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2004-11-07(Sun) [長年日記]
_ [Model] Bトレイン:熱線吸収・紫外線カットガラスを表現する
Bトレインショーティの東急5080系を組立てている。
最近首都圏で活躍する電車はJR東日本のE231系をベースとしているものが多いが、これらの車両は客室の窓に熱線吸収・紫外線カットガラスを採用している。車内からではわかりづらいが、外から見ると客室窓が暗い緑色なのがわかる。5080系も同様。
これを表現する方法として、MAXON COLOR OVERLAYという粘着シートを使用したところ、予想以上にいい結果が出たので大変気を良くしている。
- 銀座伊東屋で購入。1シート500円ほど
Bトレ用としてはすこしぜいたくな値段かも。 - 色はDIC 401を選択。
DIC401については、刺繍.com DIC色見本[sishuu.com]を参考にしていただきたい。 前日に見た湘南新宿ラインのE231系のガラスを思い出しての選択だが、雑誌などで見るともっと黒っぽいようでもある。
- シートを5.5m幅に切り出し、ガラスパーツの裏から貼り付ける
裏から貼ることで、窓サイズをあまり気にせずに貼ることができる。最初に5.5ミリ幅のテープ状にしておくと作業が楽。
最初は表から貼ってみたが、側板と組み合わせる際に気泡が入ったり、窓の桟を上手く避けるのが難しかったりで、手間の割に見栄えがよくなかった。裏から貼ると予想に反してガラスの厚みも目立たず、仕上がりもよい。注意点としては中央の客室窓すぐ上にある屋根取り付け用の柱を上手く避けるようにシートを現物合わせで切る必要があることくらいか。 - 貼るのは客室窓だけで、ドア窓・運転室窓には貼っていない。
鉄道会社によっては客室ドアの窓まで同じ熱線吸収ガラスにした例もあるようだが、私が見たところ山手線や湘南新宿ラインのE231系ではドア窓は色が薄い。無色あるいは色の薄いガラスを使用しているようなので、ここにはシートを貼らなかった。貼った部分と比較すると違いがはっきりし、効果てきめんである。
_ このOVERLAYシートは半透明でうっすらと向こうが透けて見えるので、目黒線車両の特徴である運転席の遮光フィルムもこれで表現する予定。その用途には黒っぽいDIC 582を購入してある。
なお、遮光フィルムの表現には最初イラストなどで使うトーンを検討し実際にサム・トレーディング社のDESIGN ToNE 85L 50%(網点のトーンではかなり濃い方に入る)を購入してみたが、実際に貼ってみると網点そのものが目立ってしまいあきらめたことも参考までに付記しておく。
熱線吸収ガラスの表現についてのアクセスが増えたようなので、参考までに関連する日付(2004-11-20(Sat))へのリンクを張っておきます。<br>http://tishida.sakura.ne.jp/diary/?date=20041120#p01<br>前面の遮光フィルムへの応用例です。