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2006-07-22(Sat) [長年日記]

_ [Home] ツバメ:一羽脱落

玄関で妻と長男が騒いでいる。何かと思えばツバメのヒナが一羽巣から落ちていたとのこと。拾い上げてみるとまだ生きてはいる。が、すでに動きも弱々しい。2m程の高さから固い地面に落ちたためなのか、それとも弱いがゆえに放り出されたか。

妻は巣に戻せというので脚立を出して巣に返したが、一度弱ったヒナが再び巣に戻って兄弟たちとの生存競争を再開できるとは思えなかった。また、人間の匂いのついたヒナを戻すことで親鳥が警戒し巣ごと放棄してしまわないかも心配だった。

幸い、その後親鳥は巣を放棄することなくヒナたちに忙しくえさをやり続けた。妻もそれを見て安心したようだ。

夕方、玄関を開けると朝と同じ所にヒナが落ちていた。すでに息絶え冷たくなっている。やはりだめだったか。これも自然の営みの一部。そもそも本当の自然環境ならば、一度巣から落ちたヒナを巣に戻してくれるおせっかいな生物などいない。落ちたところでそのヒナの命運は尽きているのだ。

妻に見つからないようヒナを拾い上げ、一瞬ごみ箱に入れようかと思ったが朝まだ生きて動いていた姿を思い出してやめた。そして庭の草の陰に葬った。妻には話さないつもりだ。