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2005-08-21(Sun) [長年日記]

_ [江ノ電][Rail] チョコ電にお別れを

長男とチョコ電を見に行く。車輛にしろ路線にしろ、廃止・運転終了がきまってから急に押しかけると言うのは余り好きではないのだが、近場でもあり、チョコ電についてはやはり想い出があるのでもう一度見ておきたかった。

チョコ電 長谷〜極楽寺間

 撮影ポイントは極楽寺〜長谷間と決め、藤沢から「レトロ電車」10形に乗り込む。途中3回目にすれ違った列車にチョコ電が入っているのを確認し、長谷で下車して撮影の準備。途中で長男をトイレに連れて行くため長谷駅まで引返すと言うハプニングもあったが、時間に余裕があったので問題なくチョコ電を撮影。

チョコ電 長谷駅 チョコ電 運転台

 こんどは長谷までもどると、鎌倉から折返して来たチョコ電に乗車。親子で運転席の後に立って前方を見ていると、やはりチョコ電目当の人達が沢山カメラを構えていた。中には撮影した写真を鉄道雑誌に投稿する人もいることだろう。もしかすると来月発売の鉄道雑誌に掲載された写真の中に、われわれ親子が小さく写っているなんてこともあるかもしれない。

チョコ電 藤沢駅

 チョコ電塗装終了までまだあと1週間あるが、我々親子にはたぶんこれが最後の乗車になるだろう。
さよなら、チョコ電。

_ [Model][Rail][江ノ電] Bトレイン:チョコ電タイプ

Bトレイン チョコ電タイプ

 前日の約束どおり、藤沢の江ノ電サービスセンターで長男用にBトレインショーティ 江ノ電 チョコ電タイプを買って来た。夕食後、長男が注視の下で制作開始。

_ 子供用なので、EF81同様素組み。パンタグラフもキット附属のものを利用する。とはいえ組立はそれなりに本気。Bトレインショーティは接着剤不用のスナップキットだが、ダボと孔がうまく合わずきつかったり隙間が空いたりすることが往々にしてあるので、ガラスパーツの組立用孔と屋根のパンタ取付孔は一通り、時計用マイナスドライバーをつかって軽く広げてやる。部品も丁寧にニッパーで切放し、切断面はヤスリやナイフできれいにしておく。その手間を掛けた甲斐もあって組立は無事完了。下回りには「小形車両用動力ユニット」と台車・通勤電車2。3歳児は連接構造かどうか、とか、この台車は違う、とかうるさいことは言わない。ちゃんと走ってくれればいいので、手持ちのものの中で多数でまわっていて一番補充が利きやすいものをつかう。

_ できあがったチョコ電タイプはなかなか好調で、長男もすっかり気に入って走らせている。「僕、ここに乗ったんだね」とか、パパが撮影の時に少しシャッターのタイミングが遅れたのを覚えていて「早く撮らないと遅れるよ」等、寝る直前まで大はしゃぎだった。この製品はもともと305Fの車体をチョコ電色に塗った「チョコ電タイプ」なので側面は勿論前から見てもやはり305Fだとわかってしまうし、塗装も実車と比べて窓まわりのクリームがやや黄色っぽい気がするなど違いはあるが、走り出せばそんなことは気にならない位いい感じ。これはこれでなかなか楽しいモデルだ。