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「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2011-04-16(Sat) [長年日記]

_ [Home] 鯉のぼりを出した

20110416 [Home] 鯉のぼりを出した  気がつけば4月も中旬になっていたので、鯉のぼりを出した。この日は風が強かったので、竿にあげるとすぐにかなり勢いよく泳いだ。3月はいろいろあったが、きれいに晴れた青空をバックに鯉のぼりが泳ぐ姿を見ているとこころが和んだ。
 見ての通りわが家の鯉のぼりは一般的な鯉のぼりではない。岡本太郎デザインの太郎鯉。初めて見た人は結構驚くようだが、岡本太郎らしい大きな目玉がなかなかかわいらしいし、形もただの筒ではなくちゃんと本当の魚の形になっていて背びれもある。外に出しっぱなしで雨や日光にさらされ続けたので随分褪せたとは言え、あざやかな色彩は春の青空によく映える。次男が生まれたときにはミニ鯉を一匹買い足したほど、家族のお気に入りである。同梱の説明書にあった岡本太郎のコメントには、こどもの日に限らずおめでたい日などに出してはどうかといったことが書かれていたが、今年は震災による暗い気持ちを吹き飛ばすためにも、自粛するどころかあちこちで鯉のぼりが元気にどんどん泳いで欲しいものだ。
 ちなみに今年は岡本太郎生誕100周年でもある。

_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい:横浜線小野路街道踏切/京王線北野5号踏切

20110416 [踏切][Rail]きしゃにちゅうい:横浜線小野路街道踏切/京王線北野5号踏切  GoogleStreetViewで相模線沿線に汽車の「踏切あり」警戒標識(207A)がないか探していて見つけた。ただし相模線ではなく、八王子駅の手前の横浜線であるが。
 StreetViewで見ると踏切から少し離れたところで、民家の前に道路と平行に立っている。少し痛んでもいるようだ。これまでの経験上、こういう状況にある標識は新しいものに取り換えられたり、民家の新築などに伴って撤去されることがよくあるので、早めに現地を確認したかった。八王子なので少し遠いが休日に相模線で、と思っていた矢先に震災。その後相模線が復旧し落ち着いてきたのでやっとこの日の現地確認に至った。
20110416 [踏切][Rail]きしゃにちゅうい:横浜線小野路街道踏切/京王線北野5号踏切  実際に現地に立つと、StreetViewで見たのと同じく道路と平行に、傷ついたままで標識が立っていた。撮影時期の違いのためか、民家の庭木の葉がStreetViewで見たものより茂っていて少しまわりの印象が違う。標識のあるところから踏切までは見通せる距離で、さほど近くも遠くもない微妙な距離。ただ、道路はこの先でほんの少し曲がっており、電車が走っていないと踏切があることに気付かないかもしれない。近くを探したが他に踏切ありの標識はなく、この標識が現役のようだ。この標識から先に進むと、横浜線小野路街道踏切と京王線北野5号踏切の順に線路を渡る。踏切の反対側は道路が線路と並走しているためか標識はない。
 どういう目に遭ったのかは分からないが、この標識は右角と下が少し折れて錆びている。全体的に汚れて古びた感じもする。標識設置者を示すステッカーがはがれていたが、はがれず残っていた部分の文字の断片から推測すると八王子市設置らしい。

_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい:京王線北野6号踏切

20110416 [踏切][Rail]きしゃにちゅうい:京王線北野6号踏切  汽車の標識(207A)探しは、一つ見つけたら反対側と近隣の踏切もできるだけチェックしておきたい。StreetViewデータが撮影されていない隣の踏切にも足を伸ばしてみる。ひとつ八王子寄りの京王線北野6号踏切は、東側は道路が並走しており標識なし。渡った反対側はすぐのところに築堤になった上を走る横浜線があり、ここにも標識を設置する余地はない。ところが、その横浜線のガード(横浜線(51)北野ガード)をくぐったところに、汽車の標識(207A)がたっていた。これは危うく見逃すところだったので、丹念に足を運んだ甲斐があったといえよう。この角度から見ると踏切が見えにくいだけに、この標識は立派に役に立っている。
20110416 [踏切][Rail]きしゃにちゅうい:京王線北野6号踏切  とはいえ、踏切ではなくガードの手前に立っている「踏切あり」標識というのもちょっとユーモラスだ。まわりは住宅が立て込んでいてやや雑然としているが、築堤の法面一面に菜の花が咲いていたのが印象的。標識自体は目立った傷もなく先ほどの横浜線小野路街道踏切/京王線北野5号踏切のものより古さを感じさせなかったが、設置者を示すステッカーなどはなかった。
20110416 [踏切][Rail]きしゃにちゅうい:京王線北野6号踏切  反対側、横浜線のガード下から見るとこんな感じ。標識の下に見える看板がなんとも。