※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2004-10-01(Fri) この日を編集
_ かつての「夢の超特急」も、いまやすっかりなくてはならない移動手段として定着している。270キロを超える500系や700系の登場、2階建て通勤対応新幹線E1/E4 Max、新在直通「ミニ新幹線」、新幹線品川駅など、40年前の人には思いも付かなかったことであろう。
_ [misc] Intel、高速バス導入
Intel、Pentium 4 Extreme Editionで高速バス導入へ [www.itmedia.co.jp]という記事タイトルを見て、とっさにラッピングバス? やっぱり東名阪の深夜便?
と思ってしまった私は、やはりかなり「オヤジ化」が進んでいるようだ。
_ そういうことなので、「どうしてこの話題がPCとかMacのセクションじゃないの?」と思ったあなたの方が正常です。
_ DiscussionBoardsにあった類似例のほうは、原因がボタンのクリック不良だった模様。常にどこかのスイッチが接触していて微弱ながら電気が流れ続けているとすれば、たしかにスリープ中でも余計な電気を食うことになるので、今回の問題の原因としても十分納得できる。修理、といっても、おそらくは別の機体と交換ではないかと思う。
_ また、修理センターが混んでいるようで、ステータスが「検証結果:現象確認」になるまで半月はかかっているようだ。(「現象確認」の10秒後の日時で「ご返送済み」になっているそうだ:)
_ iPodを発送した後も手持ちCDのリッピングは続けており、iTunesで管理している曲はすでに2,100を超えている。「iPodが戻ってきたらこんな曲順で聞きたい」という気持ちが募る。修理待ちの間に新機種発表や値下げがあった日には目も当てられない。早く帰ってこないものだろうか。
2007-10-01(Mon) この日を編集
_ [misc] 深夜のアイロン
この日の早朝に発生した地震は箱根町で震度5強を記録したものの、全体としては大きな被害がなく幸いであった。それでも茅ヶ崎では結構長い時間揺れを感じたので起きてテレビを付け、震度を確認した。
一番対応が早かったのがNHKで、震源が箱根であること、震度5強の地域があったことがすぐ分かった。しかし続報はなかなか入らず、第一報の内容を繰り返すのみ。そのうち他局が少しずつ地震情報を伝え始めた。ある局は小田原駅の新幹線ホームに向けたカメラで捉えた地震発生時の映像を流したが、地震発生と同時にホームがぱっと明るくなったように見えた。「地震発生時にはホームの明かりをフル点灯する」仕組みがあるのか、それとも情報カメラ側で調節したものなのかは分からない。深夜帯なので営業運転は終了しており、通過線に黄色の回転灯を点灯させた工事用車両が止まっているホーム映像を見ているうちに、今度は箱根登山鉄道が心配になってきた。しかし「湯本を映せ! 強羅はどうした! いや、出山は無事か!」とテレビの前でやきもきしたところでそんなところに都合よく情報カメラがあるわけもなく、「どうやら震度の割には大した被害は出ていないらしい」ということを確認してまた寝床に戻った。
ところで。
ある局では震度の情報の合間に「地震で一番怖いのは火災です。」と火災に対する注意喚起を挟んでいたのだが、その中で「ガスの元栓や、アイロンのコンセントを抜くなど火の元には・・・」と言っていた。
多分、地震発生時のテンプレートがあるんだろうな。少なくとも、深夜早朝帯の2:30頃アイロンがけをしていた箱根町民は極端に少なかったであろうと想像されるのだが。いや、新幹線通勤圏内でもあることだし、「また今日もこんな時間だよ・・・」とこぼしながらスーツのズボンにアイロンをかけていたサラリーマンがいないとも限らない、か。
_ [Liner][Rail] 地震の影響でライナー12号・14号運休
箱根登山鉄道の心配をしていたら、地震の影響はいきなり自分に降りかかってきた。下半期初日、かつライナー券10月分初日からライナー12号運休。発車予定だった8:15頃は東海道線が最大40分遅れだったとかで茅ヶ崎駅はホーム入場規制がかかっていた。後から駅に到着した妻と合流して、ホームが空き始めた頃合いを見計らって東海道線で出社した。茅ヶ崎の相模線車庫にはライナーに使われるはずの215系がそのまま留置してあったので、8号など他のライナーも運休したのかもしれない。結局会社には10分遅れで到着。ライナー通勤していると「次は誰が降りそうか」を嗅ぎ取る勘が大幅に鈍るのであるが、大船から座れたのはラッキーだった。
※追記:ライナー14号は運休にならなかったとのご指摘がありましたのでタイトル訂正いたします。(私が普段乗っている12号以外の運転実績は未確認です。)
_ [misc] フェルメール展
乃木坂の国立新美術館に「フェルメール 「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」を見に行く。妻が数日前に見に行ったので感想を聞くと、「フェルメールがいかに才能があったかが分かる展示」
との返事。フェルメール作品は一点だけで、後の作品が完全に「引き立て役」にしかならないレベルということだ。いや、それはちょっと他の画家に失礼じゃないか?
そんなわけで、とりあえずフェルメールの「牛乳を注ぐ女」が見られれば満足、と言う気で足を運んだのだが、
展示前半の庶民の生活を描いた作品群は題材としては漫画的なところもあっておもしろいのだが、画面にたくさんのものを詰め込みすぎて雑然とした印象が先行する。白い壁を背景に牛乳を注ぐ女一人だけを大きく描いたフェルメール作品からうける強い印象とは比べものにならない。また、後半には「フェルメールを意識した」「影響を受けた」と注がつく作品が多数展示されているが、そりゃあ意識はしたかもしれないがまだまだ及びませんね、と言った感じしか受けなかった。主催者側としてはせっかく借り受けたフェルメールになんとか関連づけて多数の展示を行いたかったのかもしれないが、残念ながらフェルメールの一枚だけ圧倒的に格上で、そのような注記がかえって空しかった。
さて、その「本日の一枚」フェルメールの「牛乳を注ぐ女」だが、テレビや印刷物などで見慣れているにも関わらずやはり実物は美しかった。興味深い点としては、先ほど挙げた背景の白い壁が、実は当初は何か別なものがかかれる予定だったということ。地図なのか、暖炉なのか、ともかく白壁ではなかったらしい。それを途中まで描いて、結局塗りつぶして白壁にしたのだそうだ。白壁でなかったら、もしかしたらこの絵も雑然とした印象の「凡作」になっていたかも? それでも、この白壁には打たれた釘とその釘が落とす影までが描かれているし、裾部分にある焼き物のタイルも美しい。妻はテーブルのパンの描写がすごいと言っていた。私は、窓が一部壊れているのを見てにやっとした。絵のメインである女性に注目せざるを得ない構図ながら、それ以外の細かいところもちゃんと描き込んでいる。
しかし一方で、かなりプランを練って描いたであろうフェルメールにしてはおかしいところがある、と教えてくれたのはこの展覧会の収穫だった。手前のテーブルが、遠近法のルールから外れているのだという。言われてみれば確かにそうなのだが、言われないとそう違和感がなかったりするから自分の目もいい加減なものだ。もう一つ興味深かったのは「テレビ」。この遠近法や先ほどの「白壁」に関する部分を含むビデオが壁に掛けられた薄型テレビで流されていたが、最近のディスプレイの美しさはすごいな、と思った。実物の展示を見る前だったせいかもしれないが、思っていた以上に高精細だった。この分なら、「高精細ディスプレイで美術展」も決してできないことではなさそうだ。もちろん実物を見るに越したことはないが、滅多に借りられない絵画を一堂に会して、普段できない展示趣向を実現する手段としてはありかもしれない。
なお、最後にこの俺、いろいろ言ってきたが、美術に関する知識は全くの素人だ。作品の評価基準は「自分が好きか嫌いか」「ピンときたかどうか」でしかないので、美術の素養のある方は笑ってやり過ごして頂きたい。
_ [Rail] 207系900番台に乗った。
国立新美術館は東京メトロ乃木坂駅直結なので、千代田線を利用。なんとラッキーなことに207系900番台がやってきた。鉄分の薄い方には何がラッキーなのか分からないだろうが、この「207系900番台」というのは試作編成で、一本しか存在しない*1。そのたった一本が狙ったわけでもなく偶然にやってきてそれに乗れるのだからラッキー、なのである。
外観はまぁ簡単に言ってしまうと「前面扉付き205系」だが、その扉のために「ちょっと安っぽいロボット」のような愛嬌のある前面になっている。国鉄のVVVFインバータ制御試作車としての役割も課されていた編成なのだが、先頭車に乗っていたため「歴史的インバータの音」は残念ながら聞けなかった。なお、この編成は遠からず、同じく千代田線・常磐線を走っている203系とともに新型車両(E233系)に置き換えられることが決まっている。
*1 結局国鉄はこの207系の量産を見送ったので、試作編成一本だけの存在である。207系量産車、というのはJR西日本で多数活躍しているが、名前が同じなだけでこの207系900番台を基本にした量産車ではない。
2008-10-01(Wed) この日を編集
_ [Liner][Rail] ライナーセット券11月分:引き取りでなぜ並ぶ?
毎月1日の朝に申込書を書くライナーセット券は、16:30〜20:00の間に申し込んだ駅で引換券と交換に購入することになっている。通常なら20時ぎりぎりくらいに滑り込むところだが、この日は珍しくかなり早い時間に帰宅できた。茅ヶ崎駅に着いたのはなんと16時過ぎ、まだ引き替え開始時刻前である。やはり開始時刻にならないと買えないのかなぁ、と思いつつ改札を出ると並んでいる。
かなり長い列ができている。みどりの窓口からラスカの入り口に届くくらいだ。
ライナーセット券は申し込み順なので、とれてさえいれば引き替えは早くても遅くても関係ない。16:30前にわざわざ並ぶ理由はないと思うのだがこの長蛇の列。ぱっと見たところ主婦と思われる人が多い。おそらく(この時間はまだ勤務中の)旦那に頼まれているのだろう。並ぶより買い物でもして列が短くなってから買いにきてもいいのでは。それでは何か都合が悪いのだろうか。それとも単に、私が「列嫌い」だからよけいにそう思ってしまうだけなのだろうか。発売が開始されると列は急速に短くなっていった。カード決済の人が窓口に列を作る夜と違って現金購入の人が多い感じだった。
ちなみにこの日は整理番号520番台から6人程、希望のライナー券を買えなかった人がいたようだ。ライナー12号発車前に申し込んだ私の整理番号は510番台だったが、これまでは400番台だったので少し希望者が増えたのかもしれない。
_ [Model][Rail] 鉄コレ式制御器
我が家にある唯一のシーナリィ付きレイアウトは、長男のBトレ用にコルクボード上に作ったものだ。大昔から使っているトミックスの緑のパワーユニットで遊ばせていたのだが、電源コードがじゃまで、たまにテーブルから落としたりしていた。そんなところにトミーテックから電池式の「鉄コレ式制御器」が発売されたので、早速購入。一応「鉄コレ動力専用」となってはいるが、そこはまぁ気にしない方向で。
まずは手近に転がっていた(おそらくプラレールの新幹線に使っていたと思われる*1)単三電池四本をかき集めて入れてみる。が、ランプもつかなければ車両もうんともすんとも言わない。やはり古い電池ではだめか、と近所のコンビニに走り単三電池を買ってとって返す。今度は大丈夫だよ、と長男に言いながら電池を交換しようとふたを開けると、あろう事か二本目が逆にセットされているではないか。正しくセットするとちゃんと動く。実に恥ずかしいうっかりミスで、コンビニの割高な電池を買う羽目になったと言うわけだ。
単三4本使用で6V、通常のパワーユニットの半分の電圧だが、NゲージにしろBトレにしろ12Vで走らせると新幹線でもない限り明らかにスピードオーバー。むしろこのくらいでちょうどいい。ハンドルはぐるっとは回らず、思ったより可動範囲が狭い。単三なので長時間の使用には向かないが、長男がいろいろ試しながら遊ぶ分には十分な様子。レイアウトにはトミックスのフィーダーがついていたのだが、制御器側にも黒いフィーダーがついているのではずしてしまった。
とにかく手軽に遊べるし安価なので満足しているが、一点だけ気になっているのは通電を示すインジケーターランプのこと。前後進を切り替えるレバーの状態と組み合わせて通電状態やショートしている箇所を診断することができるのはいいのだが、通電しないレバー中立の状態でハンドルが少しでも動くと点灯してしまう。この状態で放置すれば少しづつではあるが電池を消費するので、片づけるときは必ず電池を抜いてからにした方が良さそうだ。
*1 プラレールの電池は単二だが、N700系新幹線や小田急VSEなどは単三を使うようになっている
2010-10-01(Fri) この日を編集
_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい:路上に出る前に(ラヴィドライビングスクール蒲田)
画像右隅に写っているのは蒲田駅に近い東海道線10番大倉踏切。だが、ここで紹介する「汽車の標識(207-A)」は大倉踏切のものではない。*1標識は写真中央付近の柵の向こう、自動車教習所(ラヴィドライビングスクール蒲田)にある。キティちゃんの描かれた教習車の前に立つ「汽車の標識」。そう、この標識は教習所のコース内に立っているのである。本物の汽車・電車が通らないのはもちろん、線路すら敷かれていない「仮想踏切」*2の前に立っている。電車の窓からだと少し確認しにくいが、なんと両側とも「汽車」。
この教習コースは東海道線・京浜東北線の車窓からよく見えるので、以前から気になっていた。しかし場所が蒲田〜川崎間で歩いて行くにはやや距離があるうえ、通勤経路の途中、しかも通勤で使う東海道線ではなく京浜東北線の駅が最寄りということでなかなか足が向かなかった。
昨年だったか、教習コースの工事があり、コース設定が大幅に変更された。工事に伴い汽車の標識も撤去されたので、てっきり電車の標識(207-B)に置き換わるものと思っていたのだが、完成して見るとなんと汽車の標識がしっかり残っているではないか。しかも両側、計2本とも汽車。いまどき「汽車」が新設されるとも思えず両側とも電車になってもおかしくないし、標識の知識向上のために汽車と電車一本づつであってもわかるのだが、なぜ二本とも汽車? よっぽどこだわりがあるか、コスト削減のために工事前から使用していた標識を再利用したのか。興味深いところだがおそらくは永遠の謎だ。
_ [踏切][Rail] きしゃにちゅうい番外:消える電車
ラヴィドライビングスクール蒲田の標識を調べるついでに、先の東海道10番大倉踏切のほか近隣の3踏切(東海道9番御園、11番雑色、12番宮前)も現地を確認した。が、いずれも電車の標識であった。そんな中見つけたのが東海道11番雑色踏切のこの標識。電車が消えかかっているではないか! ふちの黒枠は残っているのに電車だけが薄くなっている。夜光反射式の標識だが反射材かなにかの寿命なのだろうか。下の鉄製の通学路の標識は消えていないだけに一層不思議な感じ。
このような消えかかった標識は赤瀬川原平「トマソン大図鑑〈空の巻〉 (ちくま文庫) 」の表紙になっていて強烈な印象が残っていたが、本当に見たのはこれが初めて。
StreetView上では千葉方面に「消えそうな汽車の標識」があることも確認しており、これもいずれは実際に確認したいと思っている。汽車の絵が消えるのが先か、汽車の標識そのものが消えるのが先か。現地に立つことが出来るのはいつになるだろう。
_ ふくのじ [はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。 実は私、今回の地震をまともに喰らった茅ヶ崎駅員です。 その..]
_ T.Ishida [ふくのじさん、不正確な情報を流してしまい申し訳ありませんでした。ご指摘感謝いたします。]
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