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2005-09-21(Wed) [長年日記]
_ [Model][Rail][江ノ電] Bトレイン:塗装変更途中の江ノ電304+354「三色チョコ電」
私の大好きだった江ノ電304+354「チョコ電」は8/28を最後に緑とクリームのオリジナル塗装に戻され活躍中だが、江ノ電のサイトにはチョコ電色→オリジナル塗装への変更途中の画像が掲載されている。上部が緑、腰板部はチョコ電のままという不思議な「半分チョコ電状態」は塗装途中のごく一時の姿だが、ふと「このまま走ったら面白いかな」という考えが頭をよぎった。そこでMODEMOのチョコ電を取出し早速塗装変更を・・・
もちろん、真先に頭に思い浮んだのは安価なBトレインショーティーの江ノ電を塗替えることである。
_ 実車同様チョコ電を塗替えるのが妥当なところだが、単なる思いつきの実行なので出来るだけ手軽に済ませたい。今回は元の塗装を剥さず上から新しい色を吹くことにしたが、茶色を緑で覆うより緑の上から茶色を吹いたほうが隠ぺい性がよさそうなこと、幕板部に緑を吹くにはドア知らせ灯や乗務員ドアの水切などを考慮してマスキングしなくてはならず塗装初心者の自分の手に余りそうだったことなどから、オリジナル塗装モデルの腰板にブドウ色を吹くことにした。ドアも下半分がブドウ色となる(実車チョコ電のドアは全面クリーム色)のがもっとも悩ましいところではあったが割切って作業スタート。割切った甲斐あって塗装は思ったより上手く行きまずまずの出来。塗装変更以外はほとんど手を加えることなく組立てた。
出来上った車両を見ると、悪い意味で「田舎電車」という感じ。何かバランスが悪いというか、センスがない塗装の見本のようだ。実車のチョコ電同様ドアが全面クリーム色ならば少しはましだったのかもしれない。多分江ノ電は思いつきもしなかっただろうが、この状態で304+354が本線に出てこなくてよかったと思った。
_ とはいうものの、この車両を作っているときは実に楽しかった。思いついたモノを気ままに作り、それが形になる楽しさ、実車にこだわらない自分だけのフリーの楽しみといったところだろう。そんなわけで、この編成は配色センスはよくないがお気に入りの一本でもある。私のオリジナル「三色チョコ電」あるいは「抹茶クリームサンドチョコ電」か?。いつか動力化して本当に走らせてやりたい。
ところで、そもそもどうしてこんな「三色状態」になったのだろうか。私は実物の塗装変更というのは一度全部古い塗装を落してから塗るものだと思っていたのだが、江ノ電のサイトの状況を見たところではチョコ電塗装を剥さず上から標準色を塗ったようだ。まさに今回、私がBトレの車体にやったのと同じなのだが、おそらく古い塗装を剥しての再塗装では手間と時間がかかりすぎて、それだけ本線上での活躍の期間が短くなってしまうのを避けたためではなかろうか。後一ヶ月の活躍の間持てばよいと判断したのだろう。
右の画像はチョコ電の乗務員ドア下部だが、茶色がはげた下に緑色が覗いている。もともと304+354のチョコ電塗装は江ノ電100周年記念の一環として1年間の予定で実施されたものなので、この塗装変更の時も一年持てば、と上から塗り重ねたのかもしれない。
右の画像はチョコ電の乗務員ドア下部だが、茶色がはげた下に緑色が覗いている。もともと304+354のチョコ電塗装は江ノ電100周年記念の一環として1年間の予定で実施されたものなので、この塗装変更の時も一年持てば、と上から塗り重ねたのかもしれない。
Bトレイン好きなんですか???
Bトレですが、安価なので気楽に集めたり改造のベースにしています。もっとも、最近は長男が遊んでいることの方が多いですが。