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2004-10-31(Sun) [長年日記]

_ [Home][Model] 絵本「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」

でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」[amazon.co.jp]という絵本がある。

小さな電車が雪の降る山の駅から菜の花畑に囲まれた海岸の駅までを走っていく話なのだが、途中トンネルを抜けるたびに徐々に沿線の風景と気候が変わっていくところがとてもすばらしい。トンネルには穴が開いていて次のページの景色がちょこっと見え、期待感をそそる仕掛けもある。トンネル内のページでは車内の乗客の様子が描かれ、乗客ごとに一連のストーリーになっている。そしてなんといってもすごいのは、この絵本は「両運」すなわち反対からも読めるということ!

サーチエンジンで同書の名前を検索すると書評がたくさん出てくるが、高い評価が付いていることが多い。子供、特に男の子のいる御両親は一度手にとって見てもらいたい。2歳半〜3歳くらいなら十分面白さが分かると思う。

 なお、同じ作者の仕掛け絵本としてはほかにバス旅行をテーマにした「あめのひのえんそく」と「ドライブにいこう」があるが、私には「でんしゃ〜」が一番面白かった。この2冊にも「でんしゃ〜」の路線が一部出てくるので、買った人は探してみるのも一興か。 画像の説明
  • 作・絵: 間瀬なおかた
  • 出版社: ひさかたチャイルド
  • ISBN: 4893254898
  • 本体価格: 1,050(税込み)
  • 発行日: 2002年1月

_ さて、この「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」だが、今年1月に購入してから子供が読んだのは数回である。

実は大半はパパである私の部屋にある。この絵本を見て鉄道模型がやりたくなったのである。

とりあえず車両はBトレインの足回りにGMのキットを加工した車体を載せることに。レイアウトも「トンネルで四季が変わるもの」や「モジュールごとに風景が違うもの」などいろいろと考えられるがそれは追々。長く遠ざかっていたこともあって工作はなかなか進まないが、絵本の電車をつくろうなんて物好きはそういないだろうし・・。

_ と思っていたら、RMModels 12月号になんと「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」のレイアウトがでているではないか。ジオラマ製作で有名なDDF社が作者・間瀬なおかた氏の監修の下に作成したとのことで、もちろん車両もちゃんと出来上がっている。販売の予定はまだ不明とのことだが、作者監修+プロのジオラマ製作者の見事な作品と、1日30分くらいずつちまちま作っているビギナーの未完成仕掛品では比較にもならず、かなり制作意欲をなくしたのは確か。

とはいえ元は絵本、想像と創造の世界。これまで暖めてきたイメージが私の頭の中で独自の鉄道として具体化してきているので、ゆっくりでもいつか実現してみたいと思っている。