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「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2008-04-29(Tue) [長年日記]

_ [Home] 小田原こどもの森公園 わんぱくらんど

天気がよかったので、家族で小田原に遊びにいった。行き先は妻が小田原在住の知人から評判を聞いていた「小田原こどもの森公園 わんぱくらんど」。

山の中にあるので車でないと行きづらいところだが、連休中にしてはそれほど混雑もしておらず、併設の駐車場にもほぼすんなり入れた。滑り台やアスレチック系の遊具がかなり充実しており、長男も次男も大満足。また、ヤギや羊のいる一角もあり、ポニーに乗ることもできる。

飲み物の自販機や地元小田原の農協関係と思われるジュース、アイスの出張販売もあるが、食事をするところは無いのでお弁当は持参。但し「ゴミは持ち帰り」が原則でゴミ箱が無いので、あまり駐車場から離れたところでお弁当にすると持ち帰りが大変かもしれない。

安心して子供を遊ばせられる公園で、子供たちも「また来たい」を連発していた。我が家のピクニック先として定番化する可能性大。

_ [Rail] わんぱくらんどの「へっつい」

小田原こどもの森公園 わんぱくらんど なかよし号 「小田原こどもの森公園 わんぱくらんど」の園内にはこども列車「なかよし号」が走っている。SL形でスチームを吐く音がするがもちろん本物の蒸気機関車ではなく電動。が、この独特のスタイルには実車が存在する「由緒正しき」機関車なんである。その実車とは熱海駅前に保存されている、熱海鉄道の機関車。志賀直哉の小説中、あまりにボイラーが小さいので「へっつい(かまどのこと)」のようだといわれたその機関車がモデルなのだから、遊園地の乗り物とはいえ馬鹿にできない。小田原城址公園のD52といいこの「へっつい」といい、なかなかやるな小田原市。
乗車賃は片道大人300円、小学生100円。乗るとわかるがかなりの急勾配を上り下りする。この急勾配を最初に体験してしまうと「これは・・・帰りも乗った方が良さそうだ」と思ってしまうのだが、実は園内の道の方はそれほど急なところは無く、3歳児でもいやがらずにのぼって戻れる程度。それでも園内のアスレチック系遊具でさんざん子供につきあったあとだとやはり帰りも乗った方が楽。線路配置は両端の駅部分がリバースループになった単線。丘の上から見るとこのループ部分がまるで模型のように見えて楽しい。運行している機関車・列車は一両・一編成のみの模様*1小田原こどもの森公園 わんぱくらんど

*1 これは一種の遊具であって「鉄道」ではないので当然と言えば当然だが、ジェットコースターなどでも予備車があることも多いので、一編成しかないのはちょっと意外だった。