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※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2007-02-23(Fri) [長年日記]
_ [Model][Rail] さよなら113系(のストラップ)
数日前、携帯のストラップを落として失してしまった。「郷愁列車マスコット」シリーズの113系湘南色[www.rakuten.co.jp](※ショッピングサイト)である。
このストラップは実物の113系が東海道線から撤退する直前位に購入して使っていたものだ。7両編成の中間にはちゃんとサロが二両、それも実車同様平屋とダブルデッカーが組み込まれていた。緑とオレンジ色の湘南色の中に組み込まれた銀色ダブルデッカーグリーン車がいいアクセントになって、数多の列車ストラップの中でも特に気に入っていた。それは長男も同じで、帰宅して携帯を机に置くとよくこのストラップをいじっていた。失した事を伝えると、思った通りがっかりした表情。「あれ、気に入ってたのにな」とパパと同じことを言う。
ストラップはなくても特に困らないのだが、ないとやっぱりさびしい。帰宅の途中に某所に寄って探したが、113系はなかった。仕方なく別な電車にしたのだがいまひとつピンとこない。長男も「前のほうがよかったよ。これには二階建てグリーン車ないの?」と不満そうだ。
あまりの不評に嫌気がさしたか、新しく買ったほうのストラップも翌朝自転車に乗っているときに外れて落ちた。幸い気がついたので拾ってつけ直すことができたが、ストラップとしては安くはないのでハラハラものだ。電車マスコットの付いたストラップ本体を取り付ける金具のねじ部分が緩みやすいのが外れる原因。「郷愁列車」シリーズ以外でもこの構成のものは外れやすいようで、以前にもカシオペア車内で買ったストラップが、ホームで電車を待っているときに何もしないのにぽろっと落ちたことがある。何日かに一回は緩んでいないか見て、場合によっては接着した方がいいのかもしれない。
それにしても、残念だぁな、113系。
_ [Home] 父のサングラス
朝、時計代わりにつけておいたNHK教育でやっていたアニメ「ぜんまいざむらい」で、UFOが飛び立つのを見送る人々が一斉にサングラスをかけるシーン*1があった。ほほう、映画「未知との遭遇」のパロディだな。懐かしいね。
「未知との遭遇」はもう30年近く前に父と見に行った、非常に思い出深い映画だ。小学校の卒業式の日だったので、卒業祝いだったかもしれない。
映画の終盤、光り輝く巨大シャンデリアのような宇宙船が降下してくる。あまりのまばゆさに地上で受け入れ態勢を取っていたクルーたちが次々とサングラスをかける。ふと隣を見ると・・・
父もサングラスをポケットから取り出してかけているではないか。
サングラスをかけた父はこちらを見てにやっと笑った。
その父が他界してもう3年経つ。今では自分も父親だが、私の父にはまだまだ遠く及ばないな、と思っている。
*1 名前から分かるとおり、(一応)江戸時代風の設定のアニメでSFではない。が、「何でもあり」な内容なのでUFOが出ようがサングラスをかけようがOKなのだ。