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2011-05-05(Thu) [長年日記]
_ [Home] 次男、30分かからず自転車に乗れるようになる
次男の自転車の補助輪を外した。二週間ほど前に訊いたときは「まだちょっと怖いからそのままでいいよ」などと言っていたのだが、連休に入ってからその気になったようで、今度ははずしてくれとせがまれた。この日は天気もよく絶好の練習日和。長男の時は片方はずして様子を見たのだが、今回は乗れるようになるこつが経験で少しわかってるのでいっぺんに外してしまう。さて、補助輪は外れたから近所の広場に行くか。工具を片付けてくるからちょっと待っててね、と言ってふりかえると、なんということでしょう! 次男が自転車に跨がってペダルに足をかけてふらふらと進んでいるではないか! 急いで工具を片付け、今度はビデオカメラを片手に戻る。今度は長男が後ろから支えて練習している。長男も自転車に乗れるようになるのは早かったが、苦労したのが地面から足を離してスタートするところだった。自分の経験を伝えているのか。次男はいいお兄ちゃんがいて幸せだ。
そのまま走り出してしまいそうだったので、予定を大幅に早め近所の広場へ。そして、何度か足で地面を蹴って走るうち、次男はあっさりと自転車に乗れるようになってしまった。補助輪をはずしてから30分もかかっていない。家族の中でもダントツの短時間新記録だ。まだこわいから、などと言っていたが、実は長男や近所の子供が乗っているのを見て羨ましく思っていたようだ。特に隣家の同い年の子が乗っていたのが、負けず嫌いの次男に火をつけたらしい。
その後しばらく練習。一度だけ段差に乗り上げ転んだ。痛かったはずだが口をへの字にしたまままた自転車に乗る。いつもならちょっとすりむいただけでも痛いいたいと騒ぐのに。よっぽど乗りたかったらしい。そして「このまま公園に行きたいな」。近所の公園にパパとお兄ちゃんを従えて自転車で向かう次男の後ろ姿は、30分前に乗り始めたとは思えないほど安定していた。だが、前に回ると、これ以上ない自慢げな顔なのだった。