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2008-04-05(Sat) [長年日記]
_ [Mac&PC] Adobe Photoshop Elements 6でひと騒動
これまでiBook(Dual USB/PPC G3 500MHz)で使っていたAdobe Photoshop Elements 2はLeopardでは使えない。楽しみに待っていたElements 6 for Macが4/4に発売になったので早速購入することにしたのだが、これが思いのほかてこずってしまった。- Adobe IDを忘れていた。
いきなりしょっぱなからこれ。過去のAdobeからのメールを漁ったり思いつくメールアドレスを入力するもことごとく蹴られる。 Spotlightで過去の備忘録をさらうと、以前メールアドレスを変えたときにちゃんと手続きをして、固有のIDを自分で振っていた。きちんと手続きをしていた過去の自分は偉いが、それを忘れている今の自分が情けない。 - ダウンロードはJavaアプレットが行う。
IDがわかったので早速購入手続きを開始。記録媒体と言う「物体」にこだわりはないし化粧箱も紙のマニュアルも要らないのでダウンロード販売を選択。ところがダウンロードボタンを押しても白紙のページが出るばかり。しかもSafariのウィンドウが妙な大きさにリサイズされている。
あっ、そういえばSafariの設定でJavaをOFFにしていた。
ダウンロードはJavaアプレットが行うようになっていたのだった。設定を一時的に変更すると、久しぶりに見るコーヒーカップの絵の後にアプレットが起動し、ダウンロード画面に移行した。 - ダウンロードが始まらない!
やっとダウンロードアプレットが起動したと安心したのもつかの間、今度は一向にダウンロードが始まらない。遅い、のではなく全くダウンロードが始まらないのだ。まだ何か設定上の問題があるのかと中止ボタンを押すと、今度はステータスが「中断中」となって再開できなくなってしまう。ブラウザを閉じたりファイアウォールの設定を変更したりいろいろと試してみたが、長時間放置してもアプレットから「断続的にネットワークが切断される」などというエラーが表示されるばかりで、結局この日のうちには1byteたりともダウンロードが進むことはなかった。Adobeストアだと思っていたが実はフィッシングサイトだったのではないか、だまされたのではないかとすら心配になってきたが、発売開始直後の週末の夜でもあり混雑している可能性もあったのでとりあえずこの晩はあきらめて様子を見ることにした。
日が改まって翌日の昼近くに再度チャレンジする。今度はアプレット起動からまもなくダウンロードが始まった。結局リクエストが多かったためらしいのだが、「天下のAdobe様」にしちゃお粗末じゃないのか、だいたいたかがダウンロードでなんで得体の知れないJavaアプレットなんか使わせるんだよ、と愚痴をこぼしたくなった。 - 「無償体験版」は製品版シリアルを受け付けない
ダウンロードアプレットがあまりに無反応なので、Adobeのサイトにある「無償体験版」をダウンロードしてみたところこちらはアプレットによらない「普通のダウンロード」で、あっさりと.dmgファイルのダウンロードに成功した。この体験版は30日無償利用が可能で、シリアルを取得すると製品版として使えるとある。ならば、とこの体験版をインストールして、取得したシリアルを入力してみたが「×」が表示される。不正なシリアルだと言うのである。 サイトを良く確認すると、体験版用のシリアルは別に専用画面で申し込むようだ。結局前述の通り翌日に製品版がダウンロードできたので、体験版をアンインストールしてからまたやり直し。製品版はシリアル入力画面で「30日無料体験」が選択できなくなっていた。結果的に同じ金額を支払って同じ結果を得る訳だから、無理に分けなくたっていいのに、と思った。
やっと起動することができたAdobe Photoshop Elements 6 for Macは、Elements2とは全く異なるアピアランスになっていた。MacでもWindowsでもない、Adobe独自の世界という感じでちょっと面食らう。Exposeeでのウィンドウの挙動もちょっと違う。とはいえこの一ヵ月で、やはり「無いと不便」なアプリケーションなのは身にしみている。徐々に慣れて使いこなしていきたいと思う。