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2009-09-13(Sun) [長年日記]
_ [江ノ電][Rail] 江ノ電2001F:「チョコ電」か「明治製菓号」か
チョコレート色になった江ノ電2001Fを見に行った。明治ミルクチョコレートの新パッケージに合わせ、全面茶色で幕板と車体裾に金線が一本ずつ入っている。茶色といっても、こげ茶に近い濃い茶色だった304Fチョコ電とは異なりまさにミルクチョコレート色。但し秋の夕方の光線で見た印象なので、時間帯によってはまた違う感じに見えるのかもしれない。 E655系「なごみ」に似ていないこともないが*1、前面窓のデザインが似ている関係かむしろ伊豆急の黒船電車に近い迫力もある。江ノ電のラッピング車両としてはかなり好印象の部類だ。ちなみに車内は「広告ジャック」にはなっておらず、ごく普通。
近くで見ると、元の2000形標準塗装のラインの凹凸が確認できる。短期のラッピング車と違って連結面も全面茶色。そして運転室横の江ノ電マークも塗りつぶされることなく、しかもちゃんと地色が茶色になっている。ラッピングシートによるものか塗装によるものかはよくわからなかったが、きれいな仕上がりだ。
(※拡大画像あり)
ところで、この電車はあちこちで「チョコ電」と呼ばれている。チョコレート色の「チョコレートの広告電車」なので間違いではないのだが、江ノ電で「チョコ電」といえば800形と304F。いずれも昔の江ノ電の塗装を模した茶色とクリームの塗装を施された車両を指して「チョコ電」と呼んでいた。そう考えると、今回の2001Fは「チョコレート色の電車」ではあるがチョコ電というよりむしろ広告電車「明治製菓号2009」と呼んだほうが私の場合しっくりくる。しかしまぁ、「明治製菓号」という呼び名自体非公式なものだし、800形もそのチョコレート色を生かして明治製菓の広告電車になっていたのでどうでもいいといえばどうでもいい話なのだが。
個人的には「チョコ電」といえばやはりクリーム色と茶色のツートーンであってほしいのだが、今回はクリームではないが「ミルク」チョコレートなので勘弁してやるか(何様)
(※拡大画像あり)
江ノ電2001F明治チョコ電 2001海側広告 ※2051山側も同じ 秋の夕日が当たっていて少し見づらいが、本物のチョコなら溶けているところ。 | 江ノ電2001F明治チョコ電 2051海側広告 ※2001山側も同じ |
*1 またアルファコンチネンタルエクスプレス を思い出したのは秘密だ。
_ [misc][江ノ電][Rail] 明治ミルクチョコレート(更新前・更新後)
2001Fのデザインは明治ミルクチョコレートの新しいパッケージを模している。新しいものがでてくると古い製品は市場から急速に姿を消すので、帰宅時にスーパーに寄って参考に古いパッケージの明治ミルクチョコレートを買ってきた。何の参考にするんだか自分でもよくわからないのだが、きっと疲れていたので甘いものが食べたかったんだろう。実は前日に同じスーパーで古いロゴのパッケージばかりが置いてあるのを見て、あれ、まだ商品入れ替わらないんだ、と記憶に残っていた。明治ミルクチョコと言えば板チョコの定番なので大量に入荷してそうそう入れ替わらないのかも、とその時は思ったのだが、この日行ってみると一斉に新パッケージに置き換わっていた。しまった!あるときに買わないと後悔するのは模型もチョコも一緒か!! と一瞬焦ったが、棚の奥の方にまだ旧ロゴパッケージも残っていたので新旧合わせて2枚購入。*1
言うまでもなく、上が旧ロゴパッケージ、下が2001Fの広告にも使われている新ロゴパッケージ。旧ロゴを見慣れたせいか、新ロゴはなんだかちょっと物足りないというか、悪く言えば間が抜けた感じ。しかし上下二本の金線は2000形の車体にマッチして、シンプルながら全体を引き締めている。この金線二本が今回の2001Fのラッピングがかっこ良く見えるポイントだろう。旧ロゴパッケージも配色は同じだが、装飾の多いフォントや線で構成されているのでラッピング車が2000形と言うより10形に近くなってしまうかも。しかし10形もデザイン検討段階では茶系のチョコ電塗装が候補にあったので、幻の10形チョコ電登場!としてそれはそれで見てみたかった。10形の写真を探してまたウソ電にしてみようか。
なお余談だが、購入時に新旧ロゴパッケージのチョコ2枚を重ねてレジに持ってく途中、同じ明治ミルクチョコレートなのにサイズが違うことに気がついた。裏の「内容量」を見ると、旧パッケージ65gに対し新パッケージ58g。原材料の価格高騰などによるコストアップを値段を変えずに量を減らして吸収したらしい。スーパーで1枚98円だったしそのくらいはまぁ企業努力として許せるのだが、明治製菓のサイト[www.meiji.co.jp]*2でミルクチョコレートを「ミルチ」と略しているのだけはなじめない。気持ち悪いなぁ。
_ [江ノ電][Rail] この日見た編成(2009/09/13 13:36頃〜16:36頃)
この日確認できた編成は下記の通り。※特記のない車両は標準色(1000/1500形は500形風塗装)・広告なし。
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藤沢← | →鎌倉 |
2003F (明治製菓号2007) ※空調機器更新 |
1101F (S.K.I.P.号III) 沿線10ヘッドマーク付き |
10F |
502F |
501F |
21F (湘南ベルマーレフットサルコート広告付き) |
2001F (明治ミルクチョコレート色 同広告付き) |
1201F (500形風塗装・江ノ電丸マークなし・ 江ノ電プラレール号ヘッドマーク付き) |
1502F |
1501F (サンライン号復元塗装・ヘッドマーク付き) |
2002F (コカ・コーラ広告付き) |
22F |
※極楽寺検車区 | |
305F |
この日のお目当ては2001F明治ミルクチョコラッピングだったのだが、それ以外にも発見のずいぶん多い日となった。以下、個別エントリにて。
_ [江ノ電][Rail] 1201F:「江ノ電プラレール号」継続中
この日明治ミルクチョコ2001Fの鎌倉方に連結していたのは1201F。「江ノ電プラレール号」ヘッドマークは8月いっぱいの予定だったはずだが、この日も掲出していた。_ [江ノ電][Rail] 1101F:「沿線展」
1101F S.K.I.P IIIは毎年恒例「沿線展」のヘッドマーク掲出。乗車していないので確認はしていないか、おそらく車内も沿線展一色だろう。マークの形から、江ノ電トロ号と同じベースを使用していることがわかる。1501Fサンライン、1201Fプラレールと合わせてヘッドマーク付きが3編成も走っているというのはちょっと珍しいことかも。_ [江ノ電][Rail] 2003F:空調機器更新
2001Fが明治製菓の広告をまとったので今後が少し気になり始めた2003F明治製菓号2007。気がつけば登場からちょうど2年。最近は珍しくもないのであまりカメラを向けていなかったのだが、適当に撮った画像を見ていて空調機器が2001F/2002F同様に更新*1されていたのに気がついた。あわてて過去の画像を探したがこういうときに限って撮っていなかったりする。09/07/12撮影の画像では以前の形態だったことが確認できたので、ここ2ヶ月以内の変更のようである。参考までに、更新前の機器の画像も掲載しておく。以前江ノ電の屋上機器を調べるために極楽寺で二日にわたって屋根ばかり狙ったことがあったのだが、これはそのうちの一日、2007年8月19日撮影の動画から切り出したもの。少し古い情報になってしまうが、まだ2003Fが白一色で、広告が産經新聞からオリンパスに切り替わった頃の映像。
(※拡大画像あり)
*1 2001F/2002Fはクーラーのカバーがステンレスのものに変更され、空調電源もかまぼこ型のものだったが、2003Fだけは古い型のカバー・角ばった電源の組み合わせのままだった。MODEMOのNゲージ「明治製菓号2007」もわざわざこの仕様で2001F/2002Fと作り分けているほどの特徴だったのだが。
最近、気付いたことですが・・・。<br>上の写真でもわかりますが、「沿線10」のHMにもヒゲがありますね。<br>これって、またまた、使い回しでは・・。<br>ということは、江ノ電25周年のHM、トロ号のHM、沿線10のHM、全て母体は同じでしょうかね?
2009/07/04のエントリ(http://tishida.sakura.ne.jp/diary/?date=20090704#p03)に追記したのですが、2008年の「鎌倉ものがたり」HMもこのベースでした。結構使い回してますよね。<br>私自身は貴サイト2004/09/24エントリ(http://blog.goo.ne.jp/miznetx/e/15de4cbc3b22ca7afb9309797bf4ce65)の画像を見るまでこの「ひげ」の由来に全く気づいていませんでした。お恥ずかしい限りです。