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2008-09-09(Tue) [長年日記]
_ [Home] こおろぎ
長男は学校に「虫かご」を持っていった。昔なら「持ってきてはいけません」と取り上げられそうなところだが、学校からの連絡帳にもちゃんと書いてある。生活科の実習で昆虫採集と観察をするのだそうだ。虫採りなんか学校でわざわざするものか?と思ったが、長男だって自分でトンボを捕まえたのは今年北海道に行ってのことだったし、セミをつかめるようになったのも今年の夏。我々が子供の頃の常識を当てはめようとしても無理があるのだと思い直した。残業中に長男から電話がかかってきて、こおろぎを捕まえたと言う。先生に、虫かご(プラケース)の中に土を敷くなどしてこおろぎの暮らしている環境に近づけるように言われたそうなのだが、採ってきたこおろぎを移せないので帰ったらやってほしい、と言う。「だって、すばやいし、触ったらなんだかぬるっとして嫌だ」。なんだかなぁ。他にやることがないか聞かれたので、えさとしてきゅうりと煮干を入れておけと助言しておいた。しかし、日付が変わる頃帰宅すると、虫かごの中はちゃんと土や隠れ場所となる石が入れられ、結構大きなこおろぎが触覚を振っていた。どうやら自分で対処できたらしい。
翌朝尋ねたところでは、電話の後自分でやってみて何とか移すことができたらしい。昨晩入れたきゅうりがこおろぎの体の倍くらい食われていて、これにはママもびっくりしていた。ママはこれを野菜嫌いの次男に見せて「ほら、こおろぎもこんなにきゅうり食べてるよ」などとやっていたが効果があるのやら。
長男はこのこおろぎに「ジミーちゃん」と名づけたようだ。何でジミーなのか、何で外国人の名前なのかはよくわからない。「ジミーちゃん」は今週いっぱい長男に観察された後、元いた場所に解放されるとのこと。