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2008-09-16(Tue) [長年日記]
_ [Home] 魔女の一撃・その1
会社のトイレで何気なく振り返った途端腰に激痛が走った。いててっ、と声をあげてしまった位。年齢的にもこれはまずい、と思ったのだが歩くことはできる。周囲のぎっくり腰の話を聞くと歩くどころの騒ぎではない痛さだというし、これは軽い捻挫だろう、と判断して席に戻った。多少は痛いが仕事(デスクワーク)ができない程ではない。やるべき仕事は多かったし出張も控えていたので、多少腰を気遣いながらも結局残業までして一日が終わった。
なんとか一区切りついたので帰るか、と床に置いた鞄に手を伸ばした途端、また腰に痛みが襲ってきた。あ、あれ?おかしいな?昼間より痛みが増している。椅子から立ち上がろうとして机に手をつくとそれだけで痛い。ひねったり特定の姿勢を取ると痛いようなのだが、それが具体的にどんな姿勢なのかのイメージがつかめない。そうっ、と立ち上がって腰に響かないように歩いて会社を出た。外から見れば妙に姿勢が良かったのではないかと思うが、内心はとにかく痛みが起こらないでほしいとヒヤヒヤしながらの精一杯のやせ我慢であった。
ここしばらく帰りはライナーに乗らずに普通電車を待って座っていたのだが、この日ばかりは早く座って帰りたい。しかしいつものようには歩けないので通常なら間に合うライナーにも間に合わない。携帯でグリーン券を取って久しぶりのグリーン車帰宅となった。シートに収まった時はほっとした、と言いたいところだが、このときには座るのにもちょっと注意がいる状態。リクライニングを倒すと楽になるかと思ったが、何かを取ろうと起き上がる姿勢になると逆につらかったり。茅ヶ崎で降りるのに、辻堂発車直後から起き上がる準備をしなくてはならない程腰に気を使わなくてはならなかった。
駅からはタクシー。ところがコレが思わぬ難関で、乗車するために腰を屈める姿勢が一番痛いことがわかった。腰痛経験のある運転手さんが言うには、軽い捻挫だと思ってほっておくとどんどん痛くなるから絶対に病院に行った方がいいとのこと。たしかに、昼間からどんどん状況は悪くなる一方だ。
帰宅して這々の体でベッドにたどり着く。が、ベッドに身体をのせて横になるのにまた一苦労。腰掛けたが右足がどうしてもベッドに引き上げられなかったり、ベッドに座ったはいいがそこから横になることができないとか、普段何気なくやっていることができない。何とか横になったときには、既に1時を回っていた。