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※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2009-08-30(Sun) [長年日記]
_ [Model][Rail] 鉄コレ:富山ライトレールTLR0600型
注文してあった鉄コレ「富山ライトレールTLR0600型」が到着。黄緑のTLR0604である。そもそも富山に降り立ったことがまったくないので実車にも縁がないのだが、一両でチョコチョコ遊べそうだったのでついつい手を出した次第。夜になって、配達された時から興味津々だった長男と一緒に開封。早速動力ユニットTM-LRT01を組み込んで、長男用Bトレレイアウトで走らせてみた。これがよく走る! 単三4本6Vの「鉄コレ式制御器」でもフルノッチだとかなりのスピードが出る。このレイアウトでBトレを走らせると集電が悪いためか結構ギクシャクしてしまい、そのたびにレールクリーニングしたり調整したりとなかなか運転そのものを楽しめないのだが、標準である程度のウェイトも積んでいるTM-LRT01はノーメンテの線路をすいすい走った。長男も鉄コレ式制御器を操って、いかに駅に上手にとめるかなど、これまで走りのよくない Bトレではできなかった遊び方で楽しんでいた。こんなによく走ると見ているほうも楽しい。これは買ってよかったと思う。
走らせたレイアウトはBトレ用だが、一応鉄コレ第1弾の12m、15m級電車も走れるような建築限界をとっている。TLR0600はオーバーハングが大きいのでどんな風に曲がるか、カーブにかかっているトンネルの入り口にこすらないかなど最初に少し注意してみていたのだが、いずれも何とかクリアしていて問題になることはなかった。ただ、車体の連接構造と動力ユニット(首を振るのは片側の台車だけで、もう一組は固定)の関係か、車体がカーブから直線に入ったとき、直線レール上ある先頭の車体が内側にくの字に曲がってしまう。線路脇ぴったりに設置してあったプラットホームに当たらないかちょっとヒヤッとした。
散々走らせて楽しんだ後あらためて車体を確認。ドアに張られた車椅子マークや「EXIT」などの表記が非常に細かく再現されていて「おっ、いつもの鉄コレより精密感が高いかも」と一瞬感心。しかしふと目を移すとドア周りのシンボルカラーの縁の塗り分けが、後方確認用カメラ付近で結構大きく乱れていた。そんなところがやっぱり「鉄コレ」クオリティ。しかしとにかく(価格も含めて)手軽で楽しいのでよしとする。