とのんきに構えてみていると、満員のお客さんがどんどん降りてくるではないか。どうやら何らかのアナウンスがあったらしい。この時点で、長期戦を覚悟した。ライナーでもアナウンスが入る。東海道線、横須賀線とも運転見合わせとなった。復旧見込みも立っていない。
20時頃、振替輸送の手配がついたとのアナウンスがあり、ライナー5号もホーム側ドアをすべて開放した。これはライナーでは異例だ。運転再開した場合ライナー券払い戻しの確認が難しくなるためか、一旦乗車終了後に再びドア開放はこれまで経験がない。*1また、京浜東北線は動いているという。京急にしろ京浜東北線にしろ横浜までは行けるが、問題はその先の戸塚なのだ。戸塚から先の東海道線が動いていなければ帰れないことに変わりはない。京浜東北線で大船まで行って、そこから湘南モノレールと江ノ電で藤沢、それでもまだ東海道線が動いていなければ小田急で厚木、そして相模線とつなげば茅ヶ崎に帰れる・・・が、これは最後の手段だろう。新宿まで行って振替輸送の小田急で藤沢、あるいは海老名から相模線という手もあるが、いずれにしろ大変な話だ。20:15頃には14番線の横須賀線が発車した。少しは望みがあるのかと思ったが、アナウンスでは横須賀線もまだ復旧してはいないという。もう「早く帰る」どころではなくなった。こうなったら、動くまで待つか。
・・・・・・・・・
20:40 品川到着から約一時間。いまだに運転再開の見込みは立たない。さすがの私もライナーをあきらめるしかなさそうだ。一度乗ったライナーの席を放棄するのは初めてだ。とりあえず、下りて飯でも食うか。
ホームに下りてエスカレータに向かう。とりあえず何か食べて時間をつぶして・・・と思ったら、信号が復旧しそうだとのアナウンスが入った。しかし、戸塚、保土ヶ谷付近で線路に降りた客がいるとかですぐには発車できないという。よし、ご飯は中止。駅弁を買うぞ。「品川今昔弁当」を買って戻ると11番線の東海道線は再び満員。ライナー5号(だった列車)にもかなり流れているようなのであわてて戻る。盗難や急な復旧・運転再開をおそれて荷物はすべて持って下りたので、最初に座っていた席はふさがっていたが、別な車両で空席を見つけて無事「再」着席。と言っても、通路側はまだほとんど空いていて、「窓側がふさがっている」というレベルなのだが。
21:02 開放されていたライナーのドアが全て閉められる。
21:08 ライナー5号、品川駅を約1時間30分遅れで12番線発車。到着順の通り、11番線の東海道線より先に出た。途中各駅停車扱いになるかと思ったが、当初予定通りライナー5号として運転。回復運転なので飛ばすこと飛ばすこと。モハ*2に乗っていたので床下からモーターの響きが絶えることなく聞こえる。途中何本もの京浜東北線を追い抜き、保土ヶ谷ではN'EXをも追い抜いた。普通電車に使われることもある185系電車であるが、このときばかりはライナーでありながら特急電車の貌を見せたような気がした。横浜駅もあっさり駆け抜けたが、電車が遅れている上ライナー通過を待たされたホーム上の人たちはむっとしたことだろう。このペースではすぐ着いてしまいそうなので、急いで「品川今昔弁当」を食べる。
21:46頃茅ヶ崎到着。
ほぼ1時間半の遅れであった。満員電車に揺られたわけでもなく、特急車両のリクライニングシートに座っていただけなのだが何だかどっと疲れた。途中一度下車したとは言え2時間半を車中で過ごしたわけだ。これがもし、東京出発前でライナー券を買っていなかったら、さっさと小田急経由など別経路で帰っただろう。また、もし品川駅停車時に乗っていたのが普通電車だったら(そして立っていたらなおさら)京浜東北線+湘南モノレール+江ノ電+小田急+相模線の「史上最大の迂回帰宅作戦」を決行していたかもしれない。トラブル発生時には座ってどっしり構えていられるライナーが圧倒的に有利だが、他の手段に切替える際の決心はかなり鈍ってしまう。今回も、他のルートに切替えるべきだったか否か、途中放棄しかかったものの最後までライナー5号で帰った判断が果して良かったのかどうかは微妙だ。
茅ヶ崎駅を降りると、それまで降っていなかったのに急に激しい雨が降ってきた。また落雷が起こるのかと思ったが、バスを待つ間にあがってしまった。
2008-08-17(Sun) この日を編集
_ [Home] ツバメ:一時避難?
やれやれ、明日からまた仕事か、と思いながらゴミを片付けようと玄関を開けると、鳥の糞が落ちている。ツバメがヒナを育てている頃にはそのくらい見慣れたことだが、今年は我が家の巣はカラスに襲われて終わったのでこの時期に糞が落ちているはずがない。見上げると、なんと壊れかけた巣にツバメがいるではないか。よく見るとこれまで巣を掛けていたツバメより少し小振りで、のどのところが赤くない。調べたところではイワツバメかヒメアマツバメらしいが正しくはどちらなのかよくわからなかった。この週末は台風の影響で少し変な天気だったが、台風を避けての一時的な避難なのか、それとも繁殖の下見なのか。
2009-08-17(Mon) この日を編集
_ [misc] ミントジュレップソーダのない夏
モヒートで思い出したものがある。「キリンビバレッジ 世界のKitchenから 水出しミントジュレップソーダ」[ www.beverage.co.jp]
ミントジュレップ、というバーボンベースのカクテルがあるがこれはそちらではなく、ラムベースのモヒートを参考にしたノンアルコールドリンクである。
昨年の夏はもうこればっかり飲んでいた。ミントの香りは子供向けではないと思うのだがなぜか長男にも大好評で、飲もうとして冷蔵庫を開けると買い置きがすでに飲まれた後だったりしたこともしばしば。もともとあまりアルコールを飲まない上にすっかりこの「ミントジュレップソーダ」が気に入ってしまったので、自宅でビールを飲む機会も激減。そのためせっかく買っておいたサッポロクラシックがまったく減らず、夕食が餃子などビール向きのメニューのときは妻から「冷蔵庫をふさいでいるので早く消費して」と食卓にビールを出される始末。普通の家庭なら奥さんが「ビールの飲みすぎです!」と止めるところじゃないの?と笑ったものだった。
夏を過ぎ肌寒くなっても成城石井などで引き続き売られていたのを買っていたが、さすがに年が変わるころには見かけなくなった。今年も夏になったら再販売されないかな、とひそかに期待していたのだが、残念ながら2月で出荷終了とのこと。
「世界のキッチンから」シリーズにはカクテルやアルコール飲料をヒントにしたものもあり、これが結構好みに合う。もちろんいずれもノンアルコールだが、「マセドニアグレープ」などかなり甘口だが「これほんとにノンアルコールなのか?」と思うくらい「いける」製品だった。ただ、こちらも残念ながら販売終了。
まさか、「キリンのアルコール飲料の足を引っ張るからダメ!」というのが理由じゃないだろうな。