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2006-10-25(Wed) [長年日記]

_ [Model][Rail] Nゲージ:MODEMO 江ノ電 "明治製菓号2004"

MODEMO NT47 江ノ電1500形1502F 明治製菓号2004 MODEMOの江ノ電1500形"明治製菓号"(NT47)購入。 前回購入した箱根登山鉄道モハ2形「青塗装」と同じく、これも発売当初は購入するつもりがなかったという「ツンデレ購入品」である。

私は鉄道車両の塗装というのはほとんどの場合「標準塗装」がもっともその車両に似合っていることが多いと思っている。*1これは国鉄のJR化前後の時期を経験し、民営化直後のJRや第三セクター鉄道による車両の塗り替えを多数見たことが影響している。「親しみやすい」とかいうお題目のもとになされたそれらの「新塗装」の多くは奇をてらったものが多く、決してその車両の車体デザインにマッチしていなかった。職員の発案によるものから地元からの公募によるデザインなどもあったが、冗談としか思えない悪趣味なものも多かった。やはり、本来のデザインが一番マッチしている。*2

その延長か、「広告塗装車」というのもあまり好きではない。
広告が第一の目的なので、その車両が本来持っている車体デザインを無視したものが多いからだ。だいたい、広告なんてころころ変わるんだから、いちいち製品化されていたらこっちのサイフがもたん!
そう思って、見送っていたのだ。

ところが、これは甘かった。
明治製菓は江ノ電の広告の「長期契約スポンサー」なのだ。だいたい、この1502F「明治製菓号2004」、2006年の今も健在だ。一年足らずの義経号なんか目じゃない。江ノ電を見に行けば結構よく目にする。実車に乗車することも数回。だんだん親しみがわいてきた。
そもそも「明治製菓号」は先代1201Fがあったわけだし、初代チョコ電800形だって明治製菓の広告をつけていたわけだ。江ノ電の歴史の影に明治製菓あり。

さて、そんなわけで購入対象リストに上がったNT47だが、本当ならもっと早く購入しているはずでもあった。実は8月購入の NT50 箱根登山鉄道モハ2形「青塗装」は、本当ならこちら、NT47明治製菓号の予定だったのだ。ところが模型店に行って見るとNT47は比較的在庫が多かった。一方NT50は在庫僅少。こうして明治製菓号導入は一月見送られた。
そして翌月。給料が出たのでさぁ念願の明治製菓号を・・・と思って数件の模型店を回ると、やはりNT47は結構在庫がある。なんだ、あわてて買わなくてもまだ大丈夫じゃないか・・・というわけで、また見送り。二児の父としては、そうそう模型に金を投じるわけには行かないのだ。
そして10月。給料を懐に某模型店にいくと・・・ない。
あんなに積んであったNT47がこのひと月で売り切れたという。翌日大慌てで別な某店に行き、ついに入手したのであった。ちなみに、その店の最後の在庫であった。あぶないあぶない。

やっと入手したNT47は1101F義経号同様、細かい広告ペイントが美しく表現されていて満足。なんと言ってもカールおじさんや鎌倉の大仏様がペイントされているのが見ていて楽しいではないか。かなり明るいイメージなのでレイアウトでもよく映えることだろう。地色はクリームがかった黄色という感じだが、実車は退色もあるのか薄いレモンイエローに見える。こちらは汚れが非常に目立つのが残念だ。せめて模型は美しいままの状態を保ってあげたいと思う。

1502F明治製菓号 実車
さて、実際に乗車したこともあることだし、ここに実車の画像も・・と思って模型と見比べていて、あることに気がついた。1502海側には「カール」の商品名とカールおじさんが描かれているのだが、その「カール」の文字が実車では赤字なのに対し模型では赤枠に白抜きの袋文字になっている。他のサイトも見て回ったが私の模型だけ、ということではないようだ。実車にそのような時期があったのか、それとも?

*1 そのくせ、江ノ電1500形の「サンライン塗装」は持っていなかったりする。その当時の実車に触れる機会がなかったのでなじみがないためだと思う。結局、偉そうに語っても最後は「自分になじみがあるかどうか」で決まっているので、説得力はないな。

*2 それら全てがダメだったわけではもちろんない。鉄道ではないが、ANAマリンジャンボ[images.google.co.jp]なんか公募デザインでは最大級の成功ではないかと思っている。