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「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --

2007-05-13(Sun) [長年日記]

_ [江ノ電][Rail][Home] 母の日は江ノ電に乗って

ここ数年、「母の日」は妻を子供から解放する日、ということになっている。いつも子供たちの面倒を見てくれている妻と義母という二人の「母」に一日フリータイムを作るわけだ。今年も、二人でお買い物&外食に出かけていった。さて残ったパパと息子たちはどうするか。

長男は電車でどこかに行きたいという。天気もいいし、もちろんパパがこれを拒否するわけもない。次男も2歳になって、長男をはじめて江ノ電に乗せた(初めて「鉄」に付き合せた)年になったことだし、「次男江ノ電デビュー」とするか。

最初の目的地は稲村ヶ崎の鎌倉海浜公園。長男をはじめて江ノ電で連れてきたのはここだった。ベビーカーからおろすと、次男はしばらくは長男を追いかけて芝生の上を走り回っていたが、海が近いと知るとどんどん海岸のほうへ。公園の下は岩場で危険なので連れ戻すがそのたびに「そっちに行きたいんだ!」とばかりに大騒ぎ。最初に来たときもおとなしく公園の芝生で遊んでいた長男とはやはり性格が異なるようだ。それでも、お弁当を食べたり、長男と石碑*1の台座でかくれんぼをしたり、それなりに楽しんでくれたようだ。

その後長男の強い要望(≒パパの希望)もあり、極楽寺に移動。道路から江ノ電の車庫を見る。最近は次男も電車好きになってきて、踏切が鳴ると喜ぶようになってしまった。近所の東海道線の踏切でもそうだが、帰ろうとすると「カンカンカンカン!ゴー!」と言って「もっと電車見たい!」と主張する。大体の場合、一本余計に見せると納得してくれるのだが困ったものだ。誰に似たんだか・・・は言うまでもないだろう(苦笑)

何本か通過するのを見送って、今日のお出かけは終了。

妻は十分に母の日を堪能できたようだが、鉄分の濃い父子もまた十分に楽しんだ一日だった。

*1 逗子開成高校ボート部の慰霊碑。

_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:1501F S.K.I.P.号IIに乗った。

070513 S.K.I.P.号II
稲村ヶ崎〜極楽寺間は1501F 「S.K.I.P.号II」*1に乗車。選んだわけではないがたまたまやってきたのでこれが初乗車になった。
車内は広告がすべて鎌倉世界遺産登録関係の青いものになっており、路線図もS.K.I.P.号専用と思われるものになっていたのが目を引いた。070513 S.K.I.P.号II
はじめてみた時は違和感のあったラッピングもこの日何度か見るうちにかなり見慣れたが、さて、これからどのくらい親しみをもてるか。前面左下のナンバープレートの位置がラッピングの柄に重なるためか、ナンバー表記が右下に変更されている。元のプレート部分が盛り上がっているのでちょっと気になる点だ。ある新聞によれば二代目S.K.I.P.号の運行は2年間らしい。

一方、この日はついに初代S.K.I.P.号 1001Fの姿を見ることがなかった。営業線上はもちろん極楽寺の車庫でも外から見える所にはいなかったので、どうやら連休明けと同時に工場入場と思われる。次に出場した時はどんなデザインになっているのだろうか。
1001Fが「S.K.I.P.号2006」として走ったのは昨年4月1日から一年と約1ヶ月。二代目・1501Fの営業運転開始は5/28〜29頃と言われているので約一週間は二編成のS.K.I.P.号が共に走っていた訳だ。この期間中、果たしてS.K.I.P.号同士の重連は実現したのだろうか?

*1 「S.K.I.P.号II」がいいのか「S.K.I.P.号2007」がいいのかは自分でも決めかねている。公式サイト[www.enoden.co.jp]には「二代目S.K.I.P.号」と出ているので勝手にIIとしているが、MODEMOの製品化時には2007になりそうな気もするなぁ。

_ [江ノ電][Rail] 江ノ電:本日の編成

この日確認できた編成は以下の通り。
--------------------------------------
2007年5月13日
藤沢←→鎌倉

1201F
 
1502F
(明治製菓号)

305F
 
2001F
(標準色・広告なし)

10F
 
2003F
(白・産経新聞広告)

1002F
(20形風塗装)
1501F
(S.K.I.P.号 II)

22F501F

2002F
(標準色・コカ・コーラ広告)
21F
 


※極楽寺車庫内:1101F (500形風塗装)

この日は江ノ島〜腰越間で接触事故があり、藤沢で乗車した列車は約5分遅れで運行していた。極楽寺車庫にいた1101Fが事故に関係したのかどうかは不明。

_ [Home] 母を想う力

帰宅して妻の帰りを待っていると、二階から長男が駆け下りてきた。ママが帰ってきたから真っ先にカーネーションを渡したいのだという。「いま、ピンポン、って鳴ったよね」 鳴ってないよ。パパずっと一階にいたけど、ママはまだ帰ってきてないよ。「えー、帰ってきたよ!」と長男は強く主張する。ほら見てごらん、まだ帰ってきてないから、と道路に面した窓のカーテンをあけるのと同時に、隣家の陰からタクシーが姿を現した。タクシーは窓の前で止まり、妻が降りてくる。

なんと言うタイミングのよさ!

「超能力」なんてものは信じてはいないが、ママに会いたい気持ちが強かった長男には妻の帰宅が予知できたのかもしれないな、とこのときばかりは思った。