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2011-08-12(Fri) [長年日記]
_ [Mac&PC] バッテリが膨張してトラックパッドのボタンがクリックができなくなったMacBookをGenius Barに持っていった
バッテリが膨張してトラックパッドのボタンがクリックができなくなったMacBook をAppleStore銀座のGenius Barに持っていった。最近は新製品も買っていないのでAppleStoreに行くのも 久しぶり。で、Genuiusの人、一目見るなりああ、これは、という顔をしてすぐバッテリをはずす。聞かれたのは「購入後何年か」「バッテリはそれまで使えていたか」「充電はできていたか」の3点。すでに購入後3年を過ぎ、今年の春にAppleCareの延長保障も切れたところ。バッテリの性能は問題なく、充電もできればバッテリだけでの利用時間も十分長いことを説明する。保障期間外だし有償でも即日交換が完了するので仕方ないよな、と思っていたところ、
「このまま使い続けると危険ですし、本体のボタンが壊れてしまいかねません。本来は有償ですが、今回に限りバッテリを無償で交換します。よろしいですか?」
これはありがたいお言葉! 暑い中、重いカバンを背負って来た甲斐があった! もちろんOK。早速黒い交換用バッテリが箱から出され、装着。ボタンのクリックが元に戻ったか確認のため起動を促される。ああ、本来はクリックにこんなにストロークがあったのか。相当ゆがんでいたんだな。バッテリ交換で問題は一掃された。交換されたバッテリは本体と同じ黒だが、梨地のつや消し感が本体より強い。本体がそれだけ磨り減ってつるつるになっていたわけだ。これで、修復は無事完了。
帰宅してから、手渡されたサービス見積書を見る。請求金額は0円だが、バッテリの単価が8,600円になっていた。あれ、15,000円じゃなかったのか? たしか同じ55Wのリチウムイオンバッテリのはずだが。 まぁいいか。これでまた、MacBookを2年くらいは継続して使えそうだが、2年後にまたバッテリがいかれたときは、多分本体の買い替え時だろう。
そのときそれだけの予算が組めるかどうか、今から怪しいのだが(苦笑)
以上が、MacBook(Early2008 MB404J/A)のバッテリが膨張し、無償で交換してもらった経緯である。
このようなこともあるので、類似の事例がある場合は一応最寄のAppleStoreのGenius Barに相談してみるのがよさそうだ。但し、この取り扱いに至るまでは症状や使用状況、機種、バッテリの状態、AppleCareの有無など、Geniusによるさまざまな状況の判断があったのかもしれない。類似事象であっても必ずしも今回同様に無償になるとはいえないようなので、ひとつの例として提示しておく。