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※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2008-10-13(Mon) [長年日記]
_ [踏切][Rail] 旧大船工場引き込み線を歩く
旧鎌倉総合車両センター大船工場は2006年に廃止されたが、その引き込み線の踏切には、蒸気機関車の絵柄の「踏切あり」207-A標識を模した看板が掲示されていた。それに気がついたのはちょうど一年前、大船の車両基地公開の際に通過するバスの車窓からの確認だった。それ以来気にはなっていたのだが、なかなか現地の確認にいくことができない。現地はあまり交通の便が良くないことに加え、踏切跡の撮影なので徒歩で一つ一つ確認して行かなくてはならない。二児の父である私は休日と言えど二人を妻に押し付けて行く訳にもいかないが、かといって数キロは歩く「電車のこない線路跡」の撮影を子連れで行うのは不可能に思えた。
それから一年たった。どうしても気になって仕方がないので、妻にことわりを入れて、長男をつれてやっと現地確認を実施。
で、結論から言うと
既に看板はいっさい撤去済みだった。
廃線から2年、前回確認からも1年経っているので当然と言えば当然ではある。ある程度予想はしたのであきらめもついたし、むしろ「既にないことを確認できた」のでほっとしたというところもある。ただ、ここにあったのは全国共通の交通標識ではなく独自のローカル看板だったので記録できなかったことはやはり残念。看板だけでなく「踏切あり」道路標識も207-A/Bともに確認出来なかったのだが、一カ所だけ「路面凹凸あり」(209の3)があった。踏切の線路をアスファルトで埋めた跡の凹凸に対する警戒標識なのだが、このような例はかつて北海道で手宮線が廃止されたときに見ているので当時を思い出して懐かしい気持ちになると同時に、ここに以前は207-A/Bがあったのかも、と少し気になった。
数カ所の踏切跡を徒歩で回って結局お目当ての看板は見つからず、数キロ歩かされた長男はいい迷惑だったと思うが、行き帰りにモノレールに乗ったりできたのでそれなりに楽しんでくれたようだ。まぁ、すでに「パパの趣味は変わっているからねぇ」などとあきれられているので今更、でもあるのだが。
大船駅前「お菓子の家」で妻にお土産のケーキとお菓子を買い、駅ナカの大船軒で遅い昼食。テレビでも紹介された「ミニ酢鯵丼」250円はおすすめ。