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2007-02-18(Sun) [長年日記]
_ [Home] 叱る方もつらい
長男が次男を叩いた。後頭部をげんこつで殴ったのでゴツンと音がしたほどだった。親として許すはずもなく、すぐに長男の腕をつかんで引っ張り出す。叱る時は本気で叱るのでこういう時のパパはかなり怖い。「(長男)、ちょっと来い!」の声のトーンと表情だけで長男はすでに半ベソをかいている。
基本は「自分がされて嫌なことは人にするな」。小さい子をグーで殴るのは悪いことだ。おまえはパパにグーで殴られたらどうする?おまえよりずっと小さい(次男)をグーで殴るのはそれと同じ位悪い。(次男)に謝ってこい!
大粒の涙をポロポロこぼしながら次男に「ごめんね」と謝った長男を抱き上げる。実はパパは知っていたんだ。次男におもちゃのフォークを強く押し付けられて痛かったことも、二回もやめてと言ったのに次男が聞かなかったから叩いたことも。長男を抱っこしたまま今度は次男を叱るが相手はまだ2歳前、なぜ叱られたのかよく分かっていない。ただ泣いてママにすがりついた。パパとしては「弟をげんこつで殴った」ことを理由はどうあれ許す訳にはいかない。しかしそうせざるを得なかった事情もわかる。長男を叱りながら実はパパもつらかったんだ。
風呂から上がった頃には長男もすっかり落ち着いていつもの様子に戻った。むしろパパの方がさっきの件を引きずっている。長男の歯を磨いてやりながら*1、叱っている間パパが思っていた事を話してみた。次男のしたことは悪いが、だからといって長男が殴ったことを見逃すわけにはいかないんだ。お兄ちゃんはつらいな。
長男は「うん」と返事をしたが納得できたのだろうか。
*1 長男が自分で歯を磨いた後に仕上げ磨きをする。
くぅ…えぇ話や…
自分が一人っ子なもので、兄弟それぞれへの接し方のバランスには悩まされています。今後成長するにつれ、激しい兄弟げんかも十分ありえるので今から戦々恐々。