※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2005-08-21(Sun) この日を編集
_ [江ノ電][Rail] チョコ電にお別れを
長男とチョコ電を見に行く。車輛にしろ路線にしろ、廃止・運転終了がきまってから急に押しかけると言うのは余り好きではないのだが、近場でもあり、チョコ電についてはやはり想い出があるのでもう一度見ておきたかった。
撮影ポイントは極楽寺〜長谷間と決め、藤沢から「レトロ電車」10形に乗り込む。途中3回目にすれ違った列車にチョコ電が入っているのを確認し、長谷で下車して撮影の準備。途中で長男をトイレに連れて行くため長谷駅まで引返すと言うハプニングもあったが、時間に余裕があったので問題なくチョコ電を撮影。
こんどは長谷までもどると、鎌倉から折返して来たチョコ電に乗車。親子で運転席の後に立って前方を見ていると、やはりチョコ電目当の人達が沢山カメラを構えていた。中には撮影した写真を鉄道雑誌に投稿する人もいることだろう。もしかすると来月発売の鉄道雑誌に掲載された写真の中に、われわれ親子が小さく写っているなんてこともあるかもしれない。
チョコ電塗装終了までまだあと1週間あるが、我々親子にはたぶんこれが最後の乗車になるだろう。
さよなら、チョコ電。
_ [Model][Rail][江ノ電] Bトレイン:チョコ電タイプ
前日の約束どおり、藤沢の江ノ電サービスセンターで長男用にBトレインショーティ 江ノ電 チョコ電タイプを買って来た。夕食後、長男が注視の下で制作開始。
_ 子供用なので、EF81同様素組み。パンタグラフもキット附属のものを利用する。とはいえ組立はそれなりに本気。Bトレインショーティは接着剤不用のスナップキットだが、ダボと孔がうまく合わずきつかったり隙間が空いたりすることが往々にしてあるので、ガラスパーツの組立用孔と屋根のパンタ取付孔は一通り、時計用マイナスドライバーをつかって軽く広げてやる。部品も丁寧にニッパーで切放し、切断面はヤスリやナイフできれいにしておく。その手間を掛けた甲斐もあって組立は無事完了。下回りには「小形車両用動力ユニット」と台車・通勤電車2。3歳児は連接構造かどうか、とか、この台車は違う、とかうるさいことは言わない。ちゃんと走ってくれればいいので、手持ちのものの中で多数でまわっていて一番補充が利きやすいものをつかう。
_ できあがったチョコ電タイプはなかなか好調で、長男もすっかり気に入って走らせている。「僕、ここに乗ったんだね」とか、パパが撮影の時に少しシャッターのタイミングが遅れたのを覚えていて「早く撮らないと遅れるよ」等、寝る直前まで大はしゃぎだった。この製品はもともと305Fの車体をチョコ電色に塗った「チョコ電タイプ」なので側面は勿論前から見てもやはり305Fだとわかってしまうし、塗装も実車と比べて窓まわりのクリームがやや黄色っぽい気がするなど違いはあるが、走り出せばそんなことは気にならない位いい感じ。これはこれでなかなか楽しいモデルだ。
2006-08-21(Mon) この日を編集
_ [踏切][Rail] 東急目黒線:不動前4号踏切の標識、ついにマスクされる
不動前踏切に立つ「踏切あり」標識の中で踏切廃止後もただ一本現役当時のまま残っていた、不動前4号踏切の電照式「汽車」標識がついにマスクされた。
7月に他の標識が次々とカバーをかけられたりテープを貼られたりする中、4号だけが8月に入ってもそのままになっていた。その後何回か他の標識ともども様子を見に行ったのだが、踏切廃止後ひと月以上たった8月10日になっても動きがなかったので、もう4号踏切標識は撤去までこのままではないかとさえ思っていた。そして次の興味は「いつ、撤去されるのか」に移る。撤去となればお盆には作業しないだろうということで8月14日の週は確認に行かず、今日久しぶりに見に行ってみたら4号がマスクされていた、という次第。
最後まで標識としての機能を果たしていたのが「きしゃにちゅうい」(207-A)だったというのは個人的に非常にうれしかったが、これでついに目黒線不動前踏切跡から現役「踏切あり」標識がなくなったことになる。
もっとも、踏切廃止後は一月以上にわたって、機能としての存在価値がない「トマソン標識」だったわけで、そんなものの「長生き」を喜んでいる変わり者は私くらいだろうとは思うが。
2009-08-21(Fri) この日を編集
_ [misc] 我々はどこから来てどこに行くのか
「我々はどこから来たのか」 ---- 東京駅日本橋口からだよ。「我々はどこへ行くのか」 ---- 東京国立近代美術館だよ。
種明かしをすると、これは竹橋で開催中の「ゴーギャン展」[www.gauguin2009.jp]の無料シャトルバスの側面。今回の目玉作品が「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」なのだが、書いてあるのがバスの車体なので同行した妻と一緒に上記のような話をして笑っていた次第。もちろん、
「我々は何者か」 ---- ゴーギャン展を見に行く人
である。
本題のゴーギャン展自体は(主に量的に)ちょっと物足りないかな、という感じだったが、そこは東京国立近代美術館。多数の重文や有名作品を所蔵しているので所蔵作品展のほうでも楽しめる。夏休みということで子供向けの解説付きイベントのようなものをやっていたが、身近なところで教科書に出てくる有名作品の実物を見て説明まで聞けるのだから、東京の子供たちは恵まれているなぁ、と思った。中には退屈している子ももちろんいたけれど。