※湘南ライナー・おはようライナー新宿・ホームライナー小田原 時刻表 はこちら(令和2年3月14日改正まで)
※「きしゃにちゅうい」-- 「汽車」の描かれた「踏切注意」の標識 --
2005-12-07(Wed) [長年日記]
_ [Liner][Rail] ライナー乗車Tips:湘南ライナーの「座る技術」
「通勤電車で座る技術!」[jcom.home.ne.jp]という、着席通勤のためのノウハウを集めた有名サイトがある。(書籍も出ている)
ライナーは500円のエクストラチャージを払うことで通勤時の座席を確保できる座席定員制列車だ。東海道線の場合、通勤時間帯はグリーン券を買っても着席できるとは限らないが、ライナーならばライナー券を購入すれば確実に座れる。
_ しかし人間とはぜいたくなもので、確実に座れるとなると次は「目的地までいかに快適に過ごすか」を考え始めるものだ。そこで、「ライナー乗車Tips」と題して、湘南ライナーを使う上で気がついたポイントを記録していこうと思う。
_ [Liner][Rail] ライナー乗車Tips:「最前列通路側」は避けたい185系使用ライナー
「ドアの前の通路側」は人通りが気になったりドアの開閉ごとに隙間風や騒音が入ってきたりと落着かないのでなるべく座りたくない席ではあるが、185系特急形電車[jreast.co.jp]が使われているライナー(例:12号・14号・16号など)の場合は特に要注意だ。
_ 進行方向最前列の通路側の2席(B,C席)に座ると、「新聞をめくる」「足を組みかえる」などほんの少し動いただけでも目の前のドアが開閉してしまう。うっとうしいことこの上ない。この二席はデッキとの間の自動ドアのセンサの検知範囲に入ってしまっているのだ。そのため、不幸にしてこの席に座ってしまった場合は極力じっとしているしかない。
_ 185系登場当時はドアの開閉にマットスイッチ(足で踏むとスイッチが入る)が使われていたのでこのようなことはなかったのだが、今はドアの上についたセンサで開閉を制御しており、これが問題の原因となっている。185系は車内設備更新で座席が転換クロスシートからリクライニングシートになるなど一層快適になったが、このセンサの件だけは「改悪」だったようだ。
_ たまにドア上についている自動ドアのスイッチを切ってしまう剛の者もいるが、車掌巡回時に戻されたり事情を知らずに後から来た人がドアが開かずに困ったりしてもめる原因にもなるので、これはあまりお勧めできない。私も他に席が空いているならはこの席は極力避けるようにしている。