※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2005-07-11(Mon) [長年日記]
_ [Liner][Rail][Book] 湘南ライナーが登場する小説があるらしい
サーチエンジンで検索していて分かったのだが、湘南ライナーが舞台となっている小説があるようだ。大石圭「処刑列車[ooishikei.jp]」である。
いきなりタイトルからして強烈。ジャンルとしては「パニックホラー」で、著者による紹介文には
とまで書かれている。
これを書きながら、僕は毎日毎日、「どうしたら人がいちばん嫌がるだろう?」ということばかり考えていました。
悪意、悪意、悪意、悪意・・・僕は自分の中に存在するありったけの悪意をこの作品に注ぎ込んだつもりです。
僕のすべての作品の中でも毒の強さは1、2を争います。
とまで書かれている。
_ 実はこのジャンルが一番苦手だ。私の読書傾向から最も遠く離れたところにあるジャンルと言ってもいいかもしれない。小心者なので(苦笑)「悪意」も苦手。残念ながらこの本、ちょっと食指が動かない。
_ しかし、著者による本書の紹介を読んだだけでも、ライナー利用者として興味深い点も結構あるのは間違いなさそうだ。たしかに「あのポイント」で列車が止められたら孤立するよなぁ。仮に映画化した場合でも「あのポイント」ならいい画が撮れるだろう。そもそも有名な撮影ポイントだし。それにしても初出はライナー料金改定前とはいえ、「あのポイント」で乗客が800人もいるかなぁ・・・等など。著者は平塚市在住とのことなので、たぶん身近に走っているライナーにも詳しいであろう。こうなるとやっぱり読んでみたい。
_ なお、私自身は仮に「あのポイント」で列車が占拠されても影響はない(謎) もし私がライナーを舞台に「トレインジャックもの」を書くとすれば、「あのポイント」じゃなくて「あっちのポイント」かなぁ。「あっちのポイント」は映像にはなりづらいけど、心理的圧迫感はずっと上だ・・
_ ・・これだけでもし「あのポイント」「あっちのポイント」が分かった人がいたら結構「湘南ライナー通」かも知れない。いや、間違いなく「湘南ライナー「通」勤者」だな。そんなあなた、私のために怖くない「ライナー小説」書いてみませんか?