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※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2009-06-27(Sat) [長年日記]
_ [江ノ電][Rail] 1501F「サンライン号復元塗装」
2代目S.K.I.P.号だった1501F。出場したらこれも500形風塗装になってしまうのかと思ったら、なんと登場時の「サンライン塗装」に復元されて戻ってきた。某掲示板で見た時はさすがにその情報を疑ったのだが、試運転時の写真が掲載されているブログを見てびっくり。ただサンラインカラーの1501Fが写っているだけなら登場時の古い写真である可能性もあるが、これは確かに2009年の1501Fだ。しいなんずろぐ 江ノ電1501サンライン試運転[www.siinan.com]
- 連結器が自動連結器ではなく密着連結器
- 連結器の上の車体に切り欠きがない
- 乗務員扉後ろに丸い「江ノ電」マーク(登場時は乗務員扉上に四角いマーク)
- 避雷器が円筒形
- クーラー電源の形がかまぼこ型
(後日追記:登場時との非常に大きな違いとして「列車無線アンテナの有無」を忘れていた。普通なら真っ先に気がつくであろうポイントを見落とすあたり、知識の浅さが露呈したと言えよう(苦笑))
実は登場時の実車は見たことがないのであくまでも主観だが、自分のイメージする「サンライン塗装」と比べて赤い帯の色が少し濃いかな、と言うのが第一印象。そんなことより、一生この目では見られないと思っていたサンラインカラーをこんな形で見ることが出来るのは嬉しい限り。ついでと言っては何だが、1000形のオリジナルカラーも一編成くらい復元されないかな。1000形チョコ電と500形チョコ電・・・はウソ電であって復元とは言わないか(苦笑)
ヘッドマークには「復元塗装 サンライン号 since1986」の文字が。なお、藤沢駅には「サンライン号」の運転時刻表が掲示されていた。
_ [江ノ電][Rail] 1101F S.K.I.PIII 「鎌倉ものがたり号」
1101F S.K.I.PIIIに小変化。「第38回日本漫画家協会賞 大賞受賞記念 鎌倉ものがたり号」と書かれたヘッドマークと側面広告が掲載されていた。車内広告もすべて「鎌倉ものがたり」に関するものになっている。鎌倉ものがたりといえば、1001F初代S.K.I.P号はまさにその「鎌倉ものがたり」の絵でラッピングされていたし、二代目S.K.I.P号だった1501F(現サンライン号)も「誕生25周年記念 鎌倉ものがたり号」としてヘッドマークを掲げて走っていたこともあるので、三代目S.K.I.P号が「鎌倉ものがたり号」というのは順当だろう。しかし、ちょうど花のイラストが美しい部分に側面広告が貼られているのはちょっと残念な感じもする。
_ [江ノ電][Rail] この日見た編成(2009/06/27 16:00頃〜18:30頃)
この日確認できた編成は下記の通り。※特記のない車両は標準色(1000/1500形は500形風塗装)・広告なし。
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藤沢← | →鎌倉 |
1101F (S.K.I.P.号III 「鎌倉ものがたり号」ヘッドマーク・側面広告付き) |
1502F |
501F |
2002F (コカ・コーラ広告付き) |
1501F (サンライン号復元塗装・ヘッドマーク付き) |
2003F (明治製菓号2007) |
1002F |
10F |
1201F (500形風塗装・江ノ電丸マークなし) |
2001F |
502F |
21F (湘南ベルマーレフットサルコート広告付き) |
※極楽寺検車区 | |
1001F |
22F |
この時期の江ノ電は沿線のあじさいを見に来る観光客でごった返すので、「鉄」目的では乗車を避けているのだが、1501Fのサンライン復元塗装を見たいがために少し遅い時間に出発。しかしもうあじさいの見頃もピークを過ぎたためか、混んではいたが思った程でもなかった。普通の人は極楽寺で降りれば成就院や長谷寺であじさいを愛でるのだろうが、こちらは極楽寺と言えば「検車区」だったり稲村ヶ崎2号踏切付近の撮影ポイントが目的地。自分で言うのも変だが、わざわざこの時期にここに来てあじさいにはほとんど目をくれないというのもどうかと思う(苦笑)
_ [misc][江ノ電][Rail] 撮影ポイント、なのか?
上にも写真を掲載した稲村ヶ崎〜極楽寺間の稲村ヶ崎2号踏切付近は、まっすぐな道路と線路が平行して走り遮るものがないことから江ノ電の有名な撮影ポイントのひとつである。そこでサンラインを待っていると、カップルが一組、線路奥の民家に入るためのプライベート踏切、というか渡り板に立ち入って、写真を撮り始めた。彼女の方が線路に入って、ポーズをとったりしゃがみ込んでピースサインを出したりしている。
のんびりとした雰囲気の江ノ電沿線でちょっと「雰囲気のある写真」を撮ってみたかったのだろうが、それでも7分程の間隔で電車が来るのだから線路内でそんなにのんきに写真を撮っていては危ないだろう。極楽寺側から来た電車にはカーブを曲がってすぐのところなので、いくら江ノ電がゆっくり走っているとはいえ運転士が発見したときにはブレーキが間に合うとは限らない。幸い、結構な枚数を撮って満足したのか電車が来る前に二人は線路から出て行った。
あれは危ないんだけどなぁ、線路に入っちゃいけないよ、と子供たちにいい聞かせながら他のロケーションを確認し、しばらくして件の場所に戻って来ると、同じ場所に今度は違うカップルが。で、また彼女の方が線路にかがみ込んでピースサイン。
どうやら、ここは我々とは別な意味で「撮影ポイント」だったようだ。でも、線路内は危ないからくれぐれも気をつけてほしいものだ。